我楽多屋で買ったモノマガジン更新
田中長徳先生による連載コラム「我楽多屋で買ったモノ・マガジン」を更新しました。
第173回目のテーマは「ライカMD-2とフィルム室シールの事」です。
話題に出て来るライカMD-2は、3月3日付けのブログと連動していますので、そちらも併せてご覧いただければと思います。
それでは、こちらよりお楽しみください。
*閲覧は2014年6月初旬まで。
田中長徳先生による連載コラム「我楽多屋で買ったモノ・マガジン」を更新しました。
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話題に出て来るライカMD-2は、3月3日付けのブログと連動していますので、そちらも併せてご覧いただければと思います。
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*閲覧は2014年6月初旬まで。
がらくたの中から見つけたこのカメラ、最初、「何これ!カッコいい、ちっちぇ~カメラ見つけたぁ~!!」くらいの勢いだったのですが、良く見りゃ「写ルンです」でした(←ちょっと脚色あり…)。
でもこれは、今は無き、APSフィルム使用(仕様?)の写ルンです。実際、さすがに小さいです。
APSフィルムおよび、APSカメラって、このコンパクトさをもっともっとウリにすればよかったのに、製品化されたAPSカメラって、35㎜フィルムのカメラとさほど大きさの変わらないものが多かったんですよね、実際のところ。
それと、カメラのデジタル化の影響をもろに受けて消滅してしまいました。
で、結局は「写ルンです」も、もともとあった35㎜フィルム使用のものだけが残りました。ちなみに、現行品のラインナップはこんな感じ→http://fujifilm.jp/personal/filmandcamera/utsurundesu/ 。
今、手元に35㎜フィルムの写ルンですはありませんが、画像のAPS写ルンですよりは確実にひとまわりは大きいはず、、、
このAPS写ルンです。かつて、サイズダウンしきった頃の携帯電話を彷彿とさせるコンパクトさで、実に手にいいサイズです。
写ルンですの前面に目をやると、レンズの中の方に何か書いてあるので「まさか?レンズ名のわけないよな?」と思って、ぐ~んと寄って見てみました。「FUJIFILM FUJIFILM FUJIFILM 」って3連続で書いてるだけでした。。。
*アローカメラ&我楽多屋のFacebookページ(http://www.facebook.com/arrowcamera)、買取名人について語るブログ「日々買取名人学」(https://camera-kaukau.lekumo.biz/dailymeijin/)も合わせてご覧いただけると嬉しいです。
私、二代目、アローカメラで働くようになって間もない今から20年弱くらい前に、ライカM6を私物として持っている時がありました。
しかし、腕が伴わないので使い切れない~という理由で案外と早々に手放しました。
それ以降は幸いなことに、買取りで入って来るたびに、いろんなライカに触れることが出来ることもあって、ライカを所有しようと思ったことはありませんでした。実に幸いなことでした。
ところが最近、ちょっとライカ熱、いや、ライカスクリューマウント熱が上昇気味。
そのキッカケは、なんと!ニコンのミラーレス機「J1」。
これにマウントアダプターでロシア製インダスターレンズ(ライカスクリューマウント)を付けたのが、その発端。
そのレンズを活かすフィルムボディが、やはり1台は手元に欲しい~という流れです。
この1ヶ月ほどの間に、ライカDⅡやキヤノン・レンジファインダー機などに目移りしたり、レンズも1本増えちゃったりして、、、ここ数日は上の画像のライカMD-2のきったない系に悩まされていました。
低速シャッターが不調、グッタペルカがほとんど剥がれてる。。。そんな状態に魅力を感じ。。。
ただ、基本的にカメラ屋がカメラをため込んじゃいけない~という理論の持ち主ですので、ひとり葛藤していたのでした。何か自分の手元に置かないキッカケが発生してくれないかな~と。
そこへ、なんと長徳先生がこのMD-2に関心を持ってくれたのです。
入荷後のチェックをしながら~どうしようか迷っている段階で、タイミングよく長徳先生がご来店。「こんなのあるんですけどねぇ~」なんて、お見せしたのがキッカケで、「今度の北京行きで、このMD-2を使ってみたいと思うんですけど」と言い出してくださったのです。
これは渡りに船?幸いにも、手元に置いておこうか~という雑念を払拭することが出来ました!
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先日、買取り依頼で持ち込まれた「キヤノンペリックス」。
お越しいただいたお客さんが、お父上から譲り受けたものらしいです。ただ、デジタル使いのそのお客さんには「使い切れない~」、「このままで眠らせてしまうのは勿体ない~」ということで、地元の何軒かのカメラ店に相談したものの断られるところばかりで、うちの店にご相談いただきました。
このペリックス、お父上が就職して初任給で買った思い出のカメラだそうです。今回カメラを手放すにあたって相談したところ、「捨てるのだけはやめて欲しい」と言われたこともあり、なんらかの形で次の活躍をして欲しい~という思いで、ご持参いただけたのです。
実際のところ、レンズには少しカビやくもりがありました。ボディもスローシャッターが不調気味、でもメーターは振れています。細かいことを気にしなければ、現状そのままでもまだ使える状態。
ただ、一般的な中古市場性が乏しいのは事実。買取金額を期待されてしまうと難しいのですが、今回のお客さんは事情を把握されていらっしゃいましたし、それ以上に「勿体ない」というお気持ちだったので、ご理解ご納得のうえ、買取らせていただきました。
最初にいただいた相談電話からわずか数時間、早速に横浜方面からご来店いただけたので、買取り金額も気持ちプラスしちゃいました。
でも、これとは逆に家庭にあるカメラで、結果的には捨てられる運命を辿ってしまうパターンも多いんだろうなぁ~。勿体ない。。。
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このニコンのボディキャップ。その形状は純正品とよく似ていますが、「DESIGN FOR Nikon」という文字に見覚えはありません。
裏面に、型番やMADE IN JAPANなどの記しはないので、「まがいもの」と思って間違いないでしょう。
いくら~まがいものでも、ちゃんとしようよ!って部分があって、取り上げてみました。
まずひとつ、ボディに付ける際の指標がズレてるんです。
本来であれば、キャップの縁にある「〇」印とボディ側にある「〇」印を合わせてハメるのに、上の画像の状態でボディにハマります。「〇」印がずいぶんとズレてますよね。これはかなりイライラしますよ、実際のところ。
で、ここからキャップを反時計回りに少し回転させると、抑えが利くのだけど、その状態が下の画像のように、Nikonの文字が斜めの状態で止まります。
もうこうなると徹底的に「まがいもの」に徹してるって感じで、素晴らしいともいえますけどね。
そういえば、1ヶ月ほど前に「斜に構えてる…」キャップなんてのもありました。
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