我楽多屋で買った    モノ・マガジン

Powered by Six Apart

« 守れ!カメラ遺産 | メイン | APSの写ルンです »

2014年3月 3日 (月)

幸いなライカ見送り

Dscf3954_1280x960

私、二代目、アローカメラで働くようになって間もない今から20年弱くらい前に、ライカM6を私物として持っている時がありました。

しかし、腕が伴わないので使い切れない~という理由で案外と早々に手放しました。

それ以降は幸いなことに、買取りで入って来るたびに、いろんなライカに触れることが出来ることもあって、ライカを所有しようと思ったことはありませんでした。実に幸いなことでした。

ところが最近、ちょっとライカ熱、いや、ライカスクリューマウント熱が上昇気味。

そのキッカケは、なんと!ニコンのミラーレス機「J1」

これにマウントアダプターでロシア製インダスターレンズ(ライカスクリューマウント)を付けたのが、その発端。

そのレンズを活かすフィルムボディが、やはり1台は手元に欲しい~という流れです。

この1ヶ月ほどの間に、ライカDⅡやキヤノン・レンジファインダー機などに目移りしたり、レンズも1本増えちゃったりして、、、ここ数日は上の画像のライカMD-2のきったない系に悩まされていました。

低速シャッターが不調、グッタペルカがほとんど剥がれてる。。。そんな状態に魅力を感じ。。。

ただ、基本的にカメラ屋がカメラをため込んじゃいけない~という理論の持ち主ですので、ひとり葛藤していたのでした。何か自分の手元に置かないキッカケが発生してくれないかな~と。

そこへ、なんと長徳先生がこのMD-2に関心を持ってくれたのです。

入荷後のチェックをしながら~どうしようか迷っている段階で、タイミングよく長徳先生がご来店。「こんなのあるんですけどねぇ~」なんて、お見せしたのがキッカケで、「今度の北京行きで、このMD-2を使ってみたいと思うんですけど」と言い出してくださったのです。

これは渡りに船?幸いにも、手元に置いておこうか~という雑念を払拭することが出来ました!

Dscf3969_1280x960

 

*アローカメラ&我楽多屋のFacebookページ(http://www.facebook.com/arrowcamera)、買取名人について語るブログ「日々買取名人学」(https://camera-kaukau.lekumo.biz/dailymeijin/)も合わせてご覧いただけると嬉しいです。