我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2013年7月

2013年7月14日 (日)

じぇじぇじぇ!

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昨日のこと、並べたばかりのMIRAXの110カメラをお買上げいただいたお客さんがいらっしゃいました。

ハッキリ言って大したカメラじゃないんですが、元箱付きで未使用っぽい状態だったので、値付けをして並べながら、あのお客さんが買って行かれそうだなぁ~などと思っていました。

そしたら、その数時間後、そのお客さんがタイミング良くご来店。案の定、お買上げいただきました!

しかし、私の推測通りであった自己満足を上回るような出来事が発生します。

「実は~」なんて、私の推測通りだったことをお話ししたところ、おもむろにお客さんがカバンから取り出されたのが、上の画像にあるカメラ。

じぇじぇじぇ!

このビューファインダー、見覚えある方もいらっしゃるかもしれません。1ヶ月くらい前に我楽多屋のウインドウに1~2週間は並んでいましたし、私も自分のX10に付けて遊んだりしていましたが、、、これには敵いません。

「この前にいただいていったファインダー意外と使えてますよ。見やすくて~」とおっしゃられてますが、その見た目にインパクトがあり過ぎでしょう!!!

レンズより大きんじゃないかぁ!?というレベルです。

2013年7月13日 (土)

カットモデル

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半蔵門にある日本カメラ博物館にて、カメラQ&A「カメラがわかる展」という特別展をやっています。

子供や初心者にも分かりやすいように、かなり基礎部分からの解説もされているようです。実際に私もまだ見に行ったわけではないので、詳細はウェブでチェックしてください

なのに、なんで案内などしているのかというと、この特別展の告知に使われている画像がニコンF3とキヤノンF-1のカットモデルでして、とても魅力を感じたからです。

これらのカメラが登場した頃に、メーカーのPRか何かで目にした人もいらっしゃるでしょうが、私は見ていないので、、、

実際、会場にカットモデルやスケルトンモデルの展示もされているようです。

  • 日本カメラ博物館 特別展 カメラQ&A「カメラがわかる展」
  • 2013年6月25日(火)~10月20日(日)
  • 毎週月曜休館(祝日の場合は翌日の火曜休館)
  • 10:00~17:00
  • 入場料:一般300円 中学生以下無料
  • 千代田区一番町25番地JCII一番町ビルB1
  • http://www.jcii-cameramuseum.jp/

2013年7月12日 (金)

シリコンカメラケース

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1週間ほど前にカメラカースについて話題にしましたが、コンパクトデジカメ用のこんなシリコンケースがあります。

それもメーカー純正じゃなくて、社外品。

フィルムカメラであれば、専用以外のカメラでも、多少の形状の差なら誤魔化して使えたりするものですが、デジカメの場合は、そういうのも難しそう。

液晶画面のサイズ・位置、操作ボタンの形状などなど、機種によってかなり差があるし、新型がドンドン出てしまうので、用品メーカーさんもよく作ったものだと思います。

ところで、このETSUMI製FUJI FinePix F11用(F10にも使えるそうです)。今から8年も前の製品でして、いつだか、がらくた整理中に出て来て我楽多屋に置いているのですが、もう2~3年ずーっと残っています。(ちなみに@100円也:新品定価は2,800円)

2013年7月11日 (木)

PENTAX

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大人の事情にはいろいろあるようで、今月初め、ペンタックスリコーイメージングさんから、社名を8月以降「リコーイメージング」に変更するとの発表がされました。

引き続き、ペンタックスブランドのカメラの製造販売は行われるものの、社名から「ペンタックス」の文字が無くなってしまうということです。

古くからのペンタックスファンの中には、悲しむべきこと…と落胆している人もいらっしゃるようですが、これは大人の事情、シッカリと受け止めなければなりません。

でも思えば、2008年にペンタックスがHOYAに吸収合併された時点で、ペンタックスの名前は社名から一度消えてしまっているんですよね。HOYAの一事業だったわけですから。

当時の取扱説明書か何かがあれば確認したいところなんですが、株式会社HOYAと書かれているハズ。それが、2008年3月~2011年7月まで続きました。

で、リコーとの合併に際して(厳密には3ヶ月ほど先だって)、社名に「ペンタックス」が復活していたわけなんですよね、実は。

*もともと社名は「旭光学工業」(2002年まで)であって、ペンタックスは社名じゃないじゃん~!ってツッコミは無しにしてください(笑)。

 

*アローカメラ&我楽多屋のFacebookページ(http://www.facebook.com/arrowcamera)、買取名人について語るブログ「日々買取名人学」(https://camera-kaukau.lekumo.biz/dailymeijin/)も合わせてご覧いただけると嬉しいです。

2013年7月10日 (水)

いざ鎌倉

先月6月より「毎週水曜日を定休日」とさせていただきましたので、本日10日は休業いたします。よろしくお願い申し上げます。

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いちおう定番化したと思われる「先週撮ったもの行ったとこ」。

今回は「鎌倉」。

平日にのんびりといいですね~と言われそうですが、目的は10数年ぶりに再会する知人の経営するカフェでランチをとるのと、私が30年来敬仰する源頼朝公のお墓参りの二つのみ。

あっ、ちょうどその2ヶ所の中央に位置する、鎌倉と言えばここ!の「鶴岡八幡宮」にも立ち寄りましたけどね。

Hati Ooi

Ohaka

Hei

これはお墓へ向かう途中にある塀に囲まれた空き地。2年程前に来た時も同じような空き地でした。いよいよ、塀の上にも草が生えてきていたのに侘びを感じました。

 

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2013年7月 9日 (火)

コシナ研究会

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コシナ研究会という同好会がこの日本に存在しており、その発生起源は、毎月第4土曜日に我楽多屋で行なっている田中長徳先生のトークショーの前身ともいえる、それ以前に開催した「長徳先生との懇親会」の時なんです。

そこに現会長と副長が偶然に居合わせて、コシナ研究会が発足されたのです。

嬉しいことに、そういうご縁を大切に考えていただいており、毎月1回の会合を四谷荒木町近辺で開催されています。その前に我楽多屋で集合されてから、近隣の会合場所へ移動。時として、会合後にも我楽多屋に寄っていただいている、コシナ研究会及びそのメンバーの方々なのであります。

さて、画像のカメラ。手前の2台、ネームが記されているように「COSINA」の「C1S」というカメラなのですが、片方が初期型で片方が後期型だというのです。

どこが違うのかと言うと、ボディに記された「COSINA」の書体が違う~って言うんですけど、ほとんど同じにしか見えない。(レンズキャップの文字ではないですよ)

で、片方は、その下方に小さく「MADE IN JAPAN」と書かれているというのです。こちらは確かに分かる。(左側のカメラ)

これをうかがった時点でもうお手上げですね。深すぎる~。

しかし、こういう貴重な情報も、どこかで受け継いで行かないと情報が絶えてしまいます。コシナに関しては、貴重な同好会。

ちなみに、上の画像で「C1S」の後ろにあるカメラは、どことなく似ているという理由で置かれているロシア製「ZENIT 212K」。 

さて、ディープな部分ではなくて、このカメラのペンタプリズム付近のデザインを真上からみると、
実に特徴的なデザインをしています。コンパスで描いたようなキレイな弧がなんとも素敵です。

私なんぞは、このレベルの楽しみで満足。

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2013年7月 8日 (月)

V.S 神田写真展

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神田神保町にある「檜画廊」で行われる、神田がテーマの写真展「V.S 神田写真展」。

出展されるのは、うちのお店もお世話になっている田中長徳氏、飯田鉄氏、中藤毅彦氏のほか、中藤氏と同じニエプスメンバーの石川栄二氏、森田剛一氏、5人の作家さんです。

どんな作品が展示されるのか、今から楽しみです。

  • 「V.S 神田写真展」
  • 様々な表情を併せ持ち、今も人々を惹きつけて止まない多面体の街「神田」を、飯田鉄・石川栄二・田中長徳・中藤毅彦・森田剛一、5人の写真家がそれぞれの視点で捉える。
  • 2013年7月22日(月)~7月27日(土)
  • 11:00~18:30 最終日は16:30閉廊
  • 写真家:飯田鉄・石川栄二・田中長徳・中藤毅彦・森田剛一(50音順)
  • 檜画廊 http://hinokigarou.jp/web/
  • 東京都千代田区神田神保町1-17 TEL 03 (3291) 9364

 
このDM。先日、飯田鉄氏が直々に持って来てくださったのですが、DMのデザインが洒落ているのでよく見ていたら、1点あることに気付いたので、「飯田先生、お名前の級数が一番大きいんじゃないですか!?」と聞くと、「いやいや、文字数少ないからバランス取ってるだけでしょ。それより、長徳さんは上に「神」って付いてるよ(笑)」と切り返されてしまいました。

また、長徳氏はご自身のブログで、この写真展について、このようにコメントされていらっしゃいます

2013年7月 7日 (日)

あけちゃいました

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昨日6日、関東甲信地方の「梅雨が明けたらしい」と気象庁が発表しましたが、その「明けた」じゃなくて、「開けた」方の話です。

古~いフィルムが未開封のまま出てくると、開けてしまうのが勿体なくて、今まではコレクション用にどうぞ~!的な値札を付けて、開けずに並べちゃっていましたが、今回は何故か開けてみたい衝動に駆られて開封してみました。

犯行の動機はパトローネのデザインがどんなのかな?よりも、どんなフィルムケースに入ってるんだろうか?を知りたくて。

さて、箱を開封すると、今でもブローニーフィルムがそうであるように、遮光性の高そうな袋に密封されていました。

じゃあ、ケースには入っていないのかぁ?と思いきや、袋の中で緑色のプラスティック製ケースに入れられてました。しかし、何故かキャップはされておらず、キャップ(薄い緑色)は底側に被せてありました。

使用期限が1972年7月までのこのフィルム。1969年生まれの私には、記憶のない包装の仕方をされていましたが、当時はこういうの多かったんでしょうか。なぜ、キャップは底に被せられているんでしょう、不思議なんですが。

でもって、箱の蓋の折り返し部(ベロっていうんでしょうか)、その部分にわざわざイラストでキャップを被せましょう~みたいな矢印で指示してるんですけど、、、

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2013年7月 6日 (土)

フィルターケース

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ハッセルブラッドのフィルターケースです。

最近のCFレンズ用のB60サイズではなくて、旧Cレンズ用のB50サイズ。

フィルターケースと言っても、フィルターの前後にそれぞれカバーをする感じ。取り付けはバヨネット式。で、フィルター枠の側面は露出したままです。

この形状、フィルターケースとして、他のサイズのフィルターを収納するなどの汎用性はありませんが、B50サイズに限定すれば、機能的というか合理的な造りをしています。

枠の側面が露出しているので、フィルタータイプの刻印が容易に確認出来て判別しやすいし、フィルターを出して(外して)しまえば、前後カバー同志をハメ合わせて薄く収納出来てしまうのです。

この手のケースは他では存在していないんじゃないかと思います。こんなところにも高級機ハッセルブラッドのこだわりを感じますね。

 

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我楽多屋で買ったモノマガジン更新

田中長徳先生による連載コラム「我楽多屋で買ったモノ・マガジン」を更新しました。

第165回目のテーマは「リットルニコンのファインダーはF3クラスです」。

こちらより、お楽しみください

*閲覧は2013年10月初旬までです。