我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2011年3月

2011年3月15日 (火)

ニコンF5の

P484 
ニコンF5には失礼な話ではありますが、F5用のマルチフォトミックファインダーDP-30と、先日話題にしたニコンF用のアイレベルファインダーとを比較して、こんなにも有りがたみが違うのか!?と思ってしまいました。

同じような色・形、目的も同じものなのに、ニコンFアイレベルファインダーには何ともいえない存在美すら感じられるんですが。。。

ただ、この偏った見方は、多分にクラカメよりな判断なのでしょう。素人さんにすれば、大きさも重さもF5用DP-30の方が勝っているのだし。

さて、F5用DP-30ファインダーの名誉のために、少し見方を変えると、一緒に写っているニコンFM10の価格は35-70mmズームレンズ付きで50,000円。FM10はニコンフィルムカメラのエントリー機種として、1996年に発売され、今では数少ない新品で買えるフィルムカメラです。

それに対し、F5用DP-30ファインダーのは55,000円。それだけでは、写真を撮ることも出来ないのに、FM10より高値なのです。どうです?すごいでしょ!ちなみに、F5の本体価格は325,000円(DP-30ファインダー含む)でした。

ところで、中古価格の比較をしてみると、FM10は1万円以下のウン千円で手が届くのに対し、F5用DP-30ファインダーはというと、必要な人には程度が良ければ、1万円以上の値付けが可能です。

が、、、これだけでは写真が撮れないゆえ、F5本体が無い人には見向きもされない可能性もあり。。。あっ、まずいまたマイナスな話題に。。。

*上記の新品価格は2000年6月のニコンプライスリストによる。

 

再び営業について

日曜日のブログで通常営業を行なうことを記しましたが、電力供給に関する問題が発生している現状を踏まえ、本日(3月15日)以降の営業について、以下のように考えています。

買取りのアローカメラ、我楽多屋とも休まず営業いたしますが、閉店時間を1~2時間ほど繰り上げさせていただく場合があります。

また、営業中も店内の照明を半分ほどにさせていただく予定です。

ご了承のほど、よろしくお願い申し上げます。

2011年3月14日 (月)

ブローニーのフィルムケース

P485 
正月に撮影したブローニーフィルムの現像をやっとしました。その仕上がりを引き取りに行った際、Yバシカメラさんのレジカウンターで見つけたものです。

ブローニーフィルムが1本入る黒いプラスチック製のフィルムケース。

商札に「ローライ」と書かれていたし、どうやら、ローライブランドで売られているフィルムに使われているケースと同様のものが単体で販売されていたようです。

ひとつ210円という価格は高いような…。でも、撮影済みのフィルムを持ち歩く時には便利かもしれませんね。ただ、「限定品につき、残り僅か~」と書かれていました。

そして、先程、急に思いついたことがあります。我楽多屋でブローニーフィルムのバラ売りもしようかと!先月話題にしましたが、セット売りのフィルムばかり売られているので、ちょっと1本だけ~の買い方が出来なくなっています。

フィルムはじめました」で一昨年春から、135ミリフィルムはちょこっとだけ置きはじめているので、近々のうちに、ブローニーフィルムもラインナップに加えようかと思います。フィルムの種類は、カラー、モノクロ、リバーサル…何になるかまだ決めていませんが。

2011年3月13日 (日)

X100とEDX

P481 
木曜日の出来事。用事があって、新宿西口Yバシカメラさんに行きました。

「そうだそうだ、ついでにフジの新製品「Fine Pix X100」(3月5日発売)を見て帰ろう!」とカメラ売り場に立ち寄りました。

売り場をほぼ一回りして、X100の展示コーナーに辿り着きました。すると、手に取って操作している人がいました。良く見ると、黒いジャンパーを着た店員さんでした。何やら、接写してみたりしています。

ならば~と、他のカメラを見て数分後に、X100の所に戻ると、また別の人が見ています。しかし~白いベストを着た…これまた店員さん。

店員さんに気を遣う必要もないので、「見せてください」と言えばいいんでしょうが。。。しかし、何でしょう?店員さんも興味深々なんでしょうか!?

で、結局昨日は触らず終い。

そして、店に戻ると、こんな箱付きのカメラがありました。その名は「FILM CAMERA EDX」。少し前のデジカメチックな箱に入った、一眼レフ風なコンパクトじゃないほとんどトイなフィルムカメラ。

X100とは似ても似つかない(いや~どっか似てる?)カメラではありますが、別のジャンルのカメラに似せている風なところに不思議な共通点を感じた次第です。

過去のブログも参考にどうぞ。

2011年3月12日 (土)

通常営業

P482 
本日も通常営業いたしました。そして、明日(日曜なので17時閉店)もその予定です。

余震などの不安が残っているうえ、被害に遭われた方のことを考えると心が痛むのですが、通常営業するのも私どもの努めかと思います。

そんな中、ご遠方からの買取り依頼も、ご来店の買取り依頼(上の画像:ペンタックスS2ブラックのキレイなの)もありました。我楽多屋へご来店いただいた方もいらっしゃいました。

また、福岡や岡山、名古屋などご遠方から、見舞いのメールもいただきました。ありがとうございます。

明日からブログ内容も通常更新したいと思います。

 

地震

昨日11日発生した地震、東京四谷もかなり揺れました。

我楽多屋の品物もかなり動いたり、倒れたり、一部落ちたりしましたが、被害と呼べるほどのことではなく、大事に至りませんでした。

徒歩帰宅中に寄っていただいたMさん、帰宅後(実はご近所)にわざわざ足を運んでいただいたIさん、ご心配いただき誠にありがとうございました。

また、被害に合われた方、地域の方のことが気掛かりでございます。

2011年3月11日 (金)

マミヤのキャップ

P475 
マミヤの二眼レフのレンズフロントキャップです。

このキャップだけが出てくることはそうそうないのですが、まとめて買取ったがらくたの中から、輪ゴムに留められて4つも重なって出て来ました。

そういえば、数日前のこと、我楽多屋に来られたお客さんにマミヤ二眼レフのキャップの在庫を聞かれました。その方が探されていたキャップが、フロントキャップだったのか、リアキャップだったのか忘れてしまいましたが、私から「ボディキャップも時々は見掛けますよ~」なんて、余計なことを言ったことしか覚えていません。。。

そのお客さんはあまりお見掛けする顔ではなかったので、次にご来店いただいても、こちらからお話を振ることは出来そうにありません。もし、このブログをご覧になっていたら幸いなんですが~。

第56回 得?or 特?

P476 
「どうかしてよ(笑)…フィルムAF一眼大衆機@500円」

今回は ↑ こんなタイトルで行ってみます。

新品当時は数万円はしたものです。それも僅か10年くらい前の話。しかし、今のご時世、このクラスのカメラを使う人たちは、ほとんどがデジタル派。

なので、キレイに使われていた(もしかしたら、使われずに放置されていた)ものだって、下手をすればゴミ扱いされてしまう可能性大。それはあまりにも忍びないので、何とかリサイクル(=生きる道)を見つけてあげたいもの。

フィルムで撮影するという点では、十分に高性能なカメラなんですよ。

今回、救済をお願いしたいのは、ミノルタαSweetが2台、キヤノンEOS-Kissが3台の計5台。いちおう動作確認済み。救出後の使い道はお任せ致しますので、「予備機」「キャップ代わり」でもかまいません(笑)。

いつものように、我楽多屋ご来店早い者勝ちです。

2011年3月10日 (木)

仕舞う楽しみ

P462 
最近、「見る楽しみ~」という観点で、クラシックカメラが取り上げられたり、語られるようになったことは、喜ばしいことですが、フィルム消費という点では淋しいことでもあります。

ところで、「仕舞う楽しみ~」という観点で、カメラについて取り上げられたり、語られるのは、まだかと思います。

「何?仕舞うって」とか、「仕舞うなんて淋しい…」という見方もあるでしょう。

でも、例えば、110カメラにとっては、使用するフィルムがいよいよ入手が困難になって来た現在、持ち歩こうにも撮影が出来ない~のです。

ならば、格好良く仕舞い込むアイデアもありではないか!ということ。

今日の画像は、ペンタックスオート110セットをアクセサリーケースにキレイに収納してしまった例です。15cm×20cm×10cmくらいの小さなケースで足りてしまうんですね。自分なりに適当な入れ物やクッションを見つけて、収納するまでの楽しみもありそう。

でも、やはり、その蓋を閉めて、押入れに仕舞い込んでしまっては淋しい結果になるので、時々、蓋を開けては、ニヤついたり、いじってみたりする必要が出て来そうですね(笑)。

2011年3月 9日 (水)

PENのフード

P473 
オリンパスPEN(ペン)というと、今ではマイクロフォーサーズマウントのデジタルカメラとして、いや、、、宮崎あおいがCMしているデジタルカメラとして知名度が高いですよね。

しかし、元はと言えば、1959年に登場したハーフ判のコンパクトフィルムカメラの名称です。こちらも、中古市場では根強い人気を保っています。

そして、その専用フードが稀少性高いこともあり、いいお値段で売られています。

昨日話題にしたニコンFのアイレベルファインダーは「ボディよりも高いファインダー」でした。今日話題のペンのフードは「ボディよりは高くないけど」、ハイレベルな商品価値ある逸品です。

でも、程度悪いペンのカメラ本体と比較すれば、フードの方が高い!ということも十分に有り得ますね。

こんな小さくて、特に凝ったデザインでもないのだけど、見るだけで、なんだかありがたい気持ちになってしまえます(笑)。

ただ、レンズへの装着はネジ込みでもなければ、締め付けることも無し、、、ちょこっと被せるだけ。これでは持ち歩き中に落す可能性大で、恐ろしくて持ち出せないのが現実的なところです。

こちら(過去のブログ記事)も、どうぞ→http://arrow-camera.weblogs.jp/blog/2009/01/post-8402.html