我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2009年12月

2009年12月18日 (金)

カメラ雑誌1月号発売

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出版業界も年末スケジュールということでしょうか、毎月20日発売のカメラ雑誌各誌、今月は本日18日が発売日です。

新年号でもあり、新連載などもあるのですが、今回は各誌に付録で付いてくるカレンダーを簡単に説明してみます。年に一度のことですしね!上の画像にも、私がパッと見た印象で選んだ1ページを開いて写しておきました。

日本カメラは、2009年日本カメラフォトコンテスト入賞作品から12作品選んでカレンダーにしています。統一のテーマはないので、月替わりでいろんな作品が楽しめる感じです。作品が採用された人は嬉しいでしょうね!

アサヒカメラは、恒例の岩合光昭さんの猫カレンダー。毎年これが欲しいためにアサヒカメラ1月号を買う人も多いと思います。私も猫好きなので毎年楽しみにしていますが、毎年、誰かにもらわれて行って、カレンダーは手元に残りません。。。

月刊カメラマンは「FLOWER」がテーマ。プロカメラマン4人の作品が各月楽しめます。3誌の中ではサイズも一番大きくて紙厚も立派、本誌の値段が650円ということを考えると、かなり割安感が大きいですね。

2009年12月17日 (木)

買取名人サンタ

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クリスマスまであと僅か。この歳になると、だからといってワクワクすることもありません。ただ、街中がクリスマス一色に彩られたりしているのをみると、うちの店も少しはそれっぽくしないといけないのかな・・・などと、ミーハーなノリで、、、

5年ほど前でしょうか、クリスマスの飾りつけに使ってから仕舞い込んでいたツリーなどを出してみました。その中にあったメロディーに合わせて腰を振るサンタクロースの置き物が、うちのアルバイトの発想でこんな感じになりました。

「買取名人サンタ」です。

立体の顔を作るのは大変なので、名人の似顔絵イラストを貼り付けているだけですが、手で抱えた箱にカメラ(ミニチュアだけど)が数台入っています。子供にプレゼントを配るのがサンタクロースの仕事ならば、買取名人サンタは不要なカメラを集める(買わせていただく)のが仕事というわけで、、、カメラを集めて抱えているようです。

店の入り口で皆様のご来店をお待ちしております。

折しも、銀座では15日にアメリカの服飾店「アバクロ」がオープンし、オープン当日までの数日間、ストアモデルと呼ばれるイケメンたちが店頭に立って、街ゆく人に話しかけたり、記念撮影に応じていたらしいです。そのイケメンなストアモデルたち、オープン後は、店内を小粋に歩き回って挨拶したり、BGMに合わせて踊ったりするそうです。商品の説明やレジなどの業務は一切しないそうです。

ちなみに、我楽多屋では、時々、買取名人が店内をウロウロと歩き回って、何か話しかけたりするかもしれませんが、ご了承ください。

2009年12月16日 (水)

レンズの中に

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入荷したレンズの検品中の出来事です。クモリやカビをチェックしようと、天井の明りに向けてレンズをかざした瞬間、何かがレンズ内を横切りました。

んんん?と思って、改めて、覗いてみたけど何も見当たらない。。。でも、レンズ自体はかなりキレイ系。

実は前日の閉店際、店先で北西の空に、青く、いや、緑っぽい火花のようなものが水平に流れたのを一瞬見ました。それが、流れ星なのか何なのか全く分からず、ネットで検索などしてみましたが不明のまんま。そんな不思議な体験をした翌日だったので、なんか自分の目がおかしいのか!?なんて気もしてきて。。。

話をレンズに戻します。どうも気になるので、レンズを振ってみたらカラカラと音がしています。しばらく振っているうちに、チラチラと動く黒いモノを発見。犯人は画像にあるように、小さなネジでした。。。

しかし、レンズの中でどうして外れたのか?

 

コンテスト受付終了

先月から応募を受付けておりました「学研フレックス・カスタマイズコンテスト」、昨日12月15日をもちまして、受付を終了させていただきました。ご応募いただきました皆様、誠にありがとうございました。

これから、私どもの方で公平な審査をさせていただきまして、年内を目標に優秀作品の発表をさせていただく予定です。

発表は当ブログ及び、我楽多屋店内でも予定しております。

それでは、お楽しみに!!

2009年12月15日 (火)

フジの645

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上の画像を見て「あれっ?」と思った人は、かなりのフジ645通!!

カメラはGS645Sワイド60なのに、それに付いているフードはGA645Zi用のもの・・・。そこまでは、ちょっと見れば、表記されているので分かるのですが、、、このボディとフードの組み合わせは、そのままでは付かないのです~という
ところまで見抜いていたら、フジ645通!というわけです。

レンズのフィルター径は49ミリで、フードのレンズへの取り付けはバヨネット式(内径52ミリ程)なので、そのままでは付くはずが無いのです。

じゃあ、どうやっているかというと~。少々キツめですが、49ミリ-52ミリのステップアップリングにフードを押し込むことが出来るのです。ただ、そのままレンズに付けるとレンズガードに干渉してしまうので、1枚フィルターを付けると、かさ上げされて干渉しなくなります。

ところで、このGA645Zi用のフードはプラスチック製ですが、こうやって見るとかっこいい形をしていますよね!他のカメラでも、今回紹介した方法でドレスアップに使えそう!!

2009年12月14日 (月)

Leica MPD!?

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長徳先生のブログにも時々登場しているライカMP突撃隊長ことSさんから、こんな便りが届きました。

(以下、抜粋)

先日のシドニーの時に持参していたのですが、お見せするのを忘れていました(汗)、、、

今、こんなの使っていますよ。Leica MPDです!!

裏の液晶はテープで塞ぎ、「その場で画面確認」出来ません!又、今のデジカメには珍しく、ファインダーが付いています。フィルムカメラでは当たり前だった、この画面確認がすぐ出来ない。これ、非常に重要だと思います。

仕事上、現在はスタジオではカメラとPCを直結し、画像を毎日垂れ流していますので、いかに「すぐに画像がその場で確認できる事」に慣れてしまったのかを、このカメラを使うと痛感します。

(抜粋、以上)

さて、誤解無きように。このカメラの正体は「ヤシカ EZ-F521」というデジタルカメラです。

私も雑誌の新製品情報のページでチラッと見かけて、なんとも、フィルムカメラなスタイルをしているので、、、少し気になってしました。マミヤ6かマミヤ7か?そんな雰囲気なので、ずいぶん大きなイメージを勝手に抱いていたのだけど、実際は110mm×48mm×66mmというから、手に収まるサイズでした。

詳細はヤシカや、デジカメWatchなどのサイトで確認してみてください。メーカー自体も、レトロなデザインやフィルムカメラのような操作性を意識しているようです。

突撃隊長Sさんもコメントされているように、何よりもファインダーがあることが、「写真を撮る」という行為に大きな影響を与えるのは事実だと思います。

あと、デジカメWatchの記事中にありましたが、「ぐにゃり写真」なるモノも気になりました。シャッターを切る瞬間にカメラを激しく振ると画像が歪むらしいです。

2009年12月13日 (日)

お父さん、僕・・・

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このブログで度々話題にさせていただいている銀塩親子の息子さんは、今、中学一年生。学校で福祉施設へ訪問するという課外授業があり、カメラ写真好きの息子さんは、結果報告の新聞作りのための写真係に任命されたそうです。

そのことをお父さんに話した時、息子さんはこう言いました。「お父さん、僕、フィルムカメラを持っていく」と。

それを聞いたお父さんはビックリしました。撮影ミスもあるだろうし、新聞作りの後工程を考えたら、デジタルの方が良いでしょ・・・と。しかし、息子さんは「僕、デジカメの使い方、よく分からないし・・・」と。

で、お父さんは息子さんが使い慣れたペンタックスのESⅡに、室内での撮影を考慮して、明るめのレンズであるタクマー50ミリF1.4を付けて、ISO400の36枚撮りフィルムを装填して、送り出しました。シャッターを切りすぎる傾向にある息子さんに、「フィルムは2本で抑えなさい」と、36枚撮りをもう1本持たせたました。

結果、それでも手ブレなどのカットもあったようですが、子供なりの視点からの臨場感あるカットも見い出せたそうです。

息子さんのこの心意気!?我々大人も見習わないといけないですね!

*上の画像はイメージ画像です。カメラは文中のESⅡではなくて、ペンタックスESです。

2009年12月12日 (土)

姫路城

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中学校の修学旅行で一度だけ訪れたことのある「姫路城」。子供ながらに、その大きさや巧みな構造だけでなく、美しさにも感銘を受けた記憶があります。

昨夕、夕刊で見てビックリした記事が上の画像。すでに着手された改修工事、来春から始まる天守閣を覆う巨大な工事用建屋の壁面に、実物大の天守閣を描いてしまうらしいのです。工事期間中に姫路城を訪れても、本物の天守閣を見ることは出来ないから~ということなんでしょうが、、、正直、どうかな~?と思ってしまいました。なんか子供騙しのような・・・。イラストで我慢してなんて。

私には子供の頃に刻まれた、姫路城の勇姿が記憶にありますから、イラストでは、そんな感銘を受けられるわけもない、と思ってしまいます。それに、東京四谷からは遠すぎて見に行くのも大変なことで。。。

改修工事は2015年までの予定。逆の見方をすれば、その間しか、この摩訶不思議な天守閣は拝めないわけで、各地から撮影目的でカメラマンが集まる!?なんてことはないでしょうね。。。

情報を詳しく見ていたら、興味深いことがありました。天守閣を覆う工事用建屋には、エレベーター付きの見学スペースも用意されているそうで、天守閣上層部の外観を間近に見られるようになるらしいです。これは貴重な体験が出来るのかもしれません。

2009年12月11日 (金)

銀塩写真展「芭石鉄路探訪記」

Tamura

自称風景鉄道写真家の田村宏氏は、実は四谷系銀塩組の陰の強い味方でもあります。なぜなら、勤務先はFフィルムさんなのです。そして、根っからの銀塩派。

その田村氏の写真展が行われます。場所は中野の写真機居酒屋「ときのん50/1.4」さん。

撮影は今年3月、中国南西部。SLナロー鉄道で世界的に有名な芭石鉄道を訪ねた時の作品で、鉄道だけでなくて、中国の田園風景、芭溝駅前市場の活気なども見られる写真展だそうです。展示数は約30点。

撮影機材は100パーセントフジクロームフィルム使用で、出力も100パーセント銀塩フロンティアプリント。銀塩写真展を名乗るに十分な内容です。

  • 銀塩写真展「芭石鉄路探訪記」
  • 平成21年12月14日(月)~平成22年1月9日(土)
  • 18時~23時(日曜祭日・1月1日~4日は休業)
  • 写真居酒屋 ときのん50/1.4
  • 東京都中野区中野5-47-6
  • Tel03-3388-2996
  • http://tokinon.cool.ne.jp/
  • 入場無料ですが居酒屋なので、飲み物とつまみ1品でもお求めください。豚カツが名物らしいです。

2009年12月10日 (木)

キヤノン50mmF1.2のフード

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どうです?立派なフードですよね!!

呼びネタもここまで来ると信じてもらえなさそうですが、作り話をしたって仕方ありません。以下は本当の話です。

7日午後、8日付けブログの打込みをしている時のこと、電話が鳴りました。「キヤノンのLマウント50ミリ1.2って、今ありますか?」という問合せでした。残念ながら、前日6日午後までは我楽多屋に並んでいたのですが・・・。

オイオイ、ちょっと。まさに、そのことを打込んでいる最中じゃんかぁ~~。まだ未公開の状態ですよ。ちょっと気持ち悪いくらい、呼んだ感じじゃないですか!?

そして、9日、アローカメラへ買取り依頼があった品物の中に、キヤノンLマウント50ミリ/F1.2があったのです。呼びすぎでしょ!?って感じ。

で、それ用のフードが上の画像です。非常に良く造りこまれた感じで、そのうえ大きさも立派です。8日付けブログ内で説明したH君は、レンズ自体の見た目の貫禄にも惹かれて、多少のクモリも気にせずに50ミリF1、2を買って行かれたわけで~。きっと、この立派なフードも欲しがるのだろうな~なんて勝手に思ったりしています。