写真家中藤毅彦さんの新しい写真集「DOWN ON THE STREET」が先週届きました。今年1月に銀座のSony Imaging Gallaryで開催された写真展の時に予約した待ちに待った写真集。
春の出版予定が初夏までずれ込んでしまったのには、印刷や装丁にこだわったこと、その間に作品点数を増やして再編集したからだそうで、途中ご丁寧にその旨のご案内をいただきました。
今回の写真集も私が昔から思っている中藤ワールド全開な感じ。写真の勉強などろくにしていない私が言うのは恐縮なのですが、そこに写っているその時代その国その街その文化などベースにあるものを超えた人や物のアイデンティティーみたいなものが訴えかけて来る~いや滲み出て来ている作品ばかり。
今週土曜日まで、写真集出版記念展をご自身が運営されているギャラリーで開催されています。写真集はその会場で入手可能です。
ギャラリー・ニエプスは我楽多屋から徒歩10分くらいの所にあります。この暑い中、ニエプスさんと我楽多屋のハシゴなどされなくて結構ですから、今週は四谷三丁目駅や曙橋駅で降りたら迷わずニエプスさんへ足を運んでください。
中藤さんとはもう20年ちょっとのお付き合い(というのは失礼か…)になります。中藤さんが四谷にギャラリー・ニエプスを開くちょっと前まで遡るんです。その時のことは2008年、ブログ記事にしていますが改めてちょっと書いておきます。
ギャラリー開設準備中だった中藤さんが、その合間に何度か我楽多屋に足を運んでくださっていたのです。失礼ながら、その時点で写真家さんとは知らず、気さくなカメラ好きの方と思っていました。その1~2年後、カメラ雑誌に出ていた写真家プロフィールの中に中藤さんのプロフィール写真を見つけて「この人!」と思ったわけです。なので、中藤ワールドの写真に惹かれる前に、中藤さんのお人柄から惹かれているんですよね。
上の画像の「フジ HD-R」と「コニカ 現場監督 WIDE28」、物々交換でお持ち込みいただいたカメラの中にあった2台です。
物々交換成立後、改めて順番に状態チェックや値付けをしていく中で「コニカ 現場監督」の方を先に見ました。動作的にはOKなんだけど、外装が現場で活躍した感あって~白系のペンキが所々付いていたり、幾つか赤いペンキの点もありました(下の画像をよく見ていただくと分かると思います)。
そういうのをヨシな方もいらっしゃるので簡単に取れる汚れ程度の掃除にして、動くけど程度悪いモノとしての値付けをして店に並べました。
続いて、同じく現場系のフィルムカメラ「フジ HD-R」。外装はペンキ汚れは無いものの使い込んだ感がそれなりにあって動作はOKなので、動くものとしての値付けをしました。
この2機種を比較した場合、店側からすると売りやすさ、お客さん側からすると人気の高いカメラがどちらかというと、圧倒的にコニカ現場監督なんですよね。
それを踏まえたうえで自分で付けた値段を見て、「ん~この値段差は…近過ぎる」と思いました。でも、これ以上にフジの値段を下げるのは動く個体なんだから避けたい。だからと言ってコニカの値段をを上げるにはペンキ汚れが気になる。
現場感あるペンキ汚れに価値を見出す方もいらっしゃるでしょうが、綺麗に越したことないという方もいらっしゃるでしょうから、賛否両論あると思います。でも、私としては現場監督のペンキ汚れを落とす作業をして、値段を少し上げることにしました。
それに要した時間と手間を考えると、上げた金額には釣り合わないような気がしますが、まぁ~ヨシとします。下の画像、よく見ていただくとペンキ汚れがほぼ落ちています。
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数日前、この卓上三脚を手に取ってご覧になったお客さんが元の位置に戻そうとされて、「あれ…すみません、これはどうやって掛かってましたっけ?」とお声掛けくださいました。
私は卓上三脚を受け取って、雲台部分を90度倒すとここ(赤い矢印の先)にS字フックが引っ掛かります~と案内しながら方法を示すと、「落としちゃうといけないから…すみませんでした(^^;)」とお客さん。
こういうのとても嬉しいことです。品物に気を遣ってくださっている証拠ですから。
その数日後にも別のお客さんがこの卓上三脚に興味を示されて、使い方などについて話をしてから戻そうとされる時に、一瞬「あれ?」という感じになりながらも~雲台部分を倒して引っ掛かっていたことに気付かれて~という瞬間がありました。
これも同じく気を遣ってくださってる証拠。
この品物に限らず普段から時々あるのが、元の状態に戻せない人。カメラの向きが後ろを向いていたり、整列していたカメラをぐちゃぐちゃに並べる人。ストラップを結わいて掛けていたのにストラップを伸ばした状態で戻して、カメラがビロ~ンとなっているのに平気な人。レンズを戻すのに値札を下側に置く人。
こういう傾向がある人は、興味本位で目についた品物を手に取る人に多いですね。店に入って来て数秒のうちに品物を手に取るような人。そして、だいたい品物の扱いが荒いです。
新品を売る店にサンプル品があるのと違って、中古店に並んでいる品物は原則すべて商品です。くれぐれも品物の取扱いに気を遣ってください。よろしくお願い申し上げます。
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ギズモショップさんから発売されている、外付けのビューファインダー「Mierun View Finder」です。
こんな感じでフィルムケースに入っているようです。
写ルンですのビューファインダーに使われているレンズを再利用して作られているそうなので、手に持った時に「軽~ぅ」って思います。でも、丁寧に仕上げらているので見た目はシッカリしています。
ギズモショップさんは、写ルンですの撮影レンズを再利用したレンズも作られていルンですよね。
残念ながら別の所で作られたものですが、私も写ルンですレンズをライカMマウント仕上げにしたレンズを持っているので、それと合わせてみましたよ。
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ペトリの一眼レフカメラ「FTE」のファインダーを覗いて、「ん?」と思ったことがありました。
覗いた右辺に、絞り値が記されて針が動くようになっています。露出計内蔵の絞り優先機能付きのカメラなので、ボディで設定したシャッタースピードに対する適正な絞り値を針が示してくれるカメラであることが分かります。
ただ、その開放値側の極に記された「OPEN」の意味が分からないんですけども…。
この手のカメラの場合、絞り優先機能付きでシャッタースピードが記されている場合も含めて、絞り値やシャッタースピードのどちらかの極や両極に「OVER」や「UNDER」、その両方が記されているものはよく見かけます。
でも、「OPEN」は初めてのような気がします…。何を言わんとしているのでしょう?
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先日、知人が「こんなの見つけたよ!」と言ってお土産にくれたCD。ジャケットにカメラが大きく写っています。
まず、アーティストが杉山清貴さん。ここ数年、若い人の間で昭和平成のジャパニーズ・シティPOPSが流行っているらしいですが、私は中高生時代にオンタイムでオメガトライブ時代から杉山清貴さんをかなり聴いていました。
そんなこともあって我楽多屋のBGMには、ちょいちょい杉山清貴さんも流れています。最近の有線はリクエストチャンネルや決まったジャンル以外にも、こちらから曲やアーティストを選択出来る仕組みになっているので、二代目好みのBGMになってしまっている訳です。
ちょうどこのCDをもらった日、20歳代と思われるお客さんから「これ、杉山清貴ですよね!」と声を掛けられたりしていたので、これも不思議な「呼び」なのかな…なんて思います。
しかしながら、私の記憶ではこんなジャケットのCDあったんだ⁈がもらった時の正直な反応でした。
で、ジャケットに写っているカメラはコダックの「BROWNIE STARMATIC CAMERA」。127フィルムを使うカメラです。
コダックに有りがちなテイストのデザインなので、見たことあるような無いような〜という感じだったので、検索したら日本語サイトではほとんど引っかかって来ませんでした。
ちなみに、このCDは1989年発売。ということは、私がアローカメラで働くようになる5年程前のこと。その時は今みたいにカメラに反応する職業病になる前ですから、好きなアーティストの1人のCDジャケットにカメラが登場しようが…印象が薄かったんでしょうね。なお、このCDは数年前にも再販された模様です。
※CDジャケットにカメラが登場するネタでは、以前の岡本真夜さんのCDを話題にしたことがありました。
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★本日第3火曜日、明日水曜日は我楽多屋の定休日です。よろしくお願い申し上げます。
神聖なるペンタキシアンの常連さんが発売早々の「PENNTAX 17」を見せに来てくださいました。
ネット上でメーカーのPR映像や入手した知人のSNS画像で数度と見ていましたが、百聞は一見に如かずじゃないけど、実機を触ってみないと何とも言えませんからね。
ただ、触ってみたところで本音を言っても私感でしかないし、下手なことを言って問題を起こすのも危険。
持ち主のペンタキシアンさんとはいろいろお話をさせてもらいましたが、ここでは一言だけ「やっぱり~(重量が)微妙に軽いなぁ…」。
ちょうど我楽多屋にあった、同じくリコーがかつて販売したフィルムコンパクトの2台と並べて写真を撮りました。
右上がPENTAX 17と同じハーフ判の「オートハーフ(SE2)」、左上の「FF-1」はこの大きさでフルサイズです。
前述の通り、今回実物を触らせてもらう前に映像や画像では見ていたので、PENTAX 17のボディが決して小さくないことは知っていましたが、こんな感じです。PENTAX 17を手に取っていろいろと話をした後に、この2台を持った時に「ちっちゃ!」と改めて思いました。
大きさと重さについてだけ話題にしましたが、実際に大切なのは使い勝手と描写ですからね。
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過去にもまったく同じ文面を載せているんですが、その時は「同時発売のKシリーズ3機種」という見出しの中で触れた内容だったので、埋もれてしまった感があったかもしれません。
でも、大学入試センターの共通テストに出題されるレベル(笑)なので、再度その部分だけピックアップしてみたいと思います。
それは、ペンタックスK2の露出感度設定方法についてです。
以下、再掲部分
『そして今回、前から気になっていたK2のフィルム感度設定の方法が判明しました。いつもああでもないこうでもないやってみたり、その結果リングが固着して動かなくなっていたり…なんてこともあって、いつも御座なりになっていました。実際、この部分が固着している個体の比率もかなり高いようです。
その感度設定方法。まず、黒のリング部分を回して、露出補正部を「1×」のところに合わせます。次に、黒の小さなノブを押しながら、銀色のリング部を回して感度を設定するのです。よく勘違いするのは、黒いノブを押して黒のリング部を回そうとしてしまうこと。これは間違えなのです。』
要点は2点、露出補正部を「1×」にすることと、黒の小さなノブを押しながら回すのが黒のリング部じゃなくて銀のリング部であること。
これをキッチリ覚えておくと、それなりの率で発生しているリングが固着して動かない個体なのかどうかをすぐに判断出来ますし。忘れてしまうと、固着しているのかどうか?操作方法の記憶が正しいのかどうか?の判断が怪しくなるうえ、押すノブの押す深さが浅いことや回すリングの幅が狭くて回しづらいことも相まってドツボにハマります…。
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