我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2011年10月16日 (日)

買取りの悦

Betsu
上の画像は、昨年から雑誌広告に掲載した広告の2つのパターンと一緒に作成していたものの、採用?されなかった一案です。今回、特別にここで公開することにしました!

*過去の2つのパターンは、これと、これ

この「買取り名人は売りの名人でもないといけない」については、画像内の説明でご理解いただくとして、これ以外にも、買取り名人が以前から良く言っていることがあります。「いい品物を扱った時の悦びは格別~」と。

カメラ専門の買取り屋ですから、どんなカメラやレンズでもお断りせずに相談にのらせていただいてます。だから、いろんなカメラを持ち込まれた時に、「これは買うけど、これは買わない~」というセリフは使わないようにしています。

中には、一般的には市場性がなくて業者としての買取り査定はゼロのようなものも多々あります。それでも、何らかお気持ちはお返しできるようにしていますし、そういったものでも、うちの店に来ないで廃棄されてしまったら、そこでお終いですから、救出発掘出来た満足感があるのです。

また、その逆に、非常に珍しい品物などを売り買いした際は「そういう品物を仲介出来た~」という悦びがあると、買取名人は言います。

これは先日紹介した「Yashica-E」や「FUJICAREX Ⅱ」等がそれにあたるかと思います。

珍しいモノを見られた!なんて単純なことではなくて、そういう貴重なものが数ある業者の中から他では無くて、うちの店を経由していってくれた!という満足感って言うんでしょうか。

私どもはカメラコレクターではないので、集めることが務めではなくて、それをいかに流通させるかが務めなんですよね。その流通に携われた!ってのが悦びになるみたいです。

2011年10月15日 (土)

Wニッコール3.5cm関係

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ニコンのレンジファインダーSシリーズ用の35ミリF1.8レンズ。そのレンズ本体よりも、稀少性でいうと高そうなアクセサリーを並べてみました。

まず、左から専用フード。わりと変哲もない金属製フードではありますが、「f=3.5cm 1:1.8」の刻印入りで、その存在感を誇示している感じ。

そして、35ミリビューファインダー(富士山マークの革ケース付き)。金魚鉢という別称もあるこのファインダー。黒いものはかなり稀少です。

それと、以前紹介したことのある35ミリミニビューファインダー。こんなに小さいのに抜群の存在感を誇る例のアレです。

これだけ揃うと、「すげぇ~!」って感じでしょ。持っているだけでも、さぞかし満足度高いでしょうね。

でも、我々はカメラ屋なので、持って満足していてはいけないんです。カメラ屋がホントにカメラを好きになってしまったら、商売になりませんから。。。(笑)

皆さんのいらっしゃる市場にちゃんと流通させますから、ご安心を。

2011年10月14日 (金)

Canon FP METER

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「呼んだ!」というにはちょっと時間が半月ほど経過しちゃっていますが、コニカFP用の「コニカライトメーター」が同類の載っかり系一眼レフ用デカい外付けメーターを呼びました。

キヤノンFP用の「キヤノンFPメーター」。

面白いことに、どちらも親ボディの機種名が「FP」。これは単なる偶然の出来事でしょう。

コニカの方は取り付けた状態でメーターがグラグラすることをコメントしましたが、今回のキヤノンの「FPメーター」はアクセサリーシューに固定する仕組みなので、不安定さの心配はありませんね。

キヤノンFPはFXから露出計を省いたシンプル機として登場しているのに、外付けの専用露出計をわざわざ発売する~というのも面白い流れですね。

ところで今の世の中、これらのメーターの大きさ以下のトイデジカメが存在するくらいですから、どうだろう、アクセサリーシューに載っかる用(よう)なデジカメを造って、ホットシューやシンクロ接点を利用して下のフィルムカメラのシャッターに合わせて撮影させてしまうなんてお遊びは!!

 

第69回 得?or 特?

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フジが1982年に発売した、簡単カメラ「picPAL」の白ボディ。黒以外に赤は比較的良く見かけますが、白は珍しいと思います。青もあるそうです。

現在、コンパクトデジカメなら、かなり多数のモデルで白いボディを選択できますが、当時はまだ稀だったはず。

さて、冒頭に「簡単カメラ」と表記しましたが、発売当時、すでにオート露出やオートフォーカスの技術が存在していたわけで、それらを駆使した結果の撮影者はシャッターを押すだけでいいの「簡単」ではないんですよ。

このカメラ、シャッターは1/125秒のみ、絞りはF8固定、フォーカスも固定焦点。ということで、構造が「簡単」なのです。ストロボ付いてますが、巻上げも手動だから、ほとんど写ルンですみたいなもの。

さて、そんな簡単カメラですが色が珍しいので、得特企画です。いつものように我楽多屋ご来店早い者勝ち。ストロボ発光しませんが、コレクション用ということで1000円!!

あっ、写りは案外良いらしいですよ。

2011年10月13日 (木)

FUJICAREX Ⅱ

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昨日の「Yashi-E」と同じように、こんなカメラに出会えて幸せ~的なレア度の高い「FUJICAREX(フジカレックス)Ⅱ」です。

輸出専用機種で国内販売されていなかったようなので、見掛けないのも納得。

わたし的には美しいカメラだぁ~と思いました。一眼レフカメラって、ペンタプリズム部は四角く角張っていたり、三角形に尖っていたりするのが普通ですが、このカメラはやさしい弧を描いているのです。

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また、このカメラの特徴的な部分はかつて紹介した「フジカ35-ML」にも通じる、以下のような点。

まずは、フィルム巻き戻しのクランクがボディの側面にある点。そして、ピントを合わせる「フォーカシング」ノブが背面にある点。さらに、この機種では露出調整の「エクスポージャー」ノブも背面に並んで付いています。

ピント合わせは一眼レフだからファインダーを覗きながら、この「フォーカシング」ノブを調整して合わせられます。露出はファインダー内右端にある針が中央に振れるように、この「エクスポージャー」ノブを調整して合わせられます。

このカメラ、「トプコンuni」なんかと同じようなレンズシャッター式の一眼レフで、レンズは前玉だけが外れます。交換レンズに何があったのか不明ですが、標準はフジノンS50mm/F1.9。

FUJICAREX「Ⅱ」ですから、それ以前に「Ⅰ」があったのか?と想像しますが、どうやらそれは試作機だけで終わってしまったそうで、世に出て販売されたのは「Ⅱ」が最初らしいです。

 

2011年10月12日 (水)

Yashica-E

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こんなカメラにお目にかかれて幸せ~!ってくらいレア度の高い、「Yashica-E」。

このカメラの一番の特徴は「自動露出付き」って点。二眼レフではかなり先端派!?なわけであります。

見た目からして、テイクレンズのまわりにセレン露出計の受光部があってビックリさせられます。大きそうに見えるレンズですが、実際にはヤシノン80mmF3.5。露出ですが、実はシャッタースピードは単速のようで、絞りのみをオート制御します。(マニュアル操作も可)

ついでにもうひとつ興味深い部分を紹介すると、人の顔にたとえるとオデコにあたる部分のネームプレートをパカッと開けると、フラッシュバルブを装着するソケットが内蔵されてるんです。かなり奇をてらったというか、意表をついた発想の二眼レフですよね。

二眼レフと言うと、だいたいがお決まりのデザインになりがちですが、このカメラはかなり独特。それがデザイン優先とかお洒落~ってわけじゃ決してないんだけど、おもちゃ的じゃなくて、ちゃんと造っているところに、トップメーカーじゃなくて何番手かのメーカーらしい、冒険心や割り切り感が出ていて魅力的な一台だと思いました。

最後に、専用のレンズキャップもまた面白い形をしていました。まるで雪だるまみたいな形です。

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2011年10月11日 (火)

ペンビュアー

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見掛けたことのない、この銀色の物体。「Pen」の赤丸マークが無ければ、廃棄されてしまっても仕方ないような物体。

いじっているうちにどう使うものか分かって来ます。そう、「フィルムビュアー」。

「Pen」ってことは、ハーフ判。覗き窓の反対側にある、明かり採り窓がちょうど35ミリハーフ判程の大きさ。カチャカチャ動かすレバーは、覗きながら選んだコマのところでレバーを動かすと、フィルムの端に半円系の切り欠きがされるようになっています。

現像済みハーフ判のフィルムが無かったので、すみません。こんな感じでフィルムを通します。

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ただ、それだけのことと言ってしまえば、それだけのアクセサリーなんですが、やはり「Pen」ってマークが入っているところに、純正品の証し、ペンのブランド力が宿っているような気がします。

2011年10月10日 (月)

シャッター膜うすい

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これはちょっといけない説明書きだったと後悔。。。

簡単な検品をして値札を付けて、そこに一言説明を書こうとしながら、「う~ん…」、いい表現が思い付かなかったので、なんか少しスッキリしない気持ちのまま「シャッター膜うすい」と書きました。

要は、シャッター幕の一部分が薄くなって透けてきているので、光線漏れの可能性が十分にある状態なのです。かつ、「幕」と「膜」を書き間違えているし。

そして、この紫色の「シャッター膜うすい」フェドを並べたその日から、お客さんの反応が少々変…。

で、あるお客さんには「薄いって?」とストレートに聞かれました。「あぁ、ごめんなさい。適当な表現が思い浮かばなくて、シャッター幕が透けてきちゃっている状態です…」と補足しないといけない次第。

一部のお客さんとは、「薄くても、強靭な幕なら問題ないわけで~」みたいな、やりとりを笑いながらする始末でした。「もっと勉強します。」

2011年10月 9日 (日)

ユニーク大賞

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これなんでしょう!?ちょっと、獣(けもの)みたいですよね?

正体は「双眼鏡」なんですが、こんなところに、ボワボワの毛を貼ってしまう発想がユニーク。前の所有者さんはどういう意図で貼ったのでしょうか?

我楽多屋に並べていたら、何人かのお客さんに「これはすごいですねぇ(笑)」と言われたので、勝手にユニーク大賞を与えることにしました。

カメラの買取りをしていると、カメラと一緒にカメラ以外のモノを持って来られる方が時々いらっしゃいます。たとえば、ウォークマンみたいなポータブルオーディオプレーヤー、時計、補聴器、、、など。

時計など他業種で市場性のあるものは然るべきアドバイス等差し上げますが、ウォークマンなどの電気製品や市場性の無いものは、特別に一緒に引き取らせていただくこともあります。

そういう点では、双眼鏡は非常にカメラに近しい市場ですが、値が付くものは限られているので、基本は一緒に引き取らせていただく程度になってしまいますが。

スポーツ観戦や海山のレジャーなどで双眼鏡を使う人はご存知かもしれませんが、双眼鏡にもオートフォーカスとか、手ぶれ防止機能付きってのがあるんですよ。

このボワボワはオートフォーカス機能付きのミノルタ製品。「CONPACT AF10 10×23 5.3°」。やはり便利です。ピント合わせしなくていいから。

かつて、手ぶれ防止機能付きの双眼鏡を覗いたことがありますが、覗きながら故意に腕を揺らすと、覗いた視界の動きが自分の腕の動きと連動していないので、頭がグワングワンして酔っ払いそうになったことがあります。それが手ぶれ機能が働いている証拠なんですけど。

2011年10月 8日 (土)

Walzのシート

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10月1日付の長徳先生のブログを見てから、気になって仕方ないことがあります。それは、「ベルリンヒルトンのステッカー」。

これに似たデザインをどこかで見たようで、でも、それが分からなくて。多分、カメラかカメラ用品に関するモノ。多分、パッケージか取説か何かなのか・・・。それも少し昔のモノ。

数日経っても解決しないので、店の中をウロウロと探してみました。

「これかな!?」と思ったのが、上の画像、ワルツのフィルターケースに敷かれているシート。しかし、これだとすると、並べてみたらずいぶんと違う。。。でも、記憶なんてそんなものかなぁ~とか、いや、まだ他にもっと似たモノがあったはず~とか。いまいちスッキリしていません。。。

さて、「ワルツ」とはフィルターやフードを中心に写真用品を製造販売していた日本の会社で、昭和30年代の広告には「ワルツフィルターは、我が国フィルターメーカーの本家本元であることは云に俟たず、世界的にもコダックに譲らぬ生産量と品質を誇る優秀なフィルター・・・」とか、「ワルツフィルターを装着されただけで、貴方のカメラは見違える程素晴らしい写真を作ります」などと、自信満々のコピーが掲載されていて素敵です。

また、カメラも造っていました。二眼のワルツフレックスやワゴーフレックス、スプリングカメラのワルコン、ワルツエンボイなどの35ミリカメラがそうです。