我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2013年4月19日 (金)

フィルターに刻まれた線

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このニコンS2に装着されたレンズ、ニコンの純正キャップに騙されてはいけません(笑)。実際にはロシアレンズが付いています。

で、よーく見るとフィルター枠に、キズみたいな線が数本入っています。これ、このカメラのオーナー氏のアイデアなんです。

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ロシア製ジュピター12(35㎜F2.8)って、絞りの調整を一番前寄りの鏡胴部(フィルター装着部)を回して行なうのですが、絞りの指標は窪んだところにある前玉の周辺に記されていて、とても確認しづらいのです。

そこで、このアイデア。

装着したフィルターの枠に刻みを入れて、それを絞りの指標としてしまおうというのです。一番長い刻みがF11で、右がF16、左が順にF8、F5.6、F4、F2.8となってます。

これなら、カメラを構えて、ちょっと上から見やれば良いわけで、レンズの前玉を覗きこむような動きをしなくて済む~というアイデアなのです。

大浦タケシ写真展

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本日19日(金)から新宿のepSITEにて、大浦タケシさんの写真展「生き物たちの肖像」が始まります!

いただいたDMに書かれていた、

「機会を見つけては動物園を訪れ、生き物たちの姿を写真におさめている。その表情は実に豊かで、見飽きることがない。その仕草に、人格を持ち合わせているのではないかと思うことすらある。そんな彼らの姿を大判プリントで楽しんでもらいたい。」

という案内を見て、私も小学生時代に動物園によく通っていたことを思い出しました。

また、明日20日発売のアサヒカメラをパラパラ~とめくっていたところ、「おぉ、大浦さんの作品じゃないかっ!」と手を止めたらビンゴでした。アサヒカメラ5月号の口絵に数点掲載されていますよ。

 

  • 大浦タケシ写真展~生き物たちの肖像~
  • 2013年4月19日(金)~5月2日(木)
  • 10:30~18:00(最終日は15:00まで) 入場無料
  • エプソンイメージングギャラリーエプサイト 日曜休館
  • 新宿区西新宿2-1-1 新宿三井ビル1F
  • http://www.epson.jp/epsite/

2013年4月18日 (木)

防衛庁御用達!?

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一昨日の晩にFacebookページで、「詳細は改めて~」なんてチラ見せしたら、皆さんの期待を変に高めてしまったのか、、、たくさんのコメントをいただいてしまいました。(まぁ、それも狙いだったのですがぁ~)

装着されたレンズがごく初期の「Takumar」だったことが、皆さんの推理を乱してしまっていたら、すみませんでした。

でも、お一人、正解の方がいらっしゃいましたよ。

このペンタックスは「SB」という型番でして、ほぼ「S2」なんですが、わずかに手を加えて防衛庁関連の施設のみで販売されたものなんだそうです。

ここにアップする前に詳細を調べたかった点は、通常のS2との相違点と、何故にそれが防衛庁関連だけで売られたのか~?という部分。

まず、相違点はどこかというと、これも資料が不確かでイマイチなのですが、ここにある個体は、S2前期型を完全自動絞り対応に改良したものです。

資料によっては、外付け露出計対応にもしている~と書いてあるものもあるんですけど。

ちなみに、S2後期型は、完全自動絞り対応にして、外付け露出計対応にして、シャッタースピードの最高速を1/500から1/1000に変更しています。だから、それとも違うんですよね、このSBは。

で、何でこの手の改造をしたものを、防衛庁だけで販売したのかというのを一番知りたかったのだけど、分からずでしたが、、、これ以上、答えを延ばすと皆さんの首が伸びきってしまうので・・・(笑)。

2013年4月17日 (水)

ミノルタさんちのワイド

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見ため的にちょっと変わってるなぁ~と思える、このミノルタオートワイド。

同社のスーパーAなどの樽型ボディに露出計と広角レンズを装備したモデルです。

1955年にオリンパスが「オリンパスワイド」を出してから、広角ブームがこの手のカメラにやって来たと言います。オリンパスは細かに仕様を変更したり、機種を追加していくのだけど、ミノルタはブームには少々遅まきな1958年にこのモデルを出します。が、基本、これ以上は深入りしなかった模様です。

でも、このモデルはちょっと凝っていて、それが外観にも現れているのです。

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内蔵した露出計は、35㎜ワイドカメラとしては世界初の連動露出計。ボディ上面にある露出計の針に、赤い印を合わせるように後方のダイアルを回すと適正露出が得られるという仕組み。

この操作を「オート」と謳っているのです。

実際はオートと言っても、ライトバリュー方式で組み合わされたシャッタースピードと絞りの両ダイアルを自分で回すわけです。

ただ、任意に露出を決めようとしたり、メーターの精度が怪しくなった個体を使う際には、まずは、このダイアルの外側のギザギザを回してシャッタースピードを決めて、次に内側のギザギザを回して絞りを決めることになるわけですが、その作業が非常にやりづらい。

先に内側を回しちゃうと、次に外側を回した時に内側も一緒に回ってしまうし。。。

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それと、ファインダー窓を覗くと、まるでコーティングされているレンズを覗いた時のように、反射光に色が付いているのに気付きました。

どうやら、このカメラのファインダーには贅沢にもプリズムが3個も使用されているとのことで、そのせいみたいです。

 

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2013年4月16日 (火)

似たホルダー付き

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先週から我楽多屋に並べているケンコーの「カラーコントラストビューワー」なるものの紐の先に付いている白い五角形のホルダー。

そして、昨日並べた東独製のちょっと洒落たラピッドカメラ「PENTI Ⅱ」に付いている紐の先の白い台形のホルダー。

その色と形、大きさが微妙によく似ていることに、不思議な縁を感じてしまいました。

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PENTIの方は、ちゃんとネームが入っているので、オリジナルのホルダーなんでしょうけど、ケンコーの方は実は「王将」って書いてあるように将棋の駒のミニチュアであって、前の所有者の意思で選ばれたもの。

そんな境遇の違う二つのホルダーが、うちの店にそれも同時期にやって来て遭遇するなんて、なんだか不思議ですよね~(笑)。

 

*ケンコー「カラーコントラストビューワー」:肉眼は光のコントラストに対して順応性があるのものの、フィルムの場合は時としてコントラストが強く出過ぎる性質があります。このビューワーを覗くことで、撮影結果の明暗の観察が出来ます~というアクセサリーらしいです。

 

*PENTI Ⅱ:35㎜ハーフ判、ラピッドシステム(フィルムをカートリッジに詰めて撮影する)を採用した東独製のカメラです。独特の洒落たデザインと、フォクトレンダー・ビテッサのようにプランジャー(ボディから出て来る長い棒)を押し込むことでフィルムを巻き上げて・シャッターチャージする機構が大きな特徴。

2013年4月15日 (月)

Rolleimatic

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Rolleimatic(ローライマチック)というこのカメラ。

下の画像のように、110フィルムを使う「Rollei A110」や、インスタマチック(126判)を使う「Rollei A26」と並べると、まるで「Rollei 3兄弟」みたいな感じになり、このRolleimaticも何か特殊な(35㎜以外の)フィルムを使いそうな風情を漂わせています。

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でもでも、これ35㎜フィルムを使うカメラなのです。そのわりには、実際かなりコンパクト!

ただ、普通の人にはちょっと使い方が分からないクセモノなのです。

フロントのレンズカバーを横にスライドさせて開けるのは、よくある方法。しかし、その次は既にどうしてよいのか分からない…。シャッターボタン押しても巻き上げてくれないし、レンズだって引っ込んだままで、これでいいの…?と不安になる。

では、どうするのかというと。スライドさせたカバーを斜め後方にスイングさせるとレンズが出て来て、カバーを水平に戻すと巻上げ完了なのです。

撮影を続ける場合は、このスイングさせる行為を繰り返す。

で、カバーを閉じたい時は、カバー上よりにあるオレンジ色のボタンを押しながらスイングさせるとレンズが引っ込むので、その後にカバーをスライドさせて撮影終了~!という具合。

言葉じゃ分かりづらいので、動画を添えておきます。


YouTube: Rolleimatic 使い方

(すみません、最初にアップした動画に間違えがあったので差し替えました)

今まで、教えてもらわないと分からない~というタイトルで、二つほど話題にしたことがありましたが、このRolleimaticもかなりなレベルの教えてもらわないと分からない度だと思います。

 

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2013年4月14日 (日)

見抜いたり~っ!

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CANONEX(キヤノネックス)というカメラがあります。

かなり希少ですが中古市場において市場性がある機種かというと、残念ながらそういうこともなし…。

でも、このカメラ。キヤノンカメラ史上で唯一のレンズシャッター式一眼レフなのです。

そこら辺は、過去に一度取り上げたことがありますのでご覧ください。一代限りどころか、ごく短命に終わっていることも記しています。→https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/2011/10/canonex.html

私はこのCANONEXのスタイルを見た時から、何となく疑いを持っていたのですが…。今回、もう一台別のカメラと一緒に見る機会を得て、見抜いてしまった感を得ました。

そのカメラは「SEARS AUTO500 TLS」というカメラ。これはマミヤ製の輸出モデルで、国内向けはマミヤ528TLというのがあるらしいけど見た記憶無し。

このカメラとCANONEXは、どうも骨格が同じっぽい!!

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キヤノンさん自分のところで造ってなかったから、あっさりと一代限りで見切りを付けられたんじゃないんですかねぇ?

*CANONEXと、ほぼ同一機能のマミヤAUTO-LUX35というのもあるらしいけど、これまた見た記憶無い。。。

 

2013年4月13日 (土)

現像料金

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カメラのデジタル化により、「現像料金って何?」ってなことを言い出す人も出て来そうな世の中になりつつありますが、、、

それが分かっている人にとっても、現像料金がフィルム代金に含まれていた時代のことを知っている人はかなり減って来ていると思います。

でも、上の画像のようにフィルムパトローネにこんな風に「現像料金は含まれておりません」と書いてあるってことは、含まれていた時代、含まているものもあったことを示唆しています。

過去の記録をすべてチェック出来たわけではないのですが、かつて、8mmフィルムでは富士フィルムがシングル8のフィルム(1965年~)を現像料金込みで販売していた事実があります。参考ウェブ→http://www.fujifilm.co.jp/history/dai3-06.html

その理由には現像施設の整備の問題もあったのでしょう。どうせ富士系列の現像所で作業するのであれば~ということで、現像料金込みでフィルムを売っていたのだと思います。

そのシングル8のフィルムも登場から5年後(黒白は3年後)には、現像料金を含まない価格で販売されるようになっています。

また、35㎜カラーフィルムでも富士の場合、1965年にN100が登場する以前は、現像料金込みで販売されていた模様。

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上の画像、フィルム代金の後ろに「現像料込み」って記されていますよね。だからどう~ってわけのネタじゃないんですが、世の中変わるものだなぁ~ということで。

 

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2013年4月12日 (金)

Takatiho Zuiko OLYMPUS

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これ何気に歴史的なカメラであります。

1938年(昭和13年)登場の「セミオリンパスⅡ」。

高千穂製作所(後のオリンパス)が最初に出したカメラは、セミオリンパスⅠ型(1936年)なのですが、Ⅰ型はボディ自体はプラウド社から供給されたものでした。

よって、ボディから全部自社製のカメラとしては、このⅡ型が「1号機」とも言えるからです。

オリンパスさんも、オール自社製は記念すべき品と捉えているようで、今年のCPプラスでは「セミオリンパスⅡ型」が展示されていたようです。http://www.olympus.co.jp/jp/corc/history/camera/camera.cfm

私が面白いなぁ~と思ったのは、「Takatiho Tokyo」(レンズ部に)と「OLYNPUS TOKYO」(シャッター部に)がともに記されているところ。どちらにも「Tokyo」が付いてるのが、なんか「Takatiho」と「OLYMUS」が並列的な扱いで不思議。

この時から既にレンズ名は「Zuiko」であるものの、社名は「高千穂」で、カメラのブランド名が「オリンパス」だったわけですから。

さて、セミ判(6×4.5)とはいえ、この後からすぐに登場する、6×6判のオリンパスシックス(下の画像左側)と、全くと言っていいほど同じ大きさ。

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2013年4月11日 (木)

今度は2周した

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以前、長さ6メートル余りのケーブルレリーズを話題にしたことがありました。

それが「ライツ」製だったことも驚きでしたが、我楽多屋店内だと、中央の商品棚を1周する長さにもビックリしました。

今回は京セラ・コンタックス製のリモートレリーズ。なんとその長さ10メートル!!

今回も店内の商品棚の周りを回してみたら、2周しちゃいました!!

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ちなみに、ニコン、キヤノン、ペンタックスあたりを確認したところ、10メートルにも及ぶレリーズを製品化しているのは無くて、コンタックスだけですね。普通はあって3メートル。キヤノンには延長コードで10メートルってのがありました。

6メートルのケーブルレリーズは、取り回しを気を付けないと、非常にレリーズが重くなったり戻りづらくなったりしていましたが、これは電磁式なのでその心配は無さそう。