我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2016年7月

2016年7月 4日 (月)

角丸デザイン

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これ、一度やってみたかったことの一つだ。

バルナック型ライカ(画像中央)の角丸デザインは、自然と手に馴染む~と言います。で、その大きさも万人の手に馴染む大きさとも言います。

M型ライカ(画像奥)は、バルナック式ライカから角丸デザインは受け継ぎますが、微妙に大きさは大きくなりました。

そして、35㎜フィルム使用とはいえ、全自動コンパクトカメラということでジャンルは違ってきますが、「C2」(画像手前)はバルナック型やM型の角丸のデザインを無理矢理!?継承した感のあるカメラです。

これら3台、頭の中でイメージをダブらせたことはありましたが、こうやって敢えて並べてみたのは初めてです。

だから何?と言われても深い意味は無いんですけども...。

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2016年7月 3日 (日)

僅かに傾斜

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オリンパスフレックスは1950年代前半から中盤にかけて数機種が製造された二眼レフです。現存数はあまり多くなくて、資料的にもあまりありません。

で、ここにあるのはオリンパスフレックスの「A3.5 Ⅱ」型というモデルのようなんですが、私 二代目的に凄い気に入った部分があります。それはシャッターボタン。

二眼レフのそれって、ボディ前面下部の端の方にあるのが多いと思います。ボタンじゃなくて、小さなレバー式のも多いですね。

このカメラの場合、ボディ前面の中間くらいの位置にあります。そう、テイクレンズとビューレンズの間付近の横にあります。

どこが気に入ったかと言うと、ボタンが少し斜めに付いていて、自然に押せるような角度になっているのです。非常に細かい部分ですが、これは使いやすさにこだわった結果ですよね!

当時の広告にも、「レリーズボタンは僅かに傾斜し自然の押し易い状態になっています」と記されています。

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2016年7月 2日 (土)

333333

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「ゾロ目」といったって、3桁や4桁じゃなくて、6桁の製造番号で!ですよ!!「333333」。

この「ミノルタALS」、1ヶ月くらい前にFacebookページには画像をアップしていました。ただし、外観は綺麗なものの、状態はまともに動作しない完全なジャンク品で、付けた値札は800円程だったと思います。でも、程なく嫁いでゆきました。

昨日、このゾロ目をお買い上げいただいたお客さんが、「直りましたよ!」と言って現物を持ってご来店くださいました。

お話しを聞いて思い出しました。電池が腐食して電池蓋も開かない状態だったのです、この個体。分解すると、その腐食がコードを伝って、ON-OFFスイッチの方まで進んでいたそうです。レンズのカビも取り、絞りやシャッターも分解清掃、ファインダーも清掃。

その結果、メーターは少しズレがあるものの、かなり~状態の良いALSになっておりました。

もし、この状態でやって来たら、我楽多屋の現状売り価格は当初の5~7倍くらいですね!なんて冗談を言うと、「その分の作業をしたってことですね…」と。でも、お忙しいお仕事の合間合間で作業されたようでした。

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2016年7月 1日 (金)

ニッコールを名乗れない…

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先日、この組み合わせを見た時に粋だなぁ~と思いました。

昨日のブログで話題にした、フラグシップ機とそれ以外の機種の差はないとはいえ、プロのサブ機とも言われた「F100」に、ニコンの一眼レフ用レンズの長い歴史の中では唯一廉価版シリーズとして登場した「シリーズE」のレンズが組み合わされていました。

シリーズEは、リトルニコンの愛称で登場した初級者向け一眼レフ「ニコンEM」と同時にラインナップされ、28㎜・35㎜・50㎜・100㎜・135㎜の5種の単焦点レンズと、36-72㎜・70-210㎜・75-150㎜の3種のズームレンズがありました。が、どれも「ニッコール」は名乗っていません。

そして、特にこの初期型はその鏡胴に貼られた滑り止めのラバーのデザインが違うので、より「粋」さが出ている気がします。

プロのサブ機クラスに、初級向け廉価版レンズを組み合わせた、この粋な姿を見た数日後、フェイスブックでお友達になってくださっているカメラマンさんが、ニコンのデジイチにシリーズEレンズを組み合わせた画像をアップされていたので、うちのブログでも話題にさせていただきました。

 

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