我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2016年7月 3日 (日)

僅かに傾斜

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オリンパスフレックスは1950年代前半から中盤にかけて数機種が製造された二眼レフです。現存数はあまり多くなくて、資料的にもあまりありません。

で、ここにあるのはオリンパスフレックスの「A3.5 Ⅱ」型というモデルのようなんですが、私 二代目的に凄い気に入った部分があります。それはシャッターボタン。

二眼レフのそれって、ボディ前面下部の端の方にあるのが多いと思います。ボタンじゃなくて、小さなレバー式のも多いですね。

このカメラの場合、ボディ前面の中間くらいの位置にあります。そう、テイクレンズとビューレンズの間付近の横にあります。

どこが気に入ったかと言うと、ボタンが少し斜めに付いていて、自然に押せるような角度になっているのです。非常に細かい部分ですが、これは使いやすさにこだわった結果ですよね!

当時の広告にも、「レリーズボタンは僅かに傾斜し自然の押し易い状態になっています」と記されています。

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