我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2009年6月10日 (水)

自作キャップ

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古いカメラに懲りだすと、いろいろと困った問題が発生します。カメラ本体を手に入れても、キャップやケースなどの付属品関係を見つけるのが大変だったりするのです。

我楽多屋は比較的、その手のカメラアクセサリー関係を見つけやすい店だとは思いますが、何百、何千種類もあるカメラの専用アクセサリー、それもレア系のものを見つけるのは大変なものです。

まぁ~それを見つけるのが、また、買い物の楽しみだったりもするのでしょうが!

一方で、見つからないなら、自分で作ってしまえ!というのも方法。

上の画像は、アサヒフレックス用と、オリンパスフレックス用にレンズキャップを自作してしまった常連さんの作例です。レンズキャップの本来の用途は、レンズの保護ですから、オリジナル部品に必ずしもこだわらないなら、こういう自作で楽しむのもアリ。

アサヒフレックス用のキャップ(画像左側)は、市販の43ミリ径のキャップに「AOCO(アサヒオプティカルコーポレーション)」のロゴをあしらったもの。あしらい方は実はいたって簡単。ボディーに刻印されたロゴをなぞって細いマジックで書いただけだそうです。

オリンパスフレックス用のキャップ(画像右側)は、サイズが同じ二眼レフ用のキャップにオリンパスのロゴを付けています。オリンパスペンSのボディーの貼り革に型押しされたロゴを、キッチン用のアルミホイルでなぞって型取って、色を付けて貼り付けただけだそうです。

そして、両方ともキャップの前面で銀色に輝く地の部分は、なんとアルミ缶を丸く切って貼り付けているのです。画像では分かりにくいかもしれませんが、アルミ缶の底を使うと半球状に弧を描いているので、さらに趣きが増すのです。

2009年6月 9日 (火)

縦位置のシェー!

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カメラを縦位置で撮影する時って、どう構えてますか?

あんまり気にしていなかったことなのだけど、日芸のH君が授業で「右手が上」という向きで構えるように教えられたというのです。彼自身は普段は逆で、「右手が下」に構えているそうです。

我楽多屋にあったカメラの取扱説明書を何冊か見ると、全部「右手が上」の構え方でした。上の画像は、ライカM4-P、ニコンF、ニコンF80の取扱説明書。

実際、何人かのお客さんに聞いてみると、「右手が上」の構え方をする方の人が多いようです。きっと、左手でカメラの下側をシッカリと固定し、右手でシャッターを切る、という理論で「右手が上」が多数派なのだと思います。

しかし、右手を上にすると、シャッターを押す右手の脇が開くうえに、右手がちょっと無理な姿勢になるような・・・気もするのだけど。。。ふざけた表現をすると、おそ松くんのイヤミのギャグ「シェー!」のポーズみたいな・・・(笑)。

もしかして、利き目が右か左かでも違ってくるかな?とも思ったけど、これはあんまり関係なさそうです。

田中長徳先生の本をパラパラ見てみたら、先生がカメラを構えた姿や、セルフポートレートが数カット見つかりました。その全部が右手が下でした。

この話題で頭がいっぱいの時に、飯田鉄先生が来店されたので聞いてみました。「私も右が下が多いかも。でも、どちらでも良いと思いますよ。先日、学生に教えた時も両方構えさせて、自分にあった方で~と話しました。それより、最近の人は携帯やデジカメの影響で、手を前に伸ばして構えてしまうから、カメラに顔を押し当てて、カメラを構える・ホールドすることをしない・・・」と嘆くように言われていました。

さて、ここまで書いてきて、ブログをアップする前に今一度、いくつかのカメラの取扱説明書を確認しました。すると、古いカメラの中には「右手が上」以外のものも出てきました。下の画像を参照。

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まず、ミノルタSR-T101。なんと!?異端児で「右手が下」だけです。

また、オリンパスOMや、ペンタックスの一眼レフの中には、両方のパターンを載せて、使いやすい方で~と丁寧に説明してありました。面白いことに、ペンタックスMXにいたっては、「右手が上」の構え方の場合、「この持ち方は右肩にバッグを下げている時は出来ませんから、バッグは左肩に下げてください」とカバンを提げる肩まで気を遣ってくれています。

結局・・・私の頭には、「右手が上」の構え方を見ると、「シェー!のポーズ」を連想してしまう現象が残ってしまいました(笑)。

2009年6月 8日 (月)

ライカ修理の

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ライカの修理で有名な「フォトメンテナンス・ヤスダ」さんが、7日付けの読売新聞の記事でずいぶんと大きく取り上げられていました。

安田さんは、今の店を開店してから29年だそうですが、修理自体は既に50年以上の大ベテラン。もともと勤めていた商社(かつてのライカの代理店シュミット)で働き始めた19歳の頃から、ライカの修理を始めたそう。実際にドイツにも何回も足を運び、ライカの技術者免状も取得している。

この記事の結びにある安田さんのコメントがいいのです。「フィルム写真の温かみに気づいてデジタルから戻る人もいる。いい写真をどんどん撮ってほしい」と。

この記事を読んだ買取名人が早速、安田さんに電話をしたようです。いろいろと話をしたようで、このブログで紹介させてもらうことも快諾していただきました。

記事内にもありましたが、修理の順番待ちのライカが30数台あるそうです。新聞で大きく取り上げられて、さらに忙しくなってしまうのではないでしょうか・・・!?

2009年6月 7日 (日)

7777

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昨日の閉店後、我楽多屋レジの売上を締めると「7777」と「7」が4つも並びました!

これは何か縁起が良いですね。そしたら、今日は天候が見事に回復し、晴れてくれました。

昨日の売上合計がいくらなのかは教えません。。。「7777」の前にまだ数字が付くのか、後ろにいくつか!?数字が付くのか?ご想像にお任せします(笑)。

一つ確実なのは最低でも、7,777円は皆様にお買い上げいただいたということ。あぁ~、いや、朝一番でご来店いただいたWさんには、バレてしまいます、7,777円ではないことが・・・。お一人でそれ以上の品物をお買い上げいただきましたから~。

まぁ、そんなことより。機種名に「7」の付くカメラは意外に多いようです。ササッと我楽多屋に並んでいたカメラの中からピックアップしたのが上の画像。

ミノルタHI-MATIC7、SR-7、α7000、α7700、α3700、ペンタックスSF7、Z-70、キヤノンT70、EOS750といったところ。ミノルタは「7」の付くカメラが特に多いような気がします。

もっと、いいカメラの中にも「7」が付くものがあります。ライカM7やマミヤ7などなど。面白いことに、今日の午後、マミヤ7の買取り依頼がありましたし、常連さんがキヤノン7に付けたロシアレンズのフードを探しに来られていました!呼んでますね!!!

2009年6月 6日 (土)

我楽多屋で買ったモノ・マガジン更新

田中長徳先生による連載コラム「我楽多屋で買ったモノ・マガジン」を更新しました。今回で第116回目です。タイトルは「アンダルシアの犬の撮影用に58ミリのUVフィルターを探す」。それでは、こちらよりお楽しみください。

また、ちょうど本日午後のこと、長徳先生が来店されたのですが、先月のがらくた市での秘蔵品放出セールの話題になりました。今月は長徳先生のライブトークを行ないますが、なんと!一緒に今月も秘蔵品放出の予定です!!お楽しみに!!

2009年6月 5日 (金)

電子頭脳で露出OK

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2日続けて、見た目ネタです。

「TARON Eye(タロン アイ)」というこのカメラのデザイン、独創的でインパクトあると思いませんか!?

内蔵露出計のセレン受光部のデザインが一番のポイントでしょうか。ボディー上部、ファインダーの上に置かれています。その分、頭でっかちのデザインになり、見方によっては、ペンタプリズムが載ってるのか!?くらいの感じです。

ファインダーを覗くと、ファインダー上部のブライトフレーム内に針が投影され、その赤い針と黒い針を合わせることで適正露出が得られるという仕組み。

まぁ、広告のコピー通り!?この特徴的な部分に電子頭脳が組み込まれているのでしょう!?多少は頭でっかちになっても仕方ないですね(笑)。

発売は1960年。レンズはTARONAR45mm/F1.8、シャッターは1/500秒まで。ちなみに、タロンは、もともと日本光測機工業株式会社といい、シャッターメーカーとしていろんなカメラにシャッターを供給していたそうです。

2009年6月 4日 (木)

M42とPK

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今年4月、私が初めて入手したデジタル一眼レフにペンタックスを選んだのは、M42マウントやPKマウントに何やら魅力的なレンズが多いと思ったから。

で、そんな風味のレンズ群がまとまって現れました!

今回は見た目で勝負です。

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まずはこれ ↑。鏡胴のデザインがペンタックス純正「SMC TAKUMAR」あたりの世代にそっくりです。「HC CARENAR」と書かれていますが、ほとんど聞いたこと無い名称です。そして、「LENS MADE IN KOREA」と刻印されています。28mmで2.8という明るさが魅力でもあります。

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次にこれ ↑。どうもコンタックスのゾナー135ミリあたりに良く似たデザインです。こちらは日本製。しかし、「WELTBLICK」と書かれた名称、やはりほとんど聞いたことがありません。明るさもゾナーと同じ2.8。

他にも、PENTACON、VOIGTLANDER ULTRON、YASHINONなどなど。それぞれのレンズを試写してここにアップすると、これから探して手に入れようという皆さんのワクワク感を奪ってしまうことになるのでやめておきます(笑)。

ちなみに今、istDにはこんなレンズが付いています。ロシア製のINDUSTAR50mm/F3.5です。。。

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2009年6月 3日 (水)

GR DIGITAL カスタムブック

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前回のシドニー報告で少し触れましたが、今月出る新刊を紹介します。6月8日に翔泳社から発売される「GR DEGITAL カスタムブック」という本。

著者は昨年末、うちの店で「オールドレンズパラダイス」の講演会を開いた澤村徹さん。前作はEOSデジタルとマウントアダプタで古いレンズを楽しもう!という内容でしたが、今回はGRデジタルをベースにクラシックカメラを彷彿させるようなドレスアップで楽しもう!という内容です。

フィルムカメラ用のビューファインダーやフードで格好良くカスタマイズしたり、様々なタイプのストラップを選択してみたり・・・、実にモノよりな内容であります。ファインダーはライカやツァイスイコン、ハッセルやPAX、ワルツなど様々なモデルが登場し、フードは同じくライカのほか、ペンタックスやコムラーまで登場します。それらのアクセサリーを使ったカスタマイズをいろんなテーマで紹介しています。

また、操作系のチューニングや、写真加工のポイントなどソフト面のカスタマイズの紹介もあるうえ、シグマDP1や、ライカD-LUX4、デジイチのドレスアップにも触れています。実に内容の濃い出来映えだと思います。

既に見本誌を拝見させていただいたのですが、私の第一印象は「カッコいい本」でした。前作同様、ボディはデジタルカメラなのですが、フィルムカメラのアクセサリーを使って楽しむカメラ遊びという点で、このブログ発信の四谷系銀塩情報としてお薦めします!

さて、6月8日発売日となっていますが、全国的には順次並んでいく模様です。うちの店には9日には確実に入荷予定。 いやいやナント!6月4日すでに入荷しました。早速販売中です。

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  • 「GR DEGITAL カスタムブック」
  • 2009年6月8日発売
  • 著者:澤村徹、監修:和田高広、発行:翔泳社
  • 定価1,980円+税
  • 澤村さんの公式サイトはこちら→http://www.metalmickey.jp/grd/index.html

2009年6月 2日 (火)

ニッコールT105ミリ

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このレンズをパッと見て、ニコンFマウントのレンズと見抜ける方は少ないのではないでしょうか?細い鏡胴からして、ニコンSマウント(ニコンS3やSPなどレンジファインダー向けのマウント)を想像する人の方が多いと思います。

確かにこのレンズ、その外観や、3群3枚構成というデータから推測するに、SマウントのニッコールT105ミリ/F4の光学系を流用したものと思われます。絞りもオート絞りではなくて、プレセット絞りです。

Fマウントの105ミリレンズには、ニッコールPオート105ミリ/F2.5というレンズが存在します。これはニコンFが登場した1959年、ほぼ同時に発売されていて、少しずつモデルチェンジしながら製造が続けられました。

それに対して、ニッコールT105ミリ/F4は1960年に発売されたものの。早々に製造は終了したようです。それは、もともとがレンジファインダーのSマウント用に設計されたレンズであり、レンジファインダーカメラの製造自体が1960年前半に終わっているからでしょうが・・・。

とにもかくにも、比較的珍しい品物であることは間違いありません。そして、何より一眼レフに装着した時のアンバランスさが、とても魅力的!?であります。

下の画像は、105ミリ/F2.5が手元に無かったので、135ミリレンズ(F3.5とF2.8)と並べてみました。下敷きになっている本は、参考までにSマウント用レンズのページです。

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今回こうやって取り上げはしましたが、一部のマニアの間では「マウンテンニッコール」という愛称で親しまれ、ニコンのウェブでもコラムが存在しています→http://www.nikon-image.com/jpn/enjoy/interview/historynikkor/2004/0407/

2009年6月 1日 (月)

トリップ35を・・・

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オリンパス トリップ35の革張りを替えたカスタマイズ機を持参されたお客さんが「いい感じでしょ!でも、どこかで見た感じしない?」と言われました。

負けん気で言うわけではありません。私も見た瞬間に「あれだ!」と思っていました。

それは、オリンパスが今夏発売予定のデジカメ。昨年のフォトキナあたりから、その実体は明らかにされていたので、ご存知の方も多いでしょう。マイクロフォーサーズマウントを採用した、レンズ交換式のデジカメです。

張り替えられたオリンパス トリップ35の薄茶色の革は、娘さんの壊れたバッグを利用したものだそうです。画像ではちょっと分かりづらいのですが、オリジナルの黒と比較して、カメラ自体が細長くスマートに見えるのが不思議な感じです。近いうちに我楽多屋で展示させてもらう予定ですので、お楽しみに。