自作キャップ
古いカメラに懲りだすと、いろいろと困った問題が発生します。カメラ本体を手に入れても、キャップやケースなどの付属品関係を見つけるのが大変だったりするのです。
我楽多屋は比較的、その手のカメラアクセサリー関係を見つけやすい店だとは思いますが、何百、何千種類もあるカメラの専用アクセサリー、それもレア系のものを見つけるのは大変なものです。
まぁ~それを見つけるのが、また、買い物の楽しみだったりもするのでしょうが!
一方で、見つからないなら、自分で作ってしまえ!というのも方法。
上の画像は、アサヒフレックス用と、オリンパスフレックス用にレンズキャップを自作してしまった常連さんの作例です。レンズキャップの本来の用途は、レンズの保護ですから、オリジナル部品に必ずしもこだわらないなら、こういう自作で楽しむのもアリ。
アサヒフレックス用のキャップ(画像左側)は、市販の43ミリ径のキャップに「AOCO(アサヒオプティカルコーポレーション)」のロゴをあしらったもの。あしらい方は実はいたって簡単。ボディーに刻印されたロゴをなぞって細いマジックで書いただけだそうです。
オリンパスフレックス用のキャップ(画像右側)は、サイズが同じ二眼レフ用のキャップにオリンパスのロゴを付けています。オリンパスペンSのボディーの貼り革に型押しされたロゴを、キッチン用のアルミホイルでなぞって型取って、色を付けて貼り付けただけだそうです。
そして、両方ともキャップの前面で銀色に輝く地の部分は、なんとアルミ缶を丸く切って貼り付けているのです。画像では分かりにくいかもしれませんが、アルミ缶の底を使うと半球状に弧を描いているので、さらに趣きが増すのです。