★ゴールデンウィーク期間中、我楽多屋は5月4日(土)・5日(日)の2日間を臨時休業させていただきます。定休日の5月1日(水)と合わせて、営業日が少し飛び石的になりますので、よろしくお願い申し上げます。
去年の夏くらいから~買取りのアローカメラの方へ継続して買取り依頼の品を送って来てくださるお客さんがいらっしゃいます。
それらの品物は市場性あるものばかりなので我楽多屋にはほぼ回って来ていませんが、買取職人から伝え聞くところによると、そのお客さんはこのブログを日々楽しみに読んでくださっているとの事で嬉しい限りでございます。
さて、数日前にもカメラ2台が届き、「ぜひ二代目さんのブログで話題にして欲しい~」とのこと。そう言われると話題の切り口が見つかりにくかったりもするのですが…(^^;)
で、1台目。オリンパス ペンF 40/1.4付について「話題にせよ!」の指令で私が思いついたのは~。
アクセサリーシューが付いていたので、それを外してみて、取り付け部のアイピースがまったく欠けていない点に着目しました。
プラスティック製のアイピースだけでアクセサリーシューを支えるため、シューの重さだけなら問題無いんでしょうけど、ストロボなどを乗せてしまうと、何らかのショックなどを受けてアイピースが欠けてしまうことが多々あったようなんですね。
なので、ペンFはこの部分をチェックする~のが一つの決まり事みたいな感じになっています。
ま、欠けていてもアクセサリーシューを使うことが無ければ問題ナシですし、それ以外の機能面に何ら影響はありませんけどね。商品価値は少し落ちてしまうのです…。
下の画像は過去の画像から探して来ましたが、アイピースが両サイドともに欠けてしまっています。
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両側にレンズを付けられるようになっているキャップの話です。
ライカの一眼レフのR用(上の画像内の左)とレンジファインダー機のM用(上の画像内の右)ともに、我楽多屋では比較的ちょいちょい出て来ます。
私は今まで何の疑いもなく純正アクセサリーだと認識していましたが、先日ある人に言われて~実際LeitzやLEICAや品番の表記が何もないので…純正品ではないのかもしれないと自信を無くしています。
用途としては、使わない交換レンズをバッグなどに収納する際にこのキャップの両側にレンズを付けることで、コンパクトに収納したり・バッグの中でガチャガチャせずに収納するためのものなんだと思います。
これを真似てユーザーが自分で普通のリアキャップを2個接着している事例は、今までに何度か見たこともあります。
今回出て来たのは同様にニコンのリアキャップを2個接着しているのですが、吊り金具を付けている凝ったもの。
そうそう、この手のが製品化されているのを以前に話題にしたことありました。「Lens Chenger」ってやつ。あれの用途は収納時の話ではなくて、撮影中のレンズ交換時に外したレンズを地面などに置く必要なく素早く交換するのが目的でした。
このニコン純正リアキャップから自作したのも、それを目論んだものでしょう。ただ、誰がどんな方法で接着したか分からいないのでその接着力が不明。実際に利用するのはちょっと怖いかも...(>_<)
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素材は違えど~かなり似ている形状をしているので、これで金魚すくいをしたくなりますね。これなら破けないから根こそぎすくえますよ…笑。
冗談はさておき、箱に「CAMERA SKETCH-LIGHT」と記されていた、このフラッシュガン。Googleさんでは調べ切れませんでしたが、国会図書館さんのデジタルコレクションで当時の広告を発見することが出来ました。
1935年10月号の「フォトタイムス」に載っていました。岡野製作所というところが製造販売していたようです。
本来はこの下に付ける筒状の部分(多分電池が入っていたりする)があって、ボディのアクセサリシューに装着します。シャッターと発光をシンクロさせる方法は、付属のこのケーブルレリーズありきみたいです。親指で押す赤い部分の横に飛び出ている黒い接点部分と筒状の部分を接続してシンクロさせるようです。
カメラ用(汎用?)とライカ用があって、このケーブルレリーズ式がカメラ用。ライカ用はライカのレリーズボタンの上に被せられるような形状だった模様です。
値段は拾円。キャッチコピーに「危険絶無・操作簡単・絶対優秀」と謳っています。マグネシウム発光器や閃光粉を使う発光手段より安全簡単ということでしょうね。
『フォトタイムス』12(10),フォトタイムス社,1935-10. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/1898467 (参照 2024-04-27)
★本日27日は第4土曜日なので、午後2時より恒例の全品1割引きサービスを行ないます。
個人的にフジフイルムのデジタルカメラを何台も使ってきています。一番最初に使った機種はこちらで話題にしました。
また、フジのミラーレス機にも関心はありますが、手を出さずいます。ま、ミラーレス機に手を出さないのはフジに限った理由ではなく、カメラ屋がオールドレンズ遊びに走って気に入ったレンズを溜めこんじゃうと、皆さんのためにならないと思うからです。
さて、これフジフイルムのX-T20って記されていますがホンモノではなくて、プロモーション用のモックです。
「お、これなら持ってても良いかな?」なんて思いましたが...残念なところがありまして、ボタン、ダイアル、レバーが何ひとつ動かないんです。モックとはいえ多少は動くのもあるんですよね。これでは手悪戯のオモチャにもならないなぁ~って感じなので、我楽多屋の売り物にします。
その前に、Xマウントの中華製レンズが売れずに残っているのでそれを付けてみよう!と思いました。
レンズをモックのマウント部に合わせて回しかけて...「ん?」と思いました。レンズ脱着ボタンも押せないのだろうから、下手にレンズを装着してロックしちゃったら外せなくなる???という危険を感じてやめました。上の画像はほとんど回さず乗せている程度です。
推測するに、多分ロックは掛からずクルッと回ってしまうと思うんですけどね。臆病は最大の危機管理だと思っているので(^^;)
このニコンF3はお客さんカメラなんですが、こんなお話を聞かせてもらいました。
最近お引越しをされた先でこのカメラを肩から提げて歩いていたら、ご近所の人から「職人さんですか?」と不思議な声掛けをされたそうです。
このお客さん、カメラは仕事ではなくて趣味です。しかし、声を掛けて来た人は世代は違うようですが写真を仕事にされている人だったそうです。それにしても...職人って不思議ですよね?どんな意味で言われたのでしょう?
さらにこのカメラ、山手線の中でも「それはモータードライブが付いているんですよね?」と女性から声を掛けられたり、秋葉原では外国人から「Very Nice👍」と声を掛けられたり、いろいろな人との出会いを作ってくれてるらしいです。
以前から「ライカは人を結び付ける~」的なことはよく聞きますが、今ではライカに限らずフィルムカメラであるだけで、人を結び付ける効果がありそうですね。
ちなみに、私の場合は「何でネームが赤いんですか?」とか聞いてしまいそうです...(^^;)
ブランド違い同型機のブラック&ホワイト。
ブラックの方は「REVUEFLEX 3003」。
ホワイト(シルバー)の方は「argus CR-1」で、こちらは過去にブラックボディをこのブログで紹介しています。
どちらもアメリカのブランドですが、製造は日本製のOEM品。チノンが造っていたそうです。チノンのOEM品についてはこちらの記事もどうぞ→https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/2022/01/post-c36d-1.html
冒頭に同型機と書きましたが、違う部分は僅かに2点(赤い矢印の先)。REVUEFLEXの方には巻戻しクランクの至近にバッテリーチェックのボタンがあることと、巻上げレバーの至近に多重露光用のレバーがあること。
さて、どちらも露出計が全く動かない訳では無いんですが、それぞれちょっと問題があって正常に露出計を使える状態ではありませんので、正しく動いていないとダメな人には向かない個体です。でも、シャッターは機械式でまともに動いています。
これを持ち込まれたお客さん曰く「『1/250秒・絞り8』ほぼOKなわけだし、それで使えない条件なら使わない…」と言われていました。そのくらい大らかな人、どうぞ。
先週、アサヒペンタックスSPの取扱説明書の初版モノについて話題にしました。そのペンタキシアンさんから、それを理由付ける興味深い追加情報をご提供いただきました。
アサヒペンタックスSPの製造段階最初期、ボディ上面に「SP」の刻印をしていない個体が僅かにあるのだそうです。それらは基本的に市場へは出回らなかったようなのですが、そのペンタキシアンさんは1台お持ちなのです!
見せていただいた貴重な1台のシリアルナンバーは「100213」。
それに対して、初版と思われる取扱説明書に載っているボディに記されたシリアルナンバーは「100295」と、実に近いナンバーなのです。
この僅差が初版であろうと推測する理由の一つ。これ以外にも、SPの取扱説明書を10数種類お持ちのペンタキシアンさんが内容を見比べれば、印刷された世代順は容易に推測が付くのだろうと思います。
★本日4月22日(月)、我楽多屋は地元商店会総会参加のために閉店時間を繰り上げて、午後3時45分に閉店させていただきます。よろしくお願い申し上げます。ちなみに、明日23日は第4火曜なので営業する火曜日です。
数日前のお客さんカメラです。
「LUMIXDMC-L1」は、パナソニックのレンズ交換式デジタルカメラの初号機です。
私の勉強不足が露呈(または認知機能の低下ですっかり忘れている)...聞いた時に「えっ!」と思ってしまったのは、このカメラはオリンパスとの共同開発らしいです。外装は違いますが、オリンパス E-330とは兄弟機になるそうです。
一見「デカっ」と思ったけど、プラボディだからか!?案外と軽かったです。
一番の特徴はミラーがオリンパス・ペンFのように、横方向に跳ね上がる点。ペンタプリズムを使う多くの一眼レフカメラと違って、ポロプリズム(ミラー)を使っているのですね。オリンパスの血が流れている~とか勝手に思ってしまいます。
このお客さん、最近はオールドデジカメを使うこと自体を楽しんでいらっしゃるようですが、このボディについては装着されているレンズ「Dズミルックス 25/1.4 ASPH.」を使いたかってのも入手された理由のようですよ。