我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2023年7月14日 (金)

揃いました!

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常連Oさんがニッコールレンズを探しに来られたので、「どんなニッコールですか?」と聞くと、安く入手したというニコンF4Eを持って来られていて、「これにとりあえず付けたいので~」とのこと。

マニュアルフォーカスレンズを並べているあたりを探されていたので、「オートフォーカスレンズでもいいのであれば、その方が安くありますよ」なんて案内をした結果、AFニッコール最初期の28-85mm/F3.5-4.5を選択されました。

「フードあります?」と言われたので、「これ用のフードはたくさん在庫ありますよ」と。

「ストラップもいただいていきます」と言われたので、「ここから選んでください」と。

上記3点のお会計後、レジ脇に置いてあったニコンのスピードライト4個に気付いたOさんが「F4に合うのありますか?」と言われたので、それとは別に既に並べていたF4時代ドンピシャのSB-24をお勧めした結果、Oさんが「全部揃っちゃいましたね。今、一番人気の無い世代の品物だから随分とお得に」と満足げに言われました。

であれば、私も「そうですよね、そういう品物だからこそ我楽多屋で揃うんですよ!」と、我楽多屋の真骨頂を発揮出来たようで満足度が大でした。

 

 

2023年7月13日 (木)

セピアフィルターをiPhoneに

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1990年代の半ばだったかコニカがセピアカラー専用のフィルムを出したことがありました。付随してそのフィルを内蔵したレンズ付きフィルム(使い捨てカメラ)もあったはず。

また、マルミなどフィルターを造っているメーカーからは特殊効果フィルターとして「セピア」も出ていました。

デジタルの時代になっても、カラーモードとしてセピアが設定されているカメラも存在しています。

JISの色彩規格で「セピア」とは「ごく暗い赤みの黄」とされているようですが、一般的には茶系の色という表現が適当に思います。

何故にそんなにセピアがウケるのか?はいいとして、そのセピアフィルターが出て来たので遊びでiPhoneのレンズの前にかざして撮ってみようと思いました。

すると、iPhoneの色補正の能力にビックリしました。

まず、iPhoneに何の施しもせずに撮った画像がこれ。

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そして、iPhoneにセピアフィルターをかざして撮った画像がこれ。全然セピアになっていませんよね。iPhoneが勝手に色補正してくれたのです。

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では、iPhoneにセピアフィルターをかざした直後の色補正を始める前に急いでシャッターを切った画像がこれ。セピアですね。

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さらに、色補正を終えた後のiPhoneからセピアフィルターを外した直後に急いでシャッターを切った画像がこれ。セピアを補正するために補色にあたる青味を強める補正をしていた証拠です。

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2023年7月12日 (水)

ロボット芝刈り機

本日水曜日は、我楽多屋の定休日です。よろしくお願い申し上げます。

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二代目の「先週撮ったもの行ったとこ」は、出勤途中の日比谷公園。

ほとんどの自転車出勤日は開店時間を気にして急いでいるのですが、この日は少し余裕があったので日比谷公園にちょっと寄り道しました。

この時すでにサイクルコンピューターの温度計は30℃を超えていました。その炎天下でも黙々と作業しているロボット芝刈り機がけな気でした。

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2023年7月11日 (火)

宣伝時に愛称で呼ばれていたカメラ

本日第2火曜日、明日水曜日は我楽多屋の定休日です。よろしくお願い申し上げます。

 

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50歳半ば前の私でさえ...オンタイムでの記憶が怪しいので、若い世代は知らない人が多いかもしれません。

コニカはコンパクトカメラを宣伝する際、実際の機種名以外のキャッチーな愛称を使っていたことがありました。

「ピッカリコニカ」が1975年発売のコニカC35EF、「ジャスピンコニカ」が1977年発売のコニカC35AF。

ピッカリコニカはストロボを最初に内蔵した機種で、お分かりでしょうがストロボが「ピッカリ」と光るから。ジャスピンコニカはオートフォーカス機能を最初に搭載した機種で、同じく分かりやすく「ジャストなピント」の略。

どちらもテレビCMなどで頻繁に流れたこともあって、当時の人の目に耳にかなり印象に残ったカメラだったと言えるでしょう。

コニカはそれよりも前の世代のコンパクト機にも有名な愛称がありました。最近の世情から忖度して触れないように…とも思ったのですが、それは「じゃーに~コニカ」と呼ばれる1968年発売のコニカC35。「ジャニー」じゃないから気にしなくていいのか…。これは旅行へ持って行くのに便利なコンパクトさを謳ったのだそうです。

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2023年7月10日 (月)

訳あり本

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「訳あり」と言っても、いい意味での訳ありで、本の状態や程度のことではありません。

我楽多屋がある荒木町からは数百キロ離れた遠方からカメラ関係の本が届きました。

長年 我楽多屋を応援してくださっているSさんからで、事前に相談のメールを頂戴していました。「我楽多屋さんで欲しい方に差し上げていただくような方法を取ってもらえるなら、大手の本の買取り業者で手放すよりは良いなと思って」と。

特に詳しい内訳も聞かずに1箱と思い込んで送料の話もせずに、安請け合い⁉︎してしまった私がいけなかったのですが、届いてみたら送料はSさんのご負担で2箱。これは大きな負担を掛けてしまいました。

それでも、Sさんは「有効活用してもらえればいいんです、送料とか全く気にしないでください〜」と言ってくださっています。でも、有効活用なんて~そのお気持ちがとても嬉しいじゃないですか!

なので、最低でも送料分くらいはお返ししたく思います。この本を欲しい方は少しだけご負担ください。

普段同じ本が出た時よりも安く値付けして我楽多屋に並べますので、欲しい方はぜひ買いに来て下さい。よろしくお願い申し上げます。

 

 

2023年7月 9日 (日)

難しい4台

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この4台、どれもまともに動かないのは分かっていましたが、随分と汚れていたので値段を付けて店に並べるにあたっては見た目をそこそこの状態にするまでに、かなりの時間を要してしまいました。

がらくた屋(あえて平仮名で書いてます)とはいえ「カメラ専門店」ですし廃品業者ではないので、表現が難しいのだけども~あまりにも見すぼらしいモノの陳列は避けたのです。

だって、がらくた屋じゃなくて我楽多屋(楽しみが多い)だから。

実はこれらのカメラ、以前に仲間の業者からまとめて引き取った品物の中にあったもの。その中には商品にするのに難儀しそうなもの(欠品があったり、大きな凹みがあったり、触るのも躊躇するくらい汚れていたり…)が相当数あって、仕舞いこんでいたのです。

この4台はまだマシな方なのです。欠品や大きな凹みはなくて、外装を綺麗にすれば見た目はそこそこになると思ったので、掃除を始めました。

こちらの問題であり計算なのですが、4台を綺麗にするのにかかった時間を例えば時給計算したら、これら4台の売り値合計と同じくらいなんです…。

まだ両手両足で数えられないくらいの数のもっと難儀しそうなカメラがあるのです…どうしよう…。

 

 

2023年7月 8日 (土)

フィルムカメラで1日1枚撮影国民運動

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最近、田中長徳先生が提唱されている「フィルムカメラで1日1枚撮影国民運動」。フィルムカメラが安くなってフィルムが高くなって~という背景がキッカケにあって唱えられているのだと思います。

この運動について、お客さんから話を切り出されたことが数回ありました。

ある人は「1日1枚じゃ、消費が減るのでは…」と心配されていらっしゃいました。この人の場合、月にフィルムを1本以上確実に消費している側の意見であって、フィルムが高くなろうが負けずに消費する~くらいの意気込みさえ感じられる、フィルム消費には既に貢献されていらっしゃるからゆえの疑問だったのです。

またある人は「そもそもプロがフィルムを使わなくなったから、こういう現状になってしまったのに…」と言われてました。まぁ、そこには色々な環境・時代の変化もあったわけで~なんでしょうけども、私には何とも言えません言いません。

これについて私は、「1日1枚」というのはある意味で何かの喩えであるのだろうし、それこそ年に1本とか2本とかしかフィルムを消費しない人に向けては消費を促す効果にも成りうるのだろうし、いろいろな意味合いでの「1日1枚」であろうと判断していました。

それを確認するべく、長徳先生がnoteにアップされた~7月のマガジン全11話を購入して読んでみました。有料記事ですから抜粋するのは控えますが、やはり単純に1日1枚撮りましょうという話ではありません。
 
改めて私なりに考えたのは、前にも書きましたがゴミ置き場を毎日毎日撮影するのとかしたいのだけど回収時間前に店へ出て来るのが大変そうなので、何かを日々撮り続けるべくカメラにフィルムを入れて
そのカメラにについては原則1日に1枚しかシャッターを切らないルール。

だから、それ以外は他のカメラで撮らないといけないので、スマホなりデジカメなり、他のフィルムカメラを持ち歩く必要はあります。もしかすると、1日1枚のカメラは使い捨てカメラになってしまうかもしれませんが…。

 

 

2023年7月 7日 (金)

ぼくは缶のカメラです。

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保証書に記されているお買上げ日が平成12年(2000年)5月ですから、今から23年前です。

ちなみに、ニコンD1の発売日は1999年9月、キヤノンIXYデジタルの初号機が発売されたのが2000年5月。長年カメラ趣味をされていらっしゃる方には、ここら辺のデジタルカメラの発売日との比較で、何となくこのカメラの時代感を分かってもらえるんじゃないでしょうか。

ただし、正確には分かりませんがこの缶の形をしたカメラ。実際にはもう少し前から存在していたとは思います。まるでコカ・コーラのようなデザインに塗られたものなど、いろいろなデザインのものがあったような気がします。

我楽多屋の天井に吊るしている中にも缶型のカメラ1台あるのですが、それは110フィルムを使用するカメラ。

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さて、今あるのは缶型カメラのスケルトン仕様。いつもこの手のカメラを見ると、フィルム感光しちゃうんじゃないの?って思ってしまいますが…笑、フィルム室の中は大丈夫そうです。

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今までの2点の画像では「スケルトンなのか?」「缶なのか?」分かりずらいような気もするので、最後に一番分かりやすそうな角度から撮っておきました。

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2023年7月 6日 (木)

F5のジャンク

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このジャンクのニコンF5が我楽多屋にやって来てから、1ヶ月以上が過ぎました。数多くのお客さんが気になってご覧になっているので、私は検品して気付いたことを正直に申し上げています。

この個体は仲間の業者から「バッテリーホルダーの接点欠落で動作未確認である~」とのことで預かったものです。

ところが、検品したところ。バッテリー室の一番奥、バッテリーホルダーと本体の接点にも不具合あるのです。ということは、正常なバッテリーホルダーに電池を装填したところで動作するかどうかも不明なんですね。いや、動かない確率の方が高いと思われます。

それに動いたところで、既にファインダーを持っている人の場合はいいですけど、そうじゃないとファインダーを見つけないといけません。ニコンFやF2、F3あたりと比べて、F5のファインダーだけって中古で見つけにくいような気がします。

だとすると…伝えられた仕切り値ではちょっと高い気がしたのでその旨を伝えたのですが、しばらく様子を見たい~とのこと。まぁ、外観は非常に綺麗なので部品取りにしたい人の目に触れるかもしれません。それでも、高いかな…。

というわけで、1ヶ月少々経過。そろそろ、値下げ出来るかなぁ!?と。

 

 

 

我楽多屋で買ったモノマガジン更新

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田中長徳先生の連載コラム「我楽多屋で買ったモノ・マガジン」を更新しました。

第284回目のテーマは「イエローのプライスタグの文字が見えなくなるVSOPのヤシカエレクトロX」です。

こちらより、お楽しみください→https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/monomagazine3.html

 

*閲覧は2023年10月初旬まで。