写真の撮り方の本なんですが
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鉄道写真家の大御所 広田尚敬さん(当時は廣田だったんですね)の「たのしい鉄道写真の撮り方」という本にちょっと驚きです。発行は1976年なので、47年も前。
ご自身が「少年向けに書いたつもりの内容が、大人にも充分読みごたえのあるものだと再認識してしまった」と書かれているように、子供に限らず大人の初心者向けにもかなり充実した内容です。
カメラやフィルムの知識のほか詳しい撮影テクニックは当たり前、それ以外にも準備やマナーなど現地での注意点まで事細かに書かれています。
見出しの一部を紹介すると、以下のような感じ。「道の上手なたずねかたをコーチしてください」「大自然から知る天気予報」「レールぎわを歩くとき気をつけることは」「列車待ちの間がたいくつでこまっています」(に続いて食べられる野草の紹介がされています)、「お礼状がにがてです」などなど。
そして、この本一番の驚きは218ページもあるのに「写真」が1枚も使われていないこと。必要な場合はすべてイラストが使用されています。写真の撮り方の本なのに…。
だからと言って、それがこの本の価値を下げている~とかそういうことを言いたいわけではありません。既に書きましたが、大人でも充分に使える充実した内容です。ただ、単純にページをめくって行くうえで写真が無いことにちょっとビックリしました。
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