我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2013年9月 5日 (木)

ミノルタ6の剛体蛇腹

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「minolta six(ミノルタ6)」(1935年)のレンズ沈胴部分って、独特な造りをしています。

「剛体蛇腹」と呼ぶらしいです。

普通、このようなスプリングカメラの場合、この部分は蛇腹になっていますが、このカメラが造られた当時、蛇腹の素材である皮革の入手が困難な傾向にあったそうです。でも、その理由以上に、他とは違うモノ造りをしたいという理由で、こういう剛体蛇腹になったそうです。

この部分、ボディ本体と同じでベークライト製。3段構造式。

レンズ両サイドにある金属製の取っ手を抓んで手前に引くと、ガチガチガチと箱を3段積み重ねたようになります。

この「剛体蛇腹」部分で目を引くのが、左右側面のベークライトにあてられた金属製プレートが「M」の文字を模っているように見えるところ。たまたまこの形なのか、あえてこの形なのか不明ですが、後者なら気が利いてますよね。MINOLTAの「M」。

 

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2013年9月 4日 (水)

東京湾フェリー

6月より「毎週水曜日を定休日」とさせていただきましたので、本日4日は休業いたします。よろしくお願い申し上げます。

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前の週の定休日に、私 二代目が撮ったものや行ったとこをアップする「先週撮ったもの行ったとこ」。

今回は東京湾フェリーに乗って来ました。

東京湾で対岸との距離がかなり接近している、久里浜(神奈川)と金谷(千葉)を結んでいるフェリーです。

航行中は、まわりをたくさんの船が行き交い、上空を飛行機が飛び、自衛隊のヘリコプターまでも、そして、カモメが寄ってくる~。

東京で職住する身としてはわずか45分間ですが、とても非日常を味わえるひと時でした。そして、非日常をさらに演出するため、PASMOでなくて、あえて、券売機でキップを買ったりもしました。

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2013年9月 3日 (火)

トプコンのマーク

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東京光学「トプコン ウインクミラー」のペンタ部に刻印されたマーク。

今まで時に気にして見たこと無かったのですが、変形の多角形の中に「TOKO」の文字と、不思議な記号が記されているのに気付きました。

「TOKO」というのは、東京光学の略称。

戦時中は「陸のトーコー、海のニッコー」と呼ばれていたそうで、光学機器では日本光学(ニコン)と双璧をなしていた東京光学なのです。

さて、不思議な記号。「T」と「K」と「左右反転させたK」を組み合わせたみたいな形してます。「TOKO」の先入観でそう見えるのでしょうか…。

ただ、たまたま見つけた、富岡光学のマークにもほとんど同じ記号が使われています。

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富岡光学も、戦時中は軍需機器の製造を行なっていて、当時の銃器に付けられたスコープなどにこの記号は記されていたようですから、そちらの方面に関心ある方でご存知の方いらっしゃいませんかね?この記号の由来。

それとも、光学系の何かをイメージ化した記号なのかな。

はたまた、やはり「T」と「K」なのか。。。

2013年9月 2日 (月)

コニカ オートレックス

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数日前に、フィルムカメラは撮影途中でカラーとモノクロの切り換えなんて出来ない~的なことを話題にしました。

が、撮影フォーマットをフルサイズ→ハーフサイズ、ハーフ→フルへと自由に切り換えが出来るフィルムカメラは存在しているのです!

「コニカ オートレックス」が、そのカメラ。

ボディ上面は巻上げレバーの左手にあるレバーの操作で、フィルム装填中でも切り換えが可能です。

このレバーを「HALF」側にすると、下の画像のようにマスクが出て来ます。ただし、ボディに貼られたシールの案内にもあるように、「ハーフ→フル」にする場合と、「フル→ハーフ」にする場合で切り換えレバーと巻上げレバーの操作順が逆になります。

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あと、切り換え時には1/4コマ分の無駄がフィルムに発生しちゃいます。

ところで、このカメラの切り換えが可能な理由って何なんでしょう?

予備フィルムを持参せずに外出したところ、思いのほか撮影カット数が増えてしまい、これじゃあフィルムが足りなくなる~なんて緊急時に、フルからハーフに切り換えたりするんっすかね?(笑)

 

 

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2013年9月 1日 (日)

ファースト ライカ

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常連WさんのライカⅢcです。

16年程前に最初に買ったライカで、これがキッカケでこの道に迷い込んでしまったそうです(笑)。

当時ご存命だったお父様と一緒に出掛けた中古カメラ市で買ったカメラ~というのも思い出深い理由の一つだとのこと。

この10数年でずいぶんと使い込んだそうで、残念ながら、低速シャッターや距離計などに不具合が出始めてきたので、うちの店の後に、修理屋さんに持って行く予定だというのです。

金額だけ考えれば、今回かかるであろう修理代は購入金額よりも高いものになるし、今の市場なら、現状使えるものがそれ以下で買えるのも分かっているけど、この1台は直しておきたいのだそうです。

そのお気持ち、よく分かります!

しかし、約70年前のカメラが直して使えるって凄いことです。

上の画像をよく見てください。実に使い込まれていますよね。軍艦部前方の角、地金の真鍮色が見えて来ています。

2013年8月31日 (土)

モノクロフィルムって

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もう5年も前に一度話題にしているのですが、改めて。

最近のデジタル世代には、モノクロフィルムという概念がない人もいらっしゃるそうです。

何故って、デジタルカメラでは撮影する時点でカラー・モノクロの切り替えが出来るカメラがあるし、撮影後のデータをソフトでカラーからモノクロに簡単に変換出来たりするから。

フィルムカメラの場合は、モノクロフィルムというのがあって、それで撮らないといけません(知っている人には恐ろしく当たり前の話ですけども)。もちろん、撮影中にモードを切り替えて、カラーで撮ったり、モノクロで撮ったり出来ないのですから。

カラー・モノクロのそれぞれの撮影が必要な場合は、ボディを2台持ちで、1台にはカラーフィルム、もう1台にはモノクロフィルムを入れて~的な方法を取ったり、中判カメラなどフィルムホルダーを交換できるカメラの場合は、カラー用とモノクロ用のフィルムホルダーをそれぞれ用意して、同じカメラでフィルムホルダーを交換しながら撮らないといけません。

モノクロフィルムを知らない~という意外性から取り上げた話題ですが、ただでさえ、縮小傾向のフィルム製品の中でモノクロ系はより心もとない状況です。

でも、モノクロこそフィルムでないとクオリティが~などとも言われていますよね。絶やさないためにまず出来ることは、使うこと。

 

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2013年8月30日 (金)

「Fujita」から有名人尻取り

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高校1年生の時にたまたま同じクラスになり、卒業後はそれぞれ別の道を歩むも、途切れることなく仲が続いている友人5人が居ます。

その仲間同志で、いまだに語り継がれている出来事があります。

それは20年以上前に数回やった遊びの「有名人尻取り」。

「野口五郎」→「宇多田ひかる」→「ルビーモレノ」みたいに、人名で尻取りをしていくのだけど、答える人名は、歴史上の人物でも、現在の芸能人でも、スポーツ選手でも、財界人でも良くて、ただ有名であることが条件。

中には、「えっ?それ誰?」ってのを答える友人もいるんだけど、回答者以外に1人でもいいから知っている人が居ればOKって、ルール。

ある時、「る」ではじまる名前で、「ルイス伊藤」って答えた友人がいました。誰も知ってる人が居なくて、「誰だよ!それ?」、「作っただろ?」とか突っ込まれるわけです。

それを答えた本人は、三浦和義のロス疑惑(1981年)で検事だった人だ!と言い張るのですが、あいにく、他のメンバーが誰も知らなくて認められず、、、

当時はスマホなんか無いから、出先で即座に確認など出来ない。後日、実在の人物であることは判明したので、彼がいい加減に作った名前である「疑惑」は晴れたのでした。

何でこんな話かというと、上の画像のキャップを見て、「Fujita」といえば、「藤田平」だろぅ!と思ってしまったからなのでした。「藤田平」が通じる人はどれくらい、いるんだろ???

今日はまったく、カメラネタじゃないですよね、すみません。

念のため、藤田光学の情報はこちら。うちのブログでも軽く取り上げたことありました

2013年8月29日 (木)

ニャイズ(nya-eyes)

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東京都写真美術館ニュース別冊「ニャイズ」をご存知でしょうか?

正直な話、見てビックリ!!する人が大多数と思われる、毎号4ページのマンガなのです(毎月第3水曜日発行)。

何故、ビックリするのかというと、美術館として十分に厳かな東京都写真美術館なのに、この「ニャイズ」に限っては、何でこんなにはち切れちゃってるの?というくらいな内容なんです。

いや、内容は写真美術館の案内や説明なんだけど、切り口がはち切れちゃってるのです。

というのも、作者は「カレー沢薫」さん。講談社の「モーニング」に連載された「クレムリン」の東京都写真美術館版なんですね、これは。

と、知った気に書きましたが、私 二代目はもともとの連載を知らなかったので、それこそ、この「ニャイズ」で存在を知って、ビックリしたのです。

うちの店には縁あって、相当数の「ニャイズ」が毎号送られて来ております。我楽多屋に置いてますので、ご希望の方は遠慮なくお持ち帰りください。バックナンバーもいくらかあります。

お客さんの中には、我楽多屋で毎号入手されるのを楽しみにしていらっしゃる方も居ます。

 

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2013年8月28日 (水)

青海コンテナ埠頭

6月より「毎週水曜日を定休日」とさせていただきましたので、本日28日はアローカメラ・我楽多屋とも休業いたします。よろしくお願い申し上げます。

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さて、「先週撮ったもの行ったとこ」。

お台場に隣接する青海コンテナ埠頭を通りがったところ、通称「キリン」と呼ばれる「ガントリークレーン」が盛んに働いていたので、しばし見入ってしまいました。

コンテナを積んだトレーラーが順々に引っ切り無しに到着して、積み荷を引き上げて、船に積んでいきます。

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2013年8月27日 (火)

時として、カスタム機能って

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昨日午後、買取名人外出中に付き、私 二代目が「キヤノンEOS-1V」買取り依頼のお客さんの対応をしました。

簡単に状態をチェックし、1ヵ所だけちょっと気になるキズがある程度の美品だったので、頑張った値踏みをして買取り成立。

ボディのみのお持ち込みだったこと、基本かなり状態の良いモノだったことで、レンズを付けての動作のチェックなどは行ないませんでした。

お客さんがお帰りになられた後に、我楽多屋の在庫にあったEFレンズを付けてみたところ、シャッターボタンを半押ししても、AFが利かない・・・。

グリップ部にある隠し扉を開けてリセットボタンを押して、設定を初期状態に戻してみてもダメ。

「あぁ~壊れてるぅ~」と思いながら、イジっていると、※ボタンを押した時に、ウィーンってピント合わせの動作をすることに気付き、「壊れてはいないんだなぁ~」と、取説を見る。

カスタム機能で、「AF作動/AEロック」の項目を発見。

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この項目がカスタム設定されていたので、シャッターボタン半押しでAFが利かないことが判明。

こんなの分かるわけねぇ~よなぁ~と思いながらも、実際かなり安心したのでした(笑)。

見た目同様に、こんな風にカメラの操作系まで、まるでデジイチ然としたEOS-1Vですけど、フィルムカメラだと思うと俄然魅力的に見えて来ちゃうんですよね。