我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2013年11月16日 (土)

エプロン姿が美しい

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「エプロン姿が美しい」なんて、カメラ屋のブログタイトルに「相応しくない~」と思われるかもしれませんが、カメラボディには「エプロン」と通称される部分が存在します。

ウィキペディアによれば、

「ライカタイプのカメラボディにおいて、レンズマウントとその周辺を指す語。エプロン部などとも呼ばれる。俗語だが、メーカー各社や修理店、カメラ店などで広く使われている。ここでいうライカタイプとは、ロールフィルムを使う長方形のカメラボディにレンズが取り付けられるカメラのこと。フィルムフォーマットやレンズが交換できるか否か、その他の顛末な点は問わない。」

とある。

しかし、この部分が美しいのどうのこうの言えるようなカメラは、このコニカⅡを除いてほとんどないのが事実。

何故に、この部分にこんな魅力的な曲線を持たせたのか?興味深いですね。

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画像は1951年登場の「コニカⅡ」、1955年に登場した「ⅡA」「ⅡB」も同様な曲線エプロン。しかし、1956年登場の「Ⅲ」は直線的なエプロンに変更されてしまう。

 

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2013年11月15日 (金)

米国が技術を買いに来た

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もうずいぶんと前に、このカメラ「アルコ35 オートマット」の巻き戻しクランクの形状を話題にしたことがありました。

撮影時は巻き戻し軸に格納されているような状態になっている、弧を描いたようなクランクは必要な時に離れるようになっていて、クランクの役割をするようになっています。

それ以外にも、改めて見ていると、実に凝ったカメラであることが分かります。

まず一番のウリは、レンジファインダー機でありながら、レンズの繰り出しにヘリコイドではなくて蛇腹を使用するなどして、35㎝までの近接撮影を距離計連動で可能にしています。

この独自の性能は、「米国が技術を買いに来た日本の独創カメラ」というキャッチコピーにもあったように、かなり凝ったものだったのです。

でも、実際には米国業者との取り引きは成立しなかった・・・。なのに、広告のコピーに使ってしまうあたりは何とも大胆。

ただし、近接時のパララックス補正までは出来なかったので、外付けファインダーで行ないます。

そのファインダーが取付けのアクセサリーシューに対して、微妙に右(正面から見て)にオフセットされるあたりが、何となく心憎い演出!?(理由はアクセサリーシューと、レンズの中心線がズレているから・・・)。

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それから、結晶塗装された渋い角形フードは、なんとフィルターを組込めるようになっていてフィルターの交換も可能です。

当時の謳い文句としては、枠ナシのフィルターを差し替えて交換するので「経済的~」とも書かれています。

ちなみに、このカメラが登場したのは昭和31年ですが、同機構の初代は昭和27年に既に登場していました。

 

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2013年11月14日 (木)

CONTAX i4R

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今思えば、今週月曜日の話題は「赤いカメラ~フィルム編」だったわけで、今日は「赤いカメラ~デジタル編」になります。

その月曜日に、「デジタルカメラでは赤いボディカラーのカメラは多数ある~」って書きましたが、その中で一番オシャレ!というか衝撃的なモデルは、このカメラなんじゃないかと思います。

赤に限らず、そのデザイン自体が素敵なので、ラインナップされてる黒や銀ボディでも十分に衝撃的なんですが、赤だと、もうこの上ない衝撃です!!

その名は「コンタックス i4R」→http://www.kyocera.co.jp/prdct/optical/catalog/pdf/contaxall.pdf

レンズ部分を隠していると、カメラには見えないですよね。香水の瓶かなにかと間違えてしまいそう。

見た目だけでなくて、質感も高く。それでいて極小サイズの21mm×38.5mm×94mm。そして、泣く子も黙る!?テッサーレンズ付き。こんなカメラを今から9年も前に出していたなんてビックリ!!

当時は各社コンパクトデジカメの方向性をいろんな意味で模索していたからこそ、造られたカメラなのかもしれません。

今じゃ、スマホにその地位を奪われてしまった感もあるコンパクトデジカメ市場ですが、このi4Rくらい個性的なものなら、今でもそこそこ売れるんじゃないのかな?無理かな?

なんだかんだ書きましたが、実は私、この赤の「i4R」の現物を見た記憶がありません。。。

先日、黒の現物を見た~ところから話が広がって、赤を所有されているお客さんから画像を提供いただいたのです。フィルムケースにちょうど入るそうです。N島さん、ありがとうございます。

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2013年11月13日 (水)

夢の島熱帯植物館

本日水曜日は、アローカメラ&我楽多屋とも定休日となっておりますので、よろしくお願い申し上げます。

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二代目の「先週撮ったもの行ったとこ」。

今年6月にアローカメラ&我楽多屋に水曜定休日を設けさせていただき、当時とりあえず行ってみたいとこ・やっておきたいことが4つ程ありました。そのうち3つは早々に達成。

しかし、残ってた1つである、夢の島熱帯植物館へ先週行って来ました。

ドーム内にはさまざまな熱帯植物があるのは当たり前なんですが、そびえたつ不思議な高木などを見て、いい気分転換が出来ます。

しかし、汗かきの人はこれからの季節、服装に工夫をしていかないと大変なことになると思いますよ。

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「夢の島熱帯植物館」 http://www.yumenoshima.jp/

2013年11月12日 (火)

argus C3

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先週、Facebookページでミッキーマウス似のカメラ「コダック シグネット35(下の画像左)」をアップし、日々買取名人学で買取名人似のカメラ「バルデッサⅠa(下の画像右)」をアップしたところ。

ミッキーマウス似より、買取名人似の方に多くの賛同をいただけたような手応えでした(笑)。

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多くのアメリカ人が称したことよりも、一カメラ屋の二代目が称したことの方に、反響があったのは感慨深いものでありました。何を言ってんだ、私は。。。(笑)

こういうのは続くもので、昨日は「アーガスC3(一番上の画像)」が入って来ました。

これ、日本では「お弁当箱」の愛称があり、本国アメリカでは「レンガ」の愛称があるんですよね。

「お弁当箱」と「レンガ」、あなたはどちらに共感されますか???

 

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2013年11月11日 (月)

Konica RECORDER

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今のデジカメには、赤いボディカラーのものが多数ありますけど、フィルムカメラ時代には赤いカメラって、そんなにたくさんは出ていません。

あったとしても、プラスチッキー感満点で、とても普及版チックなコンパクトカメラばかり。。。

唯一、私がそのデザインも含めてイケてるんじゃないかと思っているのが、この「コニカ・レコーダー」。1984年登場のカメラです。

ハーフ判でフィルムを縦送りするので、普通に構えて横位置の撮影が出来る点がポイントですが、それ以外機能的には、フルオートの簡単カメラなので特筆すべきものは何もありません。。。

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でも、フラットな真四角スタイルで、ボディをスライドさせて開くとレンズが現れる(飛び出ては来ないので故障個所にはなり難い)あたり、スマートで評価出来ますよね。(←この点、私が普段使いのコンデジに求めている部分と同じだったりもします)

赤いボディカラーはよーく見ると、下の画像じゃ分かりずらいですがヘアライン処理されていて、ちょっと凝っています。

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2013年11月10日 (日)

逆に左右非対称

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ほとんどのカメラのデザインは左右非対称なのに、稀に左右対称デザインのカメラがあって美しい~的な話題をしたことがあります。

じゃぁ、このカメラも普通に左右非対称じゃん!と言わないでくださいね。

普通はカメラを前から見ると、レンズが中心より右寄りにズレています。それは多分、フィルムの巻上げ機構やシャッターボタンなど構造上の問題なんでしょう~という結論で、以前は話をまとめちゃったりしていました。

しかし、この「プラクチカ BC1」は、レンズが中心より左寄りにズレています。どういうことでしょう?

なんで?なんで?という気持ちでカメラを構えると、右手でグリップする側の幅が狭いってのも、握りづらいんじゃないの~なんて、気になり出しちゃったりもします。

この「プラクチカ BC1」は1984年頃の製造で、底面に記されているように、製造国は旧東ドイツ(German Democratic Republic)。

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2013年11月 9日 (土)

2色のF60

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ニコンから新しいデジタル一眼レフ「Df」が11月5日に発表されました。

今までのニコン・デジイチのデザインとは大きく違って、まるでMFフィルム一眼レフみたいな形をしています。FM2あたりに一番似ているのでしょうか。。。

そして、フィルム時代と同じように、ブラックとシルバーのボディカラーが用意されているのです。

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そんな「Df」の発表から3日後の昨日、店にF60(1998年発売)のボディが2色揃っていることに気付き、2台を並べて見ていました(注:一番上の画像です)。

AFフィルム一眼レフのこの時代、何故か不思議なこの色(ブラックじゃない方)が、かなり幅を効かせてましたよね。。。

当時のカタログ見たら、ニコンさんはこの色を「メタリック」と称していたんですね。

でも、わたし的には、こうやって並べて見れば見るほど、この「メタリック」が陳腐に見えてきちゃうんですけど、、、(オーナーさん読んでいたら、ごめんなさい)。そして、プラスティック製なのに、ブラックの方がかなり格好よく見えてくる。。。

そういえば、プラスティック製ボディのMFフィルム一眼レフ、FM10、FE10なんか、これ系の色しか用意されていませんからねぇ。

この色の狙いは、どういったところなのか?ちょっと興味深いです。

金属製ボディのシルバーを意識してなのか、それとも、ベージュっぽい色味にすることでチタンっぽく見せているのか、、、

話しは飛び火しますが、FM10をこういう色に塗って渋く仕上げている方もいらっしゃいました。

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2013年11月 8日 (金)

終活~カメラ編その3

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趣味変えで~というパターンでもあったので、必ずしも「カメラの終活」時とも限らないのですが、、、相当数のカメラ・レンズ・アクセサリーをまとめて買取りさせていただいた時に、何度か似たようなことがありました。

ご自宅に訪問して品物の確認・査定などしていると、ご家族が同席されることが度々あります。

最後に買取価格を提示させていただくと、その金額にご家族(遺品の場合はご遺族)がビックリされることも。「そんなになるんですか!」と。

また、話の流れで、「ところで、新品で買った時にはどのくらいの金額だったんでしょう?」などと聞かれることもあります。

ご主人の立場を考慮しつつ返事をしないといけないんですが、市場的にどんなに低くみても、この買取価格の倍ですよね。モノによっては、3~4倍のモノもあるでしょう~的な内容を説明すると、「お父さん、どれだけカメラにお金使っていたの!」なんてことになってしまうこともあるわけです。

ただ、ここで家庭問題に発生しても困ります。

フォローとして申し上げるのは、「このお金をお酒やギャンブルに、はたまた女遊びなんかに使っていたら、何にも残っていませんよ~。カメラだからこうして、お金になるんです。(まぁ既に使っちゃったわけだし。。。)」と。

すると、ご主人が「このお金で何か買ってやるよ~」とか、奥さんから「何か買ってもらおうかな~」なんて話しになって、丸く収まっちゃったりしてましたよ。

2013年11月 7日 (木)

カメラのイメージイラスト

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実は、5年半前にこのブログを始めた頃にも、一度話題にしています。

絵文字など、モノを表わすのに利用されるイメージイラストって、意外と古いデザインのモノがそのまま利用されているってことについて。(→https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/2008/06/post-0a71.html)

電話の絵文字がダイアル式電話だったり、カメラの絵文字がシルバーボディに黒い貼り革の一眼レフの形をしていたり~ってやつです。

上の画像は、数日前に街中で見つけたフォトコンテストの案内チラシ。

ここに描かれたカメラのイラストを見て、ピン!と来るカメラマニアは多いと思います。そう、オリンパスペンの形にソックリですからね。

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しかしながら、実際にこのフォトコンテストに、このペンで、いや、フィルムで撮影した作品を応募する人ってどれくらいいるんでしょうかね?

それでも、カメラのイメージとしてこのイラストが使われる~ってことに、なんだか不思議というか、皮肉めいたものさえ感じてしまいます。

それでいて、応募規定の作品規格を見ると、郵送応募(プリント)には、「A4サイズ」としか表記されておらず、「六切」とかの表記が併記されていないんですよ。

まぁ、意地の悪いツッコミと見られてしまうかもしませんが、不思議っちゃ不思議ですよね!?

 

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