我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2015年2月15日 (日)

タムロン

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こんなキャップがあったので調べてみたら、2001年に発売された「SP AF 24-135mm F/3.5-5.6 AD ASPHERICAL [IF] MACRO」の記念モデルに付いていたものと思われます。

タムロンが創業当時は泰成光学という名称であったことは知っていたけども、ついでに、タムロンさんのウェブページで会社概要などを見ていたら、タムロンの名前の由来が分かりました。

1950年に創業し、1958年に商標登録された「タムロンブランド」。

その名の由来は、社内で光学設計の第一人者であった田村右兵衛氏の苗字からとって「タムロン」としたと、創業者である新井健之氏の言葉として記されていました

社名に自分の名前をつけず、ブランド名に技術者の名前を付けるとは、慎ましやかな創業者だなぁ~と思った次第です。

 

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2015年2月14日 (土)

西からご出張で

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一昨日のこと、ご出張で遠方からお越しいただいたお客さんお二人。

お一人は、名古屋から初めてご来店いただいたお客さん。お仕事は映像系、そちらがデジタル一色の反動か、日頃はフィルムカメラを楽しんでいらっしゃるそうです。また、近くにこういう店があったらいいのに~と我楽多屋の雰囲気を気に入っていただけた模様。

今回の出張に同行したのは、オリンパスペン。実用にVCメーターが乗っていましたが、ネタ用!?にペトリメーターもご持参されていました。

いろいろお話を伺う中で印象的だったのはクルマも趣味にされていて、年一回のイベントで会うクルマ好きな人の中に、フィルムカメラで写真を撮っている人が居て、愛車と一緒のスナップを撮ってもらうと、翌年のイベントでプリントをもらう~というのです。

デジタルで撮って直ぐにメールで送る~ってのと違って、ずいぶんと味わいある交流ですよね。

もうお一人は、岡山から1年ぶりにご来店いただいたお客さん。ここ何年かそういうペースで来ていただいております。出発される際に、ご家族にうちの店で癒されていらっしゃい~と言われたとか。

出張に同行したのは、以前にうちの店で入手していただいたローライフレックス。ただ、滞在中のホテルで待機中ということで、オリンパスペンEE-2をお買上げいただきました。お遊び感覚で何か乗っけたい~というので、エレクトロ35のテレ&ワイコン用ファインダーも一緒にお求めいただきました。

偶然にもペンつながり~になりましたが、こうやってご遠方からご来店いただいて楽しんでいただけるのは嬉しい限り。カメラ屋冥利に尽きます。

上の画像はイメージ画像です。お話が弾んで、撮影するの忘れてしまったので、後から似たもの揃えて撮りました~。

 

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2015年2月13日 (金)

やさしい写し方教室

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呼びますねぇ!昨日のブログを見てのお持込みではありませんから、見えない「呼び」の力が働いております。

昨日のタナックⅣSの真面目に作られた読み物的使用説明書と違って、今日はフジペットの「やさしい写し方教室」。難しい言葉や漢字は使わずに、ちょっと難しめな漢字にはフリガナを多用しています。

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まずは、「フジペットの「ぶぶん」のなまえ」から始まり、次は「フィルムの買い方」から指南。以降は一般的な使い方を案内してくれます。

ただ、所々で面白い表現がされていますので、抜粋してみます。

太陽に向かってカメラを向けると太陽の光がレンズに入り込んでまばゆくてうまく写らないことになってしまいます

ファインダーも目をしっかり見開いてどれだけの範囲が写るかよくみてください。そこで見えただけが美しく写るのです。そうしないと、頭や足がちょん切れてしまって~

2mより近いきょりの撮影では、ピントが合いませんからむだですからやめましょう

↓ これはほとんど絵本です。。。

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最後に、「アルバムの作り方」も指南してくれます。

アルバムに整理するといっても、ただベタベタと貼りつけるだけでは、あまりにも能がなさすぎます。(それにしても整理していないよりはよいのですが)

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2015年2月12日 (木)

Tanack TYPE ⅣS

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TYPE ⅣSですから、1955年発売の製品です。

その使用説明書を、「これは読み物として面白いから!」と常連さんが提供してくださいました。

その面白さをお伝えしようとすると、前ページの画像をアップするとか、全文丸写ししないといけなくて大変なので割愛させていただきますが、一部を披露します。

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まず、冒頭ページの「カメラ取扱上の一般的注意」、これは全文抜粋してみます。

タナックⅣSは高級35㎜カメラの一つで、精巧な機構を備えて居りますので、必ず一定の順序方法に従つて取扱つて戴かねばなりません。若しその順序方法を間違えて取扱いますと、カメラの持つ機能を充分発揮出来ませんし、場合に寄つては故障或は破損の原因ともなります。初心の方は勿論、熟達された方でも本書を充分に御読みの上、正確な取扱方法に依り御愛用下さい。カメラの正しい使用は丁寧な取扱、愛護と伴い、必ずやカメラの寿命を永く保ち御希望の写真の出来る事を保証致します。

重い!これ読んだら、カメラに正対して背筋伸ばしてじゃないと撮影に臨めない気がします。でも、これを守れば、撮影結果さえも保証してくれる!?というから心強い!

 

で、各部の名称案内や、フィルム装填から撮影の手順などの案内をしてくれた後に、レンズについては、その性能を①球面収差とコマ、②非点収差、③像面彎曲、④歪曲、⑤色収差、⑥フレアー、⑦周辺光量の減少、と7つの項目に分けて語ってくれます。連動距離計の理論や、フオーカルプレーンシヤツターの理論も論じてくれます。

理系じゃないので(文系もろくに勉強していませんが...)理解できません(笑)。

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あともう一点、面白いというか、今の時代じゃ、なら書かないよな...と思う項目がありました。

それは、「距離計の調整方法」。冒頭を抜粋します。

交換レンズを使用せる場合、レンズ寸法の多少の誤差に依る距離計合致の誤差の修正、或は距離計自体の多少の狂いを生じた場合は次の要領で修正出来ますが、取扱いに馴れた方以外は余り御薦め致しませんから、カメラ店を通じてタナック製造元へ御送り下さい。

必要工具:1粍及3粍程度のドライバー、先のとんがつたピンセット及ヤットコ

これ、今の時代じゃ、絶対にユーザーにいじらせたりさせないですよね。面倒なこと起こりそうだから。

 

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2015年2月11日 (水)

朝もやのような

本日は建国記念の日、お休みの方も多いと思いますが、アローカメラ&我楽多屋も定休日となっておりますので、よろしくお願い申し上げます。

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二代目の「先週撮ったもの行ったとこ」、東京テレポート駅前。

休みの午前中は、このミニベロでふらふらすることが多いです。

先週はかなり冷えていたのでふらふらするというよりは、ただ単にここまで行って帰って来た~的でした。その折り返し地点にあった、オブジェ。

寒い朝だというのに、一定間隔でミストを噴出させていました。冷たそうなのでミストに触れることはしませんでしたが、ちょっとだけ幻想的なものが撮れました。。。

このオブジェ、夜はライトアップもされるそうです。

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2015年2月10日 (火)

ローライフィルター

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ローライのフィルターについて、「そんなの当然よ!」とご存知の方も多いでしょうけど、きっと若い世代ほど知らない人が多いと思われること、話題にしておきます。

バヨネットⅠ、Ⅱ、Ⅲなどローライフレックス用のバヨネット式フィルターに「U-V」と刻印されているフィルターは、基本モノクロ用です。

パッと見た目には保護フィルター的UVのように見えなくもないですが、よーく見ると少し黄色味がかっています。

気付かずにカラーフィルムで撮影すると、当然ではありますが、少し黄ばんだ結果になります。

また、枠にも記されていますが、モノクロで使用する場合にも-0.5の露出補正が必要になります。

保護フィルター的に純正フィルターを探している場合は、「R1.5」と記されたスカイライトフィルターになるので、ご注意ください。

本日はいつもと違って、とっても身になる話題でした(笑)。

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2015年2月 9日 (月)

Taron35

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表題の通り、「Taron35」です。

シンプルデザインのカメラなんですが、何となく~シャープな感じはしなくて、、、その原因が軍艦部の厚みかなぁ~なんて思いながら、しばらく見つめていました。

すると、前面中央上部、ファインダー窓・距離計窓・Taronの刻印のあたりがきな臭い…。

ファインダー窓と距離計窓とも、キッチリと窓枠があって存在を主張しています。大きさが違うふたつの窓の位置関係は天地方向で中央揃えになっています。で、Taronの刻印は、距離計窓の下辺に揃えられているのです。

この3つの天地方向の微妙な位置関係が、ひっかかる部分なんでしょうか!?全部中央揃えならスッキリするんじゃないのかぁ?とか、デザイナーさんみたいなことを言ってみるのですが、、、

言ってみるだけでなくて、こんなことまでしてみるんですが、どうでしょう??

↓ これは現物通り。

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↓ で、これはTaronの刻印を少し上にズラしたもの。

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まぁ~どうでもいいですね、こんなこと。

このタロン35、日本光測機工業(Nihon Kōsokki Co.,Ltd)というシャッター製造で有名なメーカーが1955年に発売したカメラです。

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2015年2月 8日 (日)

携帯式YC75×110

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昨年「想いのこし」た案件が、先日お客さんからの情報提供によって、解決しました!

一番最初に公開したのは、去年の10月28日でした。

ネットで検索しても引っ掛からないので、以降、店で時々お客さんに現物をお見せしたりしながら、「何でしょうねぇ~?これ!」って感じで地味に調査をしていました。

皆さんの反応は、カメラの形をした置き物・飾り~でしょ?とか、もしかしてラジオじゃないの?とか、どっかからビームとか出て来るんじゃ?とか、、、ほぼ100%、カメラじゃないだろうというものでした。唯一、一人だけ想像もつかないカメラですよ~!という人が居らっしゃいましたが。

先週、最近ご来店いただくようになったお客さんが、中国製のカメラであることを知らせに来てくださいました。

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その型名「携帯式YC75×100」。

「上海电影照相工业研究所」という所で作られたカメラで、ここは「海鴎」などを作っている「上海海鷗照相機有限公司」と同じ系列?のところらしい。

1980年に登場したものの、200台ほどしか作られていないそうです。

フィルムはその場で写真が得られる独自のポラロイド式でロールフィルム。なので「携帯式」を名乗るのでしょう。ただ、この個体のフィルム室には欠品しているものがあるようで、イマイチ理解しずらいのが残念。

それでも、正真正銘の「カメラ」であることは判明したわけで何より。

*いつまで見られるか…ですが、こちらに出品されています→http://h5.m.taobao.com/awp/core/detail.htm?spm=a230r.1.14.1.uofdyF&id=43091520166&ns=1&abbucket=15#detail

ところで、一人だけカメラだろう~と言われたお客さん。多分、昔の中国のことだから(ただ1980年よりもっともっと古い時代を推測)、我々西側には知らない独自のシステムで、ポラロイドっぽいんじゃないですか?と言われていました。ほぼ正解だったわけです、すげぇ~!!Mさん!!

 

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2015年2月 7日 (土)

ギャシカ vs ヤシカ

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「アサヒペンタックスSP」、「キヤノネット」、「ヤシカエレクトロ35」、この3台は中古カメラの買取りを長年やっていて、「このカメラ、どんだけ売れたんだろう!?」と思うカメラの上位に位置する銘柄です。

カメラ好きな方が持ち込まれた複数のカメラの中に一緒にあることもあれば、一般家庭の押し入れに長年眠っていたであろう1台が持ち込まれた時にこれらの機種であることも多々です。

ちょっと調べたところ、アサヒペンタックスSPは10年にも及ぶ単機種ロングセラーで180万台、キヤノネットは発売2年半で100万台突破、ヤシカエレクトロ35はシリーズ累計10年間で500万台。と、やはりどれも好成績。

ただし残念ながら、こういう機種って中古市場的には弱いんですよね。一般大衆向けでたくさん存在しちゃってるから。クルマでもファミリーカーはちょっと古くなると市場性無くなっちゃうのと同じかと。

そういうわけで中古カメラ屋として、その中の1台ヤシカエレクトロ35は何度となく目にしているわけで、今までは見てもなんとも思っていなかった「G YASHICA」のエンブレム。

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この前、何故か?「ギャシカ」って読んでしまって、自ら失笑してしまいました。

ところでこの「G」が、何を意味しているかご存知ですか?

ゴールドメカニカの「G」だそうです。

1966年に登場したファーストモデルに対して、基板の電気接点をロジウムメッキから金メッキに替えて耐久性を向上させたりしたマイナーチェンジモデルに付けられたゴールドメカニカの「G」ってわけです。品名も「エレクトロ35」から「エレクトロ35G」に変わっています。

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最後に、オリンパスペンもたくさん売れてるはずなのに、この3台とは違う印象があって一緒にしませんでした。その販売台数はシリーズ合計で1700万台にも及ぶというのに...。

その理由、何となくですが分かっています。ペンの場合は近年になっても市場性がそこそこに保たれているので、我々カメラ屋に長居することがないんです。入って来ても売れるんです。陳列棚で売れずに溜まってしまうことがないからだと思うんですよね。

 

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2015年2月 6日 (金)

フィルムカウンター

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先日話題にしたカメラボディの底面に記された「正の字」の件、私はてっきりフィルム本数と思い込んでいたのですが、Facebookページに「撮影枚数でしょ!」と、もっともなコメントをくださったYさんがご来店されました。

で、Yさんが、そうだろうと思った理由を聞かせてくださいました。

Yさんはまだお若くて20代前半。Yさんにとって、フィルムカメラのフィルムカウンターってあまり
信用ならないものなんだというのです。

古い金属カメラでは、カウンターが不調なものもあるし、カメラによってはカウンターが復元式でないカメラもあって、その種のカメラの場合、撮影中に間違ってカウンターをいじってしまうこともあるから、Yさんにとって撮影枚数はシッカリ管理しないといけないもの~みたいな感覚があったり、逆に意識しないで巻上げ出来なくなるまで撮るもの~みたいな感覚でもあるというのです。

だから、撮影枚数を正の字でチェックしているのだろう!と、すぐに勘付いたというのです。

これをうかがって、ジェネレーションギャップっていうやつですか!?それをガッツ~ンと感じました(笑)。

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これを読んでいる若い世代の方に追記しておきます。

フィルムカウンターが復元式でないタイプというのは、フィルム交換で裏蓋を開けた時に、カウンターが0(ゼロ)に自動で戻ってくれないタイプのカメラのことで、フィルムを装填したら、自分で0(ゼロ)や1、または装填したフィルムの撮影枚数(撮るごとに減っていく減算式のカメラの場合)にセットしないといけないカメラのことです。

まるで無限に枚数が撮れてしまようなデジタルカメラで育った世代には、撮影枚数を意識すること自体がフィルム世代とは別次元のことなのかもしれません。。。

 

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