我楽多屋で買ったモノマガジン更新
田中長徳先生の連載コラム「我楽多屋で買ったモノ・マガジン」を更新しました。
第210回目のテーマは『「ダブル8をドアストッパーにしないための市民の会」に貴重な資料の提供を受ける』です。
*閲覧は2017年6月初旬までです。
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もう、ご存知ない若い人も多いことでしょう。ペトリはかつて日本にあったカメラメーカーです。
当初は栗林写真機製作所といい、1917年からカメラを造っていた国内で歴史あるメーカーです。高度成長期に大手メーカーの台頭や内部で労働争議なども起こり、1977年に倒産しました。
ペトリのカメラの中には独創的なデザインの魅力あるモデルもあって、私二代目もペトリ好きの一人です。
ただ、「ニコンのカメラと機能は一緒で価格は半値」なんてイメージ戦略が、安かろう悪かろう的に裏目に出てしまったり、実際、ロットごとに意匠が違うのでは?みたいな部分もあったりして、所々であれ~?と思う部分があるのも事実です。
今、我楽多屋のジャンクコーナーに並んでいるペトリの一眼レフ2台、「FT」と「V6」。出所は別々なんですが、巻上げレバーが同じようにみすぼらしく劣化しています(上の画像参照)。
まぁ普通、巻上げレバーがこんな風に劣化しているのって、他のメーカー製ではあんまり見掛けることありません。でも、この2台、確かに劣化しています。
これもペトリ品質なのかぁ~~!?
なんて、こんな話題を提供してくれるあたりもペトリファン的には、可愛げあって心惹かれるのですけどね。
*アローカメラ&我楽多屋のFacebookページ(http://www.facebook.com/arrowcamera)、買取名人について語るブログ「日々買取名人学」(https://camera-kaukau.lekumo.biz/dailymeijin/)も合わせてご覧いただけると嬉しいです。
先日、物々交換でご来店されたお客さんがお帰りになられて、5分か10分後に戻って来られました。「さっき、カメラを壊してしまったようで気になってしまって…」と。
そういえば、そのお客さんが交換物件をお探しになられているときに「コトン」と何かが落ちたような音がしたのを覚えています。そんなに大きな音でもなかったので、私もそれ以上は気にせずそのままでした。
そのお客さん、ウインドウにあったニコンEMを手に取り、巻き戻しクランクのあたりを指さされました。
こんな状態でした。確かに、巻き戻しクランクとその周辺部が一部無くなっています。
で、「このカメラ買取りますから」と言われる。
わたし的には、気になって戻って来られて、お声掛けくださったことだけで十分。壊したかもしれないから~とお買い上げいただくなんて、もってのほか。だって、そのお客さんがカメラ自体を落として壊してしまったわけではないし、そうだとしたって事故なら仕方ないし。
状況的に判断して、既に損傷していたのものを、手に取られたときにその損傷部が床に落ちてした「コトン」という音だったと思うのです。もし、お客さんが巻き戻しクランクを引き上げたときに損傷したのであれば、指にクランクが残っているはずです。が、欠損した部分すべて、展示台の下に入って行ってしまったようなのですから。
そういえば経験上、ニコンEMのこの部分は弱点と思われます。過去に何度か、ここらへんが欠損した個体を見ています。
お客さんには、「EMのこの部分が壊れた個体を時々見かけますから、これも既に外れかかっていたんでしょう。それが手に取られたときに落ちてしまったんだと思います。だから、気になさらないでください。わざわざ戻って来ていただいてすみません。」と言って、弁償するというご意思を退けました。
じゃぁ、その前にこのカメラを手に取って巻き戻しクランクを引き上げた人が壊したのか!?とか、そういう責任問題みたいなのは、どうでもいいです。うちの店に来た時点でヒビが入っていたのかもしれないし、それを私が気付けなかったのかもしれないし。
まぁ、これを受けて言えるのは~中古カメラというもの、店に並んでいる品物は興味本位で必要以上にカメラをいじったり、カメラを操作する時に雑に扱うのはやめて下さいね、ってことでしょうか...。
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1980年代初期から半ばにかけて登場したオリンパスOM-4TiとニコンF3/Tは、ともにチタン外装を謳うカメラでした。
どちらも、発売当時はシャンパンホワイト的ないわゆるチタンカラー塗装で発売されますが、途中でブラック塗装が出てきます。
この現象、面白いなぁ~と思うんですよね。推測してみるに~販売的な理由からなのか!?チタン外装を印象付けるために最初はチタンカラーで登場する。しかし、プロ機材のイメージはやっぱりブラック外装でしょ!!ってことで、結局はブラック塗装がメインになってしまうんですよね。実際、どちらの機種も実際にプロユースのあるフラッグシップ機なわけだし。
そして、それから10年後くらい。AF一眼がメインの時代になって、プラスティックボディが主流になると、ある頃から普及機にはブラック外装とともに、チタンカラーっぽい外装色やシルバー系の外装色をラインナップする機種も出てくるのです。
多分その狙いは、ツルツルのブラックなプラボディより、高級感があるように見えるから~だったと思うんですよね。
で、今日の画像は前者の「オリンパスOM-4Ti」と、後者の「キヤノンEOS55」。並べてみたらボディの形状は全然違うのに、イメージがとても似ているのがちょっと滑稽に思えるくらいでした。
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細かいことですけど気になったので、というか、ネタが無くて店内をフラフラしている時に気付いた事。
ミノルタSRT101は、1966年に登場したミノルタ初のTTL測光方式を採用した一眼レフカメラ。7年間に渡って製造が続けられてヒット機種なので、当世代のカメラの中でも現存数が多い方だと思います。でも、今まで特に気付くこともありませんでした。
繰り返しますが、細かいことなんですけどね。
たまたま2台並んだSRT101のシャッタースピードダイアルに意匠の違いがあることに気付いたのです。
片方は黒塗りで、細かいローレットは刻まれています。もう片方はシルバーで、大き目なロレーットが刻まれています。
これ、どちらが古くて、どちらが新しいタイプだと思います???
私が予想したのと逆の結果でした。。。黒い方が古いタイプで、シルバーが新しいタイプでした。
我楽多屋店内を探したら、幸いにも他に4台のSRT101があって、そのうち1台が黒でしたが、製造番号から判断して明らかに黒が古いタイプと推測できます。
私は黒の方が新しいと思ったんですけどね。皆さんはどちらだと思いましたか?
製造関係の人のご意見を頂けると嬉しいのですが、だいたいが後になるほどコストダウンされているでしょうから、シルバーの方がローレットの形状なども含めて、製造的には楽なんでしょうかね?
ちなみに、シャッターダイアル以外にも何か変更された部分が無いか見まわしてみましたが、他にも見つけられませんでした。
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本日水曜日は、アローカメラ&我楽多屋ともに定休日となっておりますので、よろしくお願い申し上げます。
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二代目の「先週撮ったもの行ったとこ」は、鴻巣です。
ニュースで見て知ってその目で確かめたくなって、JRに1時間乗って行って来たのは埼玉県鴻巣。
鴻巣の人形製作には380年もの歴史があるそうです。市内の数ヶ所に凝ったひな人形を展示していて、一番インパクトある高さ日本一というピラミッド型ひな壇を見るのが目的。
高さ7メートル、31段。そして、ひな壇にギッシリと並べられたひな人形の数に圧巻でした。
最上段のひな人形、もし、自分があそこに座れ!言われたら、高所恐怖症の私には絶対に無理だなぁ~。
3月12日まで展示しているそうです。詳細はこちらから→http://kounosubina.main.jp/
時々、白いカメラに惹かれることがあります。なかでも一番印象的なのは「ILFORD ADVOCATE」(下の画像)でしょうかね。
でも、フィルムカメラで白ボディって殆どないのも事実。デジタルカメラではチラホラあるので、白が見慣れてきてしまっているのも何だかなぁ~ではあります。
ところが、ニコンのこのコンパクトカメラ「COOLPIX S31」の白ボディには少し魅力を感じます。ただ、子供でも使える~くらいをウリにしているので、機能的には必要最低限ってところなんでしょうが。
それゆえなのでしょう、きっと。凄くシンプルなのです。で、意外にもあまり安っぽくないんですよね。
よし!一台に手元に置いておくかっ!と思ったのですが、故障品でした。電池を入れて電源ONすると液晶画面が明るくなるのですが、何にも表示されずに真っ白けなんです。そこまで「白く」ならなくてもいいんだけどなぁ~(>_<)
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少し前、Facebookページに今日のお客さんカメラで「リコーGXR」を載せたら、ちょっとビックリするくらい、「私も持ってる~」「使ってる~」の反応をいただきました。
「GXR」は2011年に発売されたちょっと変わり種のユニット交換式デジタルカメラ(すでに販売は終了しています)。
リコーのウェブにある説明文を借りると、「GXRは、本体とカメラユニットで構成される、新しいカメラシステムです。それぞれのカメラユニットは、焦点距離の異なるレンズと最適化したタイプ/サイズの撮像素子、画像処理エンジンを搭載しています。これを交換することにより、多彩なシーンに対応。表現力への高度な要求をクリア。カメラユニットの着脱にはスライド機構を採用し、すばやく確実なユニット交換を実現しています。」とのこと。
また、用意されたユニットの中にはライカMマウントのレンズ無しのユニットもあり、これなら自由なレンズ遊びも可能になります。
昨日は先日のお客さんが「GRレンズユニットを入手したので~」と見せてくださいました。ところで、厳密にいえば別なんでしょうが、、、これならGRデジタルでいいんじゃないの!?って話にもなりかねませんが、こんな風にいろいろと遊べるところが、うちの店をご利用いただいている方や、うちのウェブをご覧になっている方には、たまらない部分なんでしょうなぁ~。
実は、当ブログ発売前のGXRを紹介したこともありましたし(https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/2009/11/%E3%83%AA%E3%82%B3%E3%83%BCgxr.html)、同じく発売直前のレンズマウントユニットA12を紹介したこともありました(https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/2011/08/ototoi.html)。意外とGXRづいてましたね。
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アローカメラは「買取り専門」を謳い文句にしております。
それは、ずいぶんと昔からカメラ・写真雑誌に載せた広告の中で、買取名人(当時はまだ買取プロ)が発信して続けているように、『買取り専門を謳うのは、長年の経験をもとに業者へ転売するのが原則だからで、在庫リスクや相場の下落を気にすることなく、まさに「今!」の買取価格を提示出来るから、カメラを手放そうという人にとって有利なのです。』という利点があるからなのです。
もうひとつ、よく名人が言っているのは『事務的にやりません』という点。原則、買取り専門ですが、ご相談次第では交換などの対応もさせていただきますよ~ってあたりも謳い文句の一つです。
最近もこんな事例がありました。事前の電話相談がどうのような内容だったのか詳細は聞いていませんが、下の画像のようなお手紙を添えて、ご遠方より買取り交換のご依頼をいただきました。
お客さんお手持ちのライカとハッセルを手放されて、新たにお探しのライカと交換を希望でご依頼をいただきました。お手紙の熱い内容とともに感謝です。
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東郷堂のこのmeisupii(メイスピー)は、1952年頃の日本製カメラです。フィルムはボルタ判で、こういう表現には語弊があるかもしれませんが「おもちゃに毛が生えた程度」のカメラです。
バリエーションがかなりあるmeisupiiなので、わりとちょいちょいと見かけるのですが、今回のにはなんと方位磁針(コンパス)が付いていました。
軍艦部のシャッターボタンがあってもいいような位置に、何故か方位磁針。
少し調べてみたところ、方位磁針付きのmeisupiiの情報はほとんどないものの、同じ東郷堂のmeirittoという戦前に作られたカメラにもコンパスが付いていました。
さて、東郷堂についてはいろいろとエピソードがあるようです。創業者陣に東郷の名の人は居ないのについた社名は「東郷堂」。そこが作る玩具カメラに「トーゴ―」の名を付けることは「東郷元帥にあやかるかのようで恐れ多い!」と、当初は待ったがかかったらしいのですが、めげずに直談判に行ったところ認められたんだとか...。
また、1円程度で買えるカメラということで、「円カメラ」などと呼ばれる玩具カメラという認識から、カメラ店で扱ってもらえず、フィルムメーカーからも供給を拒まれ、独自にベルギーから輸入したフィルムで街頭販売などして知名度をあげたそうです。
戦後、東郷堂は二つの会社に分裂して、片方は豆カメラのヒットやボルタ判のホビーの他、トヨカなどの玩具域を超えたカメラも作るなどした後、大真精機と社名変更をします。もう一方は引き続きメイスピーや、新たにメイカイなどのボルタ判カメラを作り、メイカイ産業と社名変更するのですが、偶然にも社長の名前は東郷さんだったそうです。
さて、何でここのメーカーが方位磁針にこだわるのかは不明なままです...。
ところで、革ケースが思いのほかシッカリしている。
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