★本日3月4日は第1火曜日なので、営業する火曜日です。
革製のミノルタネーム入りストラップがやっと売れました。
たくさん出回ったタイプでもないし、渋めな感じなのでミノルタファンなら手を出してくれそうな
ストラップなんですが、前オーナーが紐部分を短く切ってしまっているので売りづらいなぁ~と始めから思っていました。
実はそのことを当時のブログで話題にしています。ほぼ2年前のこと→https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/2022/03/post-a4da.html
うちの店に直で入って来たものなら、検品時にもしかしたら売り物にならない…と判断していたかもしれませんが、仲間の業者が持ち込んだものの中にあったものなので並べていました。
だからといって、革製なので100円や300円のコーナーに入れてしまうのには抵抗もあり…。
2年の間に何回か興味を持って見ているお客さんがいらっしゃいましたが、気付かずに買って行かれると申し訳ないので、「それ、紐の部分が切られて短くなってますからね…」とお声掛けをしていました。その度に皆さん、買うのを断念されていらっしゃいました。
それが数日前のこと。ご遠方から久々に来られたお客さんが買って行こうとされているので、それこそ気付かずに後悔させてはいけないと思い、いつものように「それ、紐の部分が短く切られてしまってますけど…」とお声掛けすると、「大丈夫です!」とのこと。
お買上げありがとうございます。ホッとしました。
我楽多屋の店内には在庫期間がこれよりも長いものが他にもあるはずです。いや、確実にあります。このストラップのように気になったものの場合は、在庫期間が余計に長く感じてしまう傾向にあるんですよね…。
今日はキャップの話。こんなキャップに気付いてしまったのは初めてのこと。
ミノルタのマニュアルフォーカス一眼レフ用レンズのリアキャップの欠陥品。
このレンズマウントはツメ3個のバヨネットマウントで、対応するリアキャップの内側には引っ掛かりが同じく3つあって、その3ヵ所どこからでもキャップが被さるようになっています(ほかのバヨネットマウントでもほぼ同様ですよね)。
このリアキャップには縁の部分に3ヵ所「ポッチ」(上の画像で黄色の丸で囲んだところ)があって、レンズに付いている赤い指標と位置合わせの目印になっています。
画像の左側のレンズでは、その赤い指標とキャップのポッチが揃っていますよね。ここからキャップを時計回りに20°くらい回転させると止まります。これが正しいパターン。
しかし、右側のレンズでは赤い指標とポッチがズレています。でも、此処が実際にレンズとキャップが噛み合い始める位置なのです。
要はキャップのポッチとキャップの内側にある引っ掛かりの位置が製造ミスでズレちゃってるんです。今までいろんなキャップを何千、いや何万と見て来ましたが、こういう欠陥品に気付いてしまったのは初めてです。
まぁ、もしかしたら気付かずにやり過ごしている可能性もありますが...。キャップを被せる際の位置合わせが1ヵ所しかないキャップの場合はだいたいポッチがあるので、その位置を気にしながら被せますけど、そうじゃない場合はポッチ自体が無いキャップもあるくらいなので、位置合わせを気にして被せることの方が少ないですからね…。
さて、こんな欠陥キャップ。ミノルタマニアなら欲しがったりするのでしょうか???
見事な一致!これも「呼び」なのか!?
フィルターを整理中に「お?」と思って、後回しにしたKenkoのフィルター(上の画像)。
27ミリのネジを切っているのですが、枠に刻印されている文字の向きが一般的なフィルターと天地が逆。
稀に出て来るこのフィルターを見るたびに思うのは「アレ向けのフィルターなんだろうなぁ…」と。ま、アレでなくても27ミリ径のネジ切りがしていれば他のカメラやレンズにも付きますけどね。
で、その「アレ」がいつも直ぐに思い出せない。
え~と、、、、「アレ」はツァイスイコンのコンテッサでした。このカメラはレンズ前のネジ切りが普通と逆で、雄ネジが切られているのです。
なので、このフィルターであれば装着した時、枠に刻印された文字が通常の向きで見えるわけです。
この説は私の解釈なので、100%自信はありません。もしかしたら、単に刻印の向きを間違えただけなのかもしれませんし、別の理由で逆向きなのかもしれませんし。
そんなことを思って2日後くらい、物々交換でお持ち込みいただいた品物の中にこのフードがあったのです。これもKenkoブランド。
フード自体にあるネジ切りはシリーズVサイズなのですが、そこに付いてるシリーズフィルターを落とし込めるようにするアダプターのレンズ側のネジ切りが27ミリの雌ネジだったのです。「おぉ、これもコンテッサ向けじゃん!!」。
ともにKenkoブランドってこともあって、見事な一致?とか、呼び?とか思ってしまいました。
ちなみに、このフィルターを普通のネジ切り(雌ネジ)がしてあるカメラやレンズに付けると、枠にある刻印が下の画像のような向きになります。使用上の問題はありませんけどね。
「かつて~」という表現をしていいのかどうか。国産に限らず世界のカメラの名機をミニチュアにして、ミノックスフィルムを使用するカメラとして幾つものバリエーションで製造販売したのが「シャラン(SHARAN)」でした。
最初に発売された「ライカⅢf」と「ニコンF」が2000年。他にも「コンタックスⅠ」「ローライフレックス2.8F」「ペンタックスSP」「ニコンSP」「ハッセルブラッドSWC」「ライカM3」「ライカⅠf」「ロボットⅠ」「オリンパスペンF」などがありました。
ボディ本体だけじゃなくて、ケースやキャップ・フラッシュなどのアクセサリーにもこだわって作られていましたね。
そのシャランの販促品だったのでしょうか?こんなトランプがあったのを初めて知りました。
並べてみると〜こんな感じ。ところで…最近の若い人ってトランプとかで遊ぶんでしょうか?並べてる時に「七並べ」とか小さい頃にやったなぁ〜とか思い出しました。
↑ 本文中の画像をピンチアウトして拡大すると像が粗くて余計に見にくいので、画像を一回クリックしてしただくと拡大画像が開けるようになっています。ただ、元の画像があまり良く写っていないのはお許しください。
ニコンに興味がない人には少し「?」な内容になるかもしれませんが、上の画像だけでは「普通に52ミリ径の銀枠の純正フィルターでしょ!」と思う人が多いでしょう。ニコンのレンズはフィルター径52ミリのものが非常に多いのです。
でも、これ52ミリ径じゃないんです。
スケール見本になるようなものを一緒に写すと、ほら。こんなに小さい。
銀枠をよく見ていただくと「22.5mm」と刻印されているのも見えると思います。
「はて?こんな小さい純正フィルターがあったかな?」と多くの人が不思議に思うでしょうが、これはニコンの8ミリシネカメラ「ニコレックス 8F」用のフィルターなのです。
52ミリ径のフィルターと並べてみると、こんな感じです。
★本日27日(木)、地元商店会打合せ出席のため、午後1時45分〜午後3時の間は一旦店を閉めさせていただきます。よろしくお願い申し上げます。
デジタルカメラにミラーレス一眼(LUMIX G1の発売が2008年)が登場して、もう17年。登場間もない頃に、「ミラーレス一眼」をパロって「ミラーデス一眼」なんて話題をしたことがありました。
あの時のミラーデス一眼は、ミラーが動かなくなっちゃったフィルムカメラの話でした。
それに似たネタ振りを10日程前にしていただいてたのに、ブログにあげるのを忘れていたのが、これ。
このコシナSLRも、「ミラーデス(death」しちゃっています。
この頃の型のコシナはそもそもがあまり見る機会が無いので不明ですが、この後のコシナCTシリーズはミラーズレを起こしている個体が非常に多いのです。
ところが、このSLRはミラーがズレているどころか...外れ落ちてしまっている...ということで、完全に死んじゃっている...悲しいミラーデス一眼なのです(>_<)
★本日2月25日は第4火曜日なので、営業する火曜日です。
物々交換の一品として持ち込まれたリモートスイッチ。カメラ写真関係の用品ブランド「ユーエヌ」さんの製品です。
カメラメーカーの純正品では多分出ていない…と思う、2台同時にシャッターを切ることが出来るリモートスイッチ。
パッケージの台紙に記された製品名「Wコードスイッチ・ニコン用 全長84cm」はラベルで貼られていて、ラベルの真下の台紙には「カラーオートレリーズ・オートストッパー付き50cm」と印刷されているのが薄っすらと見えちゃってます。台紙の裏面にある案内イラストもラベルで貼られていました。
旧製品の台紙の使い回しですかね…。まぁ、それはいいんです。Ecoですね。
そして、パッケージ前面のアクリル部にわざわざ「ニコン10ピン」とテプラ状のものが貼られているので「ならば~確認!」と思って、ジャックを見たらピンが3本しかありません。
お持ち込みいただいたのが常連さんだったので、「パッケージと中身が違うようなんですが、入れ間違いをされていませんか?」と後からメールで確認したところ。そもそも「いつ使うか分からず用意していたモノなので特に確認していない」旨と、「ピンの数はアースも勘定していたりする場合があるようなので、必ずしも表示と合わないのかも...」とお返事いただきました。
だとしても~ピンの数が違い過ぎるので、何用か判明するまでは...と思って一旦後回しに。
比較するためにニコン純正MC-20というリモートコードのジャックと見比べてみると、円周部にあるガイドの突起の数と位置が一緒なので、もしや?と思って、3品しかないユーエヌのジャックをニコンD200に挿してみたら、入りました!スイッチ操作したらD200のシャッター切れるし!!
比較に使った純正のリモートコードはMC-20というタイプで、長時間露光の時間調整やインターバル撮影などにも対応した高機能なタイプ。単純にシャッターを切るだけなら3品でも足りるってことなんでしょう、多分。
パッケージに「ニコン10ピン」と記されているのも、10ピンタイプのボディに使用可~ということであって、10ピン付いてます~ということではないのでしょうね、これも多分(^^;)
ちなみに、ニコン純正のシャッター切るだけのMC-30というリモートコードのジャックにはピンが10本あるようですが...。
一昨日だったか...「この前あった期限切れフィルムはもう売れちゃいましたか?」と、お客さんに聞かれました。
新品フィルムが高いからか?期限切れフィルムが流行り!?だからか...?近頃は期限切れフィルムを並べると、あっという間に売れて無くなってしまう傾向にあります。
当然に付ける値段にもよりますが、ネガフィルムなら期限切れ後10~20年くらいは皆さん平気で買って行かれます。白黒だとそれ以上でも気にされない人が多い。
中には、パッケージが綺麗であれば使用目的ではなくてジャケ買いの人もいらっしゃるので、さらに古くてもOKって感じ。
ところで、1週間程前にチェキのフィルムが6本やって来ました。既に箱からは出されていましたが、遮光された袋にはキッチリと未開封のまま。ただ、期限が2004年6月。経験上、インスタントカメラのフィルムは期限切れ後10年程度でもかなり使い物にならないのがあります…。
なので、これはもう駄目と決め込んで放置していましたが、チェキのカメラ本体の動作確認も兼ねて1本開封して試してみました。
1枚目全然ダメ、枚数が進むごとに良くなる傾向もあるので続けてシャッターを切ってみましたが、最後まで10枚全部~ダメでした(>_<)
インスタントカメラのフィルムに限らず、大幅に期限の切れたフィルムというものは普通、売ってる側もそれがどういう保管状況にあったのか知らないのがほとんどです。当然にダメ元で買っていただかないといけないことは十分にご承知おきくださいませ。
ちなみに、同条件と思われるチェキのフィルムがあと5本あります。フィルム送りのテストには使えると思いますが、欲しい人いますかね?