我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2022年4月 5日 (火)

ペンSの3.5と2.8

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オリンパス ペンSにはレンズ違いの「ペンS 2.8」と「ペンS 3.5」があります。片方はわりと希少品です。

正直なところ、私はこの2機種の経緯についてあまり詳しくありませんでした。実際、出回っているのは希少品じゃない方がほとんどなので、差を意識せずに済んでいた…というのが事実です。

今回は2機種一緒に出て来たので、その経緯をハッキリさせておこうと思いました。

この件について当然のように知っている人には呆れてしまう話でしょうがご了承ください。

オリンパス ペンの初号機には、28mm/F3.5のズイコーレンズが付いて1959年に発売されます。ペンの開発者として有名な米谷氏は最新型のシャッターを搭載したかったそうですが、開発が間に合わず既存の2枚羽根式が採用されていました。

続いて、より明るいレンズが付いた機種を~ということで、30mm/F2.8のズイコーレンズが付いた「ペンS 2.8」が1960年に発売され、シャッターも初号機よりランクアップした米谷氏希望の最新型5枚羽根式を採用します。

じゃあ、「ペンS 3.5」は何ぞや?というと、5枚羽根シャッターを搭載したペンS 2.8に、初号機と同じ28mm/F3.5レンズを付けたモデルなのです。

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ペンS 2.8が出てから、ペンS 3.5が出るまでの5年の間には、よりワイドなレンズが付いた「ペンW」や、より明るい大口径レンズや露出計を搭載した「ペンD」シリーズ、自動露出やピント合わせをパンフォーカスやゾーンフォーカスにして、撮影を簡単にした「ペンEE」シリーズが続々登場します。

そんな中で発売された、原点回帰的なモデルであったペンS 3.5は、それ程の需要もなかったのか!?あまり生産されなかったようなのです。

というわけで、ペンSは「3.5」の方が稀少モデルなのです。

ちなみに、オリンパスの公式サイト内にあるペンシリーズの紹介に「3.5」の方は出て来ません→https://www.olympus.co.jp/technology/museum/camera/series/pen/

 

 

2022年4月 4日 (月)

2階建てフード

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マミヤのレンズ交換式2眼レフCシリーズ、その180mm/F4.5レンズ用フードがこれ。

上下レンズ一体式になっているのが特徴的。まるで2階建ての建物のよう。

世界中の2眼レフを探しても、このタイプのフードはあったかどうか!?

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こだわりのマミヤらしく、上下レンズの仕切り部には微妙な段と傾斜があります。これは撮影用のテイクレンズの遮光効果を維持しつつ、ビューレンズでのフォーカシングの妨げにならないような配慮もされての形状と思います。

ご存知の方も多いと思いますが、マミヤCシリーズ用のレンズフードの中には今回のような上下一体式ではなくて、上部が可倒式になっているものがあります。あの可倒式の理由はフード上面に反射した太陽光などがビューレンズに入ってフォーカスの妨げになることがあるからなのだそうです。

 

一つ思い出しました!珍しい35ミリカメラの2眼レフ「Agfa FLEXILETTE」に上下一体式の独特なレンズフードがありました。

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我楽多屋で買ったモノマガジン更新

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田中長徳先生の連載コラム「我楽多屋で買ったモノ・マガジン」を更新しました。

第270回目のテーマは「タムロン95-205/f6.3に付いている黄色いシールは一体いつ頃のものなのかという考古学的考察」です。

こちらよりお楽しみください→https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/monomagazine3.html

 

*閲覧は2022年7月初旬まで。

2022年4月 3日 (日)

これでもう最後です。

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月イチくらいのペースでご来店のお客さん。前々回ご来店の時に「使わないものなので置いて行きます」とカメラアクセサリーを数点ご持参してくださいました。

タダで戴いちゃうわけにもいかないので、僅かですが1,000円弱くらいの物々交換にしましょう~と提案。でも、その時は欲しいものが無かったようなので、次回以降に~とツケのような感じにしました。

で、次回ご来店時も希望品は僅かなものしかなくて、私の覚え書き帳に「3/1 残400円くらい」と記入。

そして、3/31ご来店。今回は残額以上のお買い上げがあったので差額を頂戴することにして、お預り分は~という意味で「これでもう最後ですね」と言いました。

するとお客さんは、これからも引き続き良いお付き合いを...でいいですよね~みたいなことを言われました。

一瞬「ん?」と思いましたが、すぐに「これでもう最後です」と私が言ったのを、出入り禁止宣言か何かとふざけて受け取ってのご反応であると気付きました。

おふざけとはいえ、まさかそういう受け取り方をされるとはねぇ。お客さんと一緒に笑ってしまいました。

ちなみに、ジャンクや現状販売をご理解いただけない場合や極度に神経質な方に「買わない方が良いです」と言ったことはありますが、今のところ!?出入り禁止を宣告したことはまだありません。

 

 

 

2022年4月 2日 (土)

実は動いてお客さん大喜び

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先週、FacebookページにニコンF100の画像をアップしました。

コメントには「動くなら手元に置いておきたいカメラなんだけども、液晶にERR表示の不動品。F100だからって流石に100円ってわけにはいかないかな…」と。

すると、常連さんOさんから「ボディ底のバッテリーグリップ用の端子カバー(ゴム)が付いていれば欲しいです」との連絡がありました。

下の画像で「Nikon」の文字がある小さなゴムのこと。

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Oさんはこのゴムが欲しいらしく(お手持ちのF100はこのゴムが欠品)、不動品でも構わない~とのこと。その後すぐに、走ってご来店お買い上げくださいました。

そして、数日後のご来店時には「この前のF100、良かったです。ありがとうございます」と。

なんと!あの個体。通常のバッテリーホルダーでは不動でしたが、バッテリーグリップ(いわゆる2階建て式の)を付けたら、動いたそうなのです。

何で?と思ったのですが、こういうことでした。ボディの下部に追加するタイプのバッテリーグリップには、そこへ装填した電池からボディへ電気を供給するのに、本来の電池室に差し込んだ部分の接点から行なうものと、別の場所にある接点からボディへ供給するものの二通りあるのでした。

今まで特に気にしたことなかったので、前者がほとんどというか…全部前者だと思ってたくらいです。実際に私物として手元にあるニコンD200(下の画像はD200用のバッテリーグリップ)とF80、テスト用として店にあるキヤノン30D、どれもその方法です。

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しかしながらF100の場合、バッテリーグリップの形状は前者と同様にボディの電池室に差し込む形状になっているものの、電気の供給はバッテリーグリップの平らな上面にある接点と、通常はゴムのカバーで隠されているボディ底面の接点で行なっているのです。

で、今回の個体はボディの電池室周辺にトラブルがあるのだけども、底面からの通電には問題が無くて動いている~ということのようです。

Oさん的には、既に所有されているF100の接点カバーが欲しいだけだったのに、バッテリーグリップを使えば使用可の予備機が出来てしまった!というわけで、かなり喜ばれていらっしゃるのでした。

 

 

2022年4月 1日 (金)

スプロケットが金色

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ロシアのウクライナ侵攻が始まってから、ウクライナで作られたカメラを持参されたお客さんが3名いらっしゃったので、お客さんカメラとしてこのブログやFacebookページに画像をアップさせていただきました。

一番最近見せていただいたのは、キーウ(キエフ)5。

一週間くらい前から日本テレビ系ニュースではロシア語読みに基づいた「キエフ」じゃなくて、ウクライナ語の「キーウ」って表記しているなぁ~と思っていたので、私も真似てこのブログを書いていたら、まさにその最中に日本政府も変更を発表しましたね。

そうなると、キーウ5って言うのが嫌になって来る天邪鬼なのでキエフ5。

さて、キエフ5は我楽多屋でもここ数年で数回売り物として出たことがあります。ちょっとゴツくてイカつい感じのデザインのカメラ。

カメラについてはごく簡単ですが、4年ほど前のこの記事に書いてあります→https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/2018/04/5-603f.html

今回、オッ!と思ったのは、フィルム室のスプロケット(フィルムを送るギア)が金色だったこと。黄色のアルマイト仕上げっぽいともいえるかも…。

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今まで何台ものキエフ5を見て来ましたが、この部分の色を特に気にしたことはありませんでした。でも、大方のキエフ5はこの色では無かったはず…。

ちなみに、ネットで見つけた数台は黒でした。ただ、これより以前のキエフ4あたりに金色のものもあるようです。また、キエフの中には銀色のもあるはずなので、元々の仕様がどういう感じなのかとか…詳細は分かりません。

ウクライナの悲惨な現状を考えると、是非ともウクライナにこのスプロケットの色のような金星(きんぼし)をあげて欲しいものです。

ここ1ヶ月で見せていただいたウクライナ製カメラやレンズは、これらです(中にはカメラだけ、レンズだけがウクライナ製もあります)。

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2022年3月31日 (木)

フィルム写真はお金がかかる!?

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最近、店でお客さんと「フィルムはお金がかかる!?」ことについて話すことが何度かありました。私と同世代もしくはそれ以上の世代のお客さんと。*以下、フィルムとはカラーネガフィルムについてです。

皆さん「フィルムが高くなった~」おっしゃいます。そのうえに「現像代およびプリント代が掛かる~」おっしゃいます。

確かに、ここ数年フィルムの値段は値上がりを続けています。現像代・プリント代については、それほど値上がりはしていないと思うのですが、今から30年近く前の一番安い時代を知っている世代にはデジタルと比べて大きな負担に感じてしまうんですね。

思い起こせば「0円プリント」なんてのがありましたからね。同時プリント依頼すると、12枚撮りでも24枚撮りでも36枚撮りでも現像代は同じで500円くらいでしたが、プリント代は何枚でもタダでした。その分、色などの質は少し大目にみないといけませんでしたが。

また、ほぼ同じ時期。逆輸入などの外版でしたがフィルムは1本100円~200円とかで入手することが出来ました。下手!?をすると、現像出すと1本貰えたりする店もありました。

どうしてもその時代と比較しちゃうんですよね。で、高い高い思ってしまう。

でも、最近フィルムを始めたような若い世代は、フィルム1本1,000円とか~現像+データ焼き込み代で1,000円くらい掛るのは当然の感覚でこの世界に入って来ているので、各自お小遣いをやり繰りして月に数本フィルムを使用している人たちが案外といらっしゃるんです。

1本のフィルムを何ヶ月もカメラに詰めて撮り続けているオジサン達とは、フィルム写真に対する感覚が違うんです。私自身も反省せねばなりません…。

また、今の若い世代は現像した写真をCDや転送サービスでデータとして受け取るので、あまりプリントをしない傾向。なかには「同時プリント」って言葉を知らない人もいるのかも...。

あと、もっと昔の話を。カラーネガフィルムが一気にシェアを伸ばしたという大阪万博が開催された1970年頃、フィルムは36枚撮りで1本500円程、現像代が400~500円でカラープリントE判(L版より少し小さい)が1枚60円くらいしたそう。大卒初任給4万円程の時代ですから、今と比べ物にならないくらい高いですよ。それでも、多くの人がフィルムカメラを使って写真を撮る時代だったのです。

 

 

 

2022年3月30日 (水)

2022プロ野球開幕戦

本日水曜日は、我楽多屋の定休日です。よろしくお願い申し上げます。

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二代目の「先週撮ったもの行ったとこ」は、京セラドーム大阪。

先週金曜25日に臨時休業させていただく際、正直にその理由をブログへ書きました

さらには、試合の結果次第で翌日午後2時からの割引き率を変えてしまおうという企画まで発表。

それでも、「面白い企画ですね」と言っていただけるお客さんもいらっしゃって、ホッとしました。

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2022年3月29日 (火)

カメラ屋で売れなくなったもの

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カメラ屋で最近売れなくなったもの...。

「最近」ってのはデジタルの時代になって~と解釈してもらって良いと思います。

以下、挙げる順番に意味は無いです。

『ストロボ』・・・デジタルカメラは高感度撮影が可能なので暗いところでも写せるし、蛍光灯やタングステン球の色の影響も受けずに写せますからね。

『テレコンバーター』・・・コンパクトデジカメでさえ高倍率高性能なズームが使えますからね。

『三脚』・・・高性能な手ブレ補正機能や質の良い高感度撮影が可能なので、三脚必須な撮影シチュエーションというものが、フィルム時代に比べて減少してますよね。

『スライドプロジェクター、イルミネーター、ルーペ』・・・どれもフィルムだからこそ必要なアイテムですから当たり前のことなんですけど。

 

そこで、画像のフジフイルムのカラーイルミネーターLite。我楽多屋の在庫にもう10年以上あります。棚の上に置いているため、大きめな地震が来た時に落下して壊れても癪なので、大幅値下げしようかと思います。

元々の定価は29,000円だったはず。それを4,500円の値札を付けていましたが、もってけドロボー!1,100円で良いです。ご来店早い者勝ちです。

サイズは36枚撮り1本分見られるサイズ。外装のプラスティックが少し変色しちゃった感じはありますが、現状は特に問題なく発光しています。また、交換用の専用蛍光灯は2022/3/28現在ビックカメラの通販で在庫ありになっています。

 

 

2022年3月28日 (月)

ニッコールのヒゲ

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昔から通称「ヒゲ」と呼ばれている、ニッコールの被写界深度目盛りです。カラフルで実に綺麗なヒゲなんですよね。

え~と一昨日、何気に手に取った「35-200mm/F3.5-4.5」(上の画像)を見てやっぱり綺麗だな~と思って、他のズームレンズを探してみると、「80-200mm/F4.5」(下の画像)も綺麗でした。

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でも、最近の「35-70mm/F3.5-4.8」なんかはダメ…。ってか、これは被写界深度じゃないのか。

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ここは最後に、ヒゲと言えば~的な43-86を!と思ったら、その時点で我楽多屋の在庫に無いので、ブログネタにするにはシメが無いな…と諦めました。

が、翌日の昨日。その43-86mm/F3.5がやって来ました!!

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これも「呼び」ですかね(^^)