「通りすがりのただのカメラ好き」と言い張り、マニアであることも常連であることも認めないお客さんがネタとして持参されたカメラ2台。
1台は中国製一眼レフ「珠江 S-201」。ブラックペイントの劣化具合?がとても良い感じです。
そして、お客さん曰く「珠江のペンタプリズムの三角頭の感じが、後塗りしたニコンFのアイレベルファインダーのそれと似た感じなので~」と。
確かに、後塗りしたニコンFのアイレベルファインダーの頂点部分、塗り加減のせいなのかちょっと丸みを帯びた感があって、珠江っぽいのです。
しかしですね、そういう着眼点自体がマニアック、いや珠江を持ってること自体がマニアック。
そして、このニコンFのネームプレートが木製の我楽多屋ネーム入りに交換されているあたり、どう考えても通りすがりではない。
フィルムカメラのライカM6が復刻販売されることが、ここ数日の話題になっています。→https://leica-camera.com/ja-JP/photography/cameras/m/m6
来月11月の発売予定で、その価格は70万円超えだそうです。
ライカに限らずマニアの間では「復刻を望むカメラは何?」なんて話題がいつの時代も繰り返されていますが、昔の機種をオマージュした~とかではなくて、メーカーがほぼ同じ形のものを復刻製造して販売するというのは実際ほとんど例がありませんよね。
記憶に新しいところでは、今から20年程前にニコンがS3やSPを復刻製造したことがありました。
あの時、S3のシルバーについては製造し過ぎちゃった感があって(生産台数は事前予約制で予約受付数を製造したものの、重複予約や予約キャンセルが多かったそうです)、品物が余ってディスカウントして出荷された…なんてことになりました。ゆえに、復刻S3を後から安く入手した人を中心に使っている人、使った人も多かったと思います。
でも、S3ブラックとSPはキッチリと限定数販売にしたためにコレクション対象とされて、入手した人の家で眠っている個体が多いのではないかと思います。
今回のライカM6は限定数販売ではありませんが、その高価なお値段がどういう影響を及ぼすのか興味深いなぁと思っています。
1984年に発売されたライカM6ですが、記憶にあるのは1990年代初頭ころ並行輸入新品が20万円ちょっとで売られていました。それと比較すると30年で価格は3倍以上です。
ちなみに、ニコンの復刻版はSPがレンズ付きで2005年に2500台限定で69万円でした。もともとのSPは復刻版発売の約50年前の1957年当時レンズ付きで9万8千円でしたので、7倍です。でも、この場合は50年で物価が違い過ぎるので一概に差を比較できませんね。
復刻版M6はどんな人が買って、それを使うのか?それともコレクション向きになるのか?非常に興味深いです。
【注:上の画像は復刻版ではない1985年製造のM6です】
カメラのストラップというと長年、その色は黒や茶というイメージです(でした?)。
もともと革素材のものが多かったのもあるでしょうし、手や首などの脂のほか汚れていくものなので、それが目立ちにくい~色というのも理由のひとつでしょう。
とはいえ、ここ10~20年くらいはカラフルな色のストラップも数多く販売されているようです。デジタルの時代になって、女性ユーザーが増えたのも影響しているのでしょうね。
さて、このARTISAN & ARTISTの白い布製ストラップ。もう何年も前に買取りした品物と一緒に入って来たもの。ブランド名が記されている部分が赤い革製、そのワンポイントがカッコ良く見えたので、自分で使おうかと置いていました。
ただ、少し薄汚れているので一度洗おうかと思ったり、薄汚れた使用感がカッコ良いのでそのまま使おうかなどと思っているうちに、数年が経過しました。
そして、さらに薄汚れたかも...(>_<)
すみません、本日23日には我楽多屋に値札が付いて並んでいるはずです…。
★本日22日(土)は第4土曜日なので、
午後2時から恒例の全品1割引きサービスを行ないます!
コニカのコンパクトカメラ「A4」は、大ヒットカメラ「ビッグミニ」の輸出モデルと一般的に言われています。
ところが、実は少し事情が違ったようだ~というのを4年前のブログで話題にしました。→https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/2018/03/a4-bigmini-4af6.html
国内でも発売当初はボディにモデルネームとして「A4」と記されていて、「ビッグミニ」は愛称として使われていたような節があるのです。
4年前のブログにも載せたこの画像、右側の使用説明書はそれを物語っていると思います。
そして今回、このことの裏付けるような個体が現れました。一番の上の画像がそれです。ボディ自体には「A4」と記されていて、ボディ上面に「BIG mini」と記されたシールを貼り付けてあるのです。
発売当時の事情をご記憶されていらっしゃる方いらしたら、情報をお願い致します。
Facebookページもご覧いただている人の中には、何で昨日、2回も「33」という数字をネタにしたのだろう?と思われた人もいらっしゃるでしょう。
実は昨日10月20日は我楽多屋が開店してから、33周年の日だったのです。
だからと言って、何か特別なことはしていませんが…。
ただ、朝イチでビックリしたことがありました。
33周年の日だから、カメラ関係で「33」に因んだネタがないかなぁ~と思いを巡らせていました…。我楽多屋の店内にカタチあるものとしては見つからなかったのですが、「ヤシカ Type33」であったり「ソニー α33」というカメラが思い付いたので、それをFacebookページでチラッと話題にしたのです。
で、ビックリしたのは何か?というと、レジカウンターに置いてあった我楽多屋のショップカード。そのカード立てごと、はかりで重さを計ったら「33g」だったのです!!
なに!この偶然!!
これら3台のデジタルカメラ、左から「ペンタックス K-S2」「ニコン D200」「キヤノン EOS30D」は何だと思います??
って、突然に何の脈略もなく聞かれてもズバリ当てられる人はいないと思いますので、早速に答えを言ってしまいます。
我楽多屋でレンズの状態確認をする時などに使っているカメラたちです。
キヤノンEOS30Dについては、もしかしたら記憶されている方もいらっしゃるのではないでしょうか?カメラ屋なのに恥げもなく「カメラください!」ってお願いして、お客さんから提供してもらったカメラです。
*参考ブログ記事→https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/2021/11/eos-aps-c-3213.html
何故って、それまで~キヤノンEFレンズのチェックにはフィルムEOSボディで済んでいたのに、EF-Sレンズをチェックする機会がボチボチと増えて来たので、それを確認をするためでした。
実はニコンD200もたまたまなんですが、EOS30Dを提供してくださったお客さんがそれよりも前に物々交換で持ち込まれたものなんです。
電源ONして1回シャッターを切るとエラー状態になってしまうのですが、一度電源OFFにしてからONにすれば、次からは使用可能になるという訳あり状態なので、テスト用にしました。
ペンタックスK-S2は、もともとほとんど使用機会はないのですが、私用デジイチはペンタックスなのです。*ist D→K-xに続く3代目のペンタックスデジイチです。
我楽多屋で売るレンズのチェックを真面目にしようと思うと、ここら辺のカメラが必要になるのです(^^)
★本日第3火曜日、明日水曜日は我楽多屋の定休日です。よろしくお願い申し上げます。
「これください」と、お客さんがレジカウンターへ持って来られたレンズ「SNC PENTAX 135mm/F3.5」。
レジ打ちをしていると、お客さんが「これ、珍しいよね。ここに『見本品』って書いてある」と言われました。
私は「えっ!?」と思いました。そんなこと全く気付いていなかったので、紙袋へ入れようとしていたレンズを改めてよく見ると、そこには~。
どうやら、もともとは刻印に色も付いていたようですが、『見本品』の上からマジックか何かで黒く潰してしまっているようです。
思わず「ホントですね!全く気付いていなかったので、1枚撮っていいですか?」と確認してから撮ったのがこれです。
「SUZUKI'S AUTO FOCUS」を覚えていらっしゃいますか?
今年の3月に我楽多屋へやって来た、その謎のカメラを話題にしたところ。思いのほか沢山の反響をいただきました。
→https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/2022/03/suzukis-auto-focus.html
また、「実体を調査したい!」とのお申し出があって、その人(Kさん)に謎のカメラを託した結果。見事に正体が判明したという報告を頂戴して、その内容も紹介しました。
→https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/2022/06/suzu-1cd5.html
その時に「もしどこかでロイコの組み合わせを見つけたら元の姿に戻してあげようと思っています」とKさんが言われていたのですが、なんと僅か半年ほどで「元に戻しました!」という報告を受けたので、またまた紹介させていただく次第です。
これが本来の姿に戻った、SUZUKI'S AUTO FOCUS付きに改造されたロイコです。脇に置かれているのは、我楽多屋にあった時に付いていた~さらなる改造で付けられていたレンズとシャッター。
Kさんからのコメントには、「部品取りした方は状態がかなり悪かったものの欠損や破損は無さそうなので少し迷ったのですが、よく見たら圧板が欠損していました」と、元の姿に戻すことについて少し葛藤があったようです。
最近は一部で何でも改造改造~元の姿に戻すことが出来ない改造~なんてのも見受けられるようです。廃棄されてしまう可能性があるものが改造で救出されることもあるので、一概にそれが悪い~とは言えませんけどね。
今回の場合、これで80年近く前に業者によって改造された状態へ戻ったのです。私が最初にこのカメラを話題にした時に感じた、当時の時代性や文化を覗き見られる姿になったのです。