我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2012年2月 9日 (木)

ペトリ自慢

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私 二代目のペトリ自慢をさせていただこうかと思います。

ペトリカラー35というカメラが好きなもので、何故か手元に自然と少しずつ増えてきてしまっています。小さなボディにカチッと機能を収めこんでいるその存在感に何か惹かれるのですね。

そのペトリカラー35にもいくつかのバリエーションがありまして~。

画像手前右が、オリジナルバージョン(1968年7月登場)。で、手前左がそのブラックペイント版。ここまではご存知の人も多いでしょう。

画像奥左は、ペトリカラー35カスタムといって見た目を少し変えたモデル。軍幹部が光沢仕上げでストライプが入っていたり、シャッタースピードや絞り、ピントダイアルがシルバー仕上げになってます。ファインダーの横に「Custom」の文字入り。中身はオリジナルバージョンと同様。

画像奥右は、ペトリカラー35デラックスといって、1969年6月に登場。シャッタースピードの最高速が1/250秒から1/300秒に引き上げられています。見た目はファインダー窓周辺がプラスチック製の黒い化粧板で囲われていて、「D」の文字入り。

ペトリカラー35は、銘機ローライ35(1967年)に対抗して造られたと言われていて、負けず劣らずその完成度はなかなかのもの。

右手だけ、なお且つ指の移動を極力抑えて操作出来るように配置された、シャッタースピード、絞り、ピントダイアルなど、オリジナリティが高い点も魅力です。

ペトリカラー35シリーズとしてはこれら以外に、この後に出てくる35Eというモデル(プログラムAE機)もあるのだけど、私が見るに、明らかにここからコストダウンを図ったことが感じられて淋しい限り。偉そうなこと言わせてもらうと、私は35Eは認めたくないのです。。。

ペトリカラー35の登場と自分の生まれ年が1年差と微妙なところがなんか悔しいのですが、1968年7月発売で1969年5月生まれということは、10ヶ月の差。ちょうど私の種が付いた頃と思えば、親近感も湧いてきました(笑)。