前玉4本とも勢揃い
キヤノン一眼レフカメラの歴史の中で、短命に終わったグループが2つあります。
1つ目は、1963年発売の「キヤノネックス」。レンズシャッター式の一眼レフカメラで、なんと1機種限りでした。
2つ目が、「EX」シリーズ。シリーズと言っても、1969年発売「EX EE」と、1972年発売の「EX AUTO」の2機種のみ。フォーカルプレーン式シャッターながら、レンズは前玉交換式で4種のレンズが存在しました。
操作としてはシャッタースピード優先が可能なEEカメラで、立ち位置は一眼レフの敷居を少し下げるような簡単撮影が可能なカメラだったようです。
電子シャッターではないので現状でもそこそこの個体が動いていますが、EEは利かなくなっているが多め。いちおうマニュアル操作が可能ですが、絞り値の調整は巻き戻しクランクのまわりのノブを回して行ないます。ノブ自体には最大と最小の絞り値しか記されていませんが、ファインダーを覗くと記されている数値を針が指すようになっています。
今回は4種のレンズがすべて揃ったので、話題にしてみました。
ボディに付いているのが50mm/F1.8で、あとは35mm/F3.5、95mm/F3.5、125mm/F3.5です。
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