我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2023年1月20日 (金)

ASAHI PENTAX

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旭光学のペンタプリズム内蔵一眼レフの初号機は、1957年登場の「アサヒペンタックス」というネームで登場しました。

次のモデルからは、アサヒペンタックスの後に「K」「S2」や「SP」などの機種名が付くようになったので、「アサヒペンタックス」はブランドネームのような扱いになり、初号機は便宜上「AP」という通称が与えられた~という感じなのです。

ブランドネームとしての扱いは1976年頃まで続きます。下の画像のように1976年登場の「ME」には、「PENTAX」の刻印の上に「ASAHI」の文字とともにAOCOマークも記されていますが、1979年登場の「ME Super」では「PENTAX」だけになってしまいます。

後には社名自体がペンタックスに変わります。今はリコーのブランド名になってしまいましたが。

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このことについては、ずいぶんの前のブログでも書きました→https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/2013/09/aoco-70d8.html

 

さて、昨年末から話題になっているペンタックスのフィルムプロジェクト。マニア間ではフィルムカメラ復活を熱望する声とともに、「PENTAX」の上に「ASAHI」やAOCOマークの復活を望む声が既に出ているようですね。

まさか「PENTAX」の上に「RICOH」って書いてないといいんですけどね…。

 

 

2023年1月19日 (木)

元のより使い良いみたい

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こだわりの常連さんから「どうでしょう?」と見せてもらった、ある製品を模して作った代用品です。

ある製品というのは、キヤノンの「チェストポッド」という製品です。上の画像で左側に置いてあるのがそれです。過去に話題にしていると思って、その使用法が分かりやすいようなカットの撮影を忘れてしまいました。

三脚を使えないような場所や手軽にカメラを安定して保持する時に、短い一脚のような棒状のものにカメラを付けて、その脚を自分の胸に当てて固定するのです。ストラップが付いているのは、首から提げて使うことでより安定もしますし、撮影時以外は首に提げていてもあまり邪魔にならないのだと思います。

似た使い方をするものとして、以下の2種は紹介したことがあります。

 

キヤノンのチェストポッドがあるのであれば「何も代用品は要らないんじゃ?」と思われた人もいらっしゃるでしょう。

常連さん曰く、この季節にこれを持ち出すと樹脂製のストラップが硬化して使い物にならないレベルなんだそう。

そこで、延長棒やポールとしても可能なコンパクト一脚(ベルボンMPP50)を利用して、カメラの底ネジに取り付けるハンドストラップの金具部分、紐が細めなミラーレス用ストラップを組み合わせたオリジナルを作ってみたというのです。長めのレンズを使う時に使用されている模様です。

試しに首から掛けたりさせてもらいましたが、実にいい塩梅でしたよ。

 

 

2023年1月18日 (水)

ガード下のガスメーター

本日水曜日は、我楽多屋の定休日です。よろしくお願い申し上げます。

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二代目の「先週撮ったもの行ったとこ」は、有楽町です。ビックカメラを出てすぐそばのガード下にあったガスメーターです。

先々週、ゴムホースを載せたところ「どういう意味?」みたいなことを聞かれましたが、ゴムホースとガスメーターと室外機は意味なく撮ってしまう癖があるのです…すみません。

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2023年1月17日 (火)

OZWTOと思います

本日第3火曜日、明日水曜日は我楽多屋の定休日です。よろしくお願い申し上げます

 

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ライツのダブルレリーズ。ビゾフレックス用に出た、OZWTO(と思います)です。

話題にするキッカケは、わずか2cm×3cmくらいの小さな握り部分なのに「いい造りしてるよな~」というだけなんですが。

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ビゾフレックスはレンジファインダーカメラを一眼レフのようにしてしまう、カメラとレンズの間に挟んで使うミラーボックスのこと。接写や望遠撮影が不得手なレンジファインダーカメラで、それらの撮影をする際に有効なシステムといえます。

片方のレリーズでビゾフレックスのミラーを動かし、もう片方のレリーズでカメラのシャッターを切るためのダブルレリーズです。

 

話変わりますがライツのレリーズというと、大昔にこんな長~いケーブルレリーズを紹介したことありましたね→https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/2012/08/release.html

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私の中では、我楽多屋店内のテーブルを1周させた出来事がかなり印象深く残っています。

 

 

2023年1月16日 (月)

KODAK SELF TIMER

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少し変わった形のセルフタイマーです。相当古いモノであると推測されます。

使い方はケーブルレリーズとの併用になるんだと思います。

形状が変わっているのは、その仕組みの影響によるものでしょう。セルフタイマーと聞いて想像するゼンマイ式ではなくて、空気の圧力を使っているようです。この円柱状の本体の中がシリンダーのようになっているのかと...。

以前、ゼンマイ式セルフタイマーの動作音でお酒が飲める~とか話題にしたことがあります(https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/2012/02/cherry-self-timer.html)が、このセルフタイマーが動作する光景も、地味だけどちょっと興味深いかも。

それを口で説明するのは難しいので、動画に録ってみました。


YouTube: KODAK SELF TIMER

EKCのマーク部分を回すことで、時間調整が可能です。

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ネット検索してみたら、これと似た形状のコダックセルフタイマーを見つけました。それには「PATENTED IN U.S.A. FEB.12.1918」と記されていましたが、これには「PATENT APPLIED FOR」(特許出願中)と記されています。ということは、1918年以前の品物と考えてよいものと思います。

 

 

2023年1月15日 (日)

写ルンですレンズの楽しみ方

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一昨日のお客さんカメラです。

レンズは「写ルンです」のレンズを取り出してライカLマウントに加工したものを購入されたそうです。

私も同種のモノを持っていて、フィルムライカに付けて撮ったりしました。思わぬ感じで撮れたりすることもありますが、最終的には「だったら、写ルンですで撮ればいいんじゃない!?」となっちゃいます。そもそも、どこにもピントが合っちゃうパンフォーカスレンズですしね。

今回、このお客さんから聞いた興味深い話。

画像のように、写ルンです加工レンズを焦点工房のヘリコイド付きマクロアダプターを介してボディに付けられています。

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パンフォーカスレンズと言っても画角内全エリアで均一ではないので、ヘリコイドを微妙に調整することによって、撮影距離やどこにフレームするかで描写の良いところを見つけらるようなことが出来て面白い~というようなことを言われていました。

フムフム~です。

しかし、そのヘリコイド付きアダプターがお高いですよね…(写ルンです加工レンズの数倍)。それにフィルムライカでは楽しみずらい遊び方。

 

 

2023年1月14日 (土)

ヘリア40/2.8のキャップが

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わりと新年早々のお客さんカメラだったのに、一週間近くアップし忘れていました。

キヤノン4Sbに付いているレンズは、昨年発売されたコシナ製フォクトレンダーのヘリアー40mm/F2.8です。

このレンズにはシルバーとブラックが用意されていて、ブラックはブラックペイントです。

こうして現物を見せていただいて、渋くていい造りがされているレンズだなぁ~と思いました。

ただ、お客さんには不満点がおありで…。専用フードもその専用フードに被せるタイプのキャップも同じくブラックペイントされているからなのでしょう、上塗りペイント分の厚みが増してか…フードにキャップを被せると、かなりキツいのだそうです。

キズを付けてしまうのではないか?ペイントが剥げしまうのではないか?と気を遣うくらいなら~と、キャップは家にあったミノルタのキャップが丁度いい具合にサイズが合ったので、それを専用フードに被せて使っているというのです。

ん~どうなんでしょ!?コシナさん、個体差ですか?塗ってしまった厚みですか?

画像のキヤノン4Sb、キヤノンEOS-1の革ストラップが装着されています。これについて「世代やタイプが違えど、4Sbも当時のキヤノンのフラッグシップ機でしたから、後年のフラッグシップ機EOS-1のストラップで~」と、えらいマニアックなこだわりを持たれているあたり。うちの店の常連さんの中には、持ち主の想像がつく方がいらっしゃるのではないかと思います(笑)。

 

 

2023年1月13日 (金)

おじいさんが使ってたカメラを

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長年の常連Hさんから受けた相談です。

Hさんのお友達の娘さんがおじいさんが使っていたカメラを使ってみたい~ということで、そのカメラを使える状態にしたいという相談。

1957年発売の二眼レフカメラ「リコーフレックス ミリオン」。

見た目に大きな問題は無いのですが、テイクレンズとビューレンズの焦点調節がギアの噛み合わせになっている部分が有りがちなガチガチに固着しています。シャッターも盛大に粘っています。レンズには大きなカビが見えています。

オーバーホールをするより現状動いている同機種を見つけた方が安いのは、Hさんも承知の上での相談。

我楽多屋は原則として修理の受付はしていませんが、いちおう中古カメラ屋ですから仲間の修理業者さんは居ます。電話で状況を伝えて大まかな見積もりを聞き、HさんからOKをいただけたのでお預りすることにしました。

「急ぎませんので~」と言われたからではありませんが、ひとまずレジカウンターの横にそのまま置いていました。

しばらくしてから、改めてこのカメラを見ると長年の汚れが積もっているのが気になって、修理屋さんへ渡す前に見えるところだけ掃除をしてみたくなりました。

普通こういうことはしません。綺麗にするつもりが結果として、逆になってしまうこともありえますから。例えば、何かを破損させてしまうとか、修理箇所以外は手を入れて欲しくないというパターンも無いとはいえません。だから、取次ぎの私(我楽多屋)は下手に触らないのです。

でも、今回のご相談はご家族3世代に渡る思いと長年の常連さんの思いが詰まった内容。もしかしたら、修理屋さんが綺麗にしてくれる範疇の掃除かもしれませんが、私も一手絡みたくなったのです。

ビフォー画像はありませんが、確実に綺麗な見た目になりましたよ。

 

 

 

我楽多屋で買ったモノマガジン更新

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田中長徳先生の連載コラム「我楽多屋で買ったモノ・マガジン」を更新しました。

第278回目のテーマは「カールツァイスブランドの虫眼鏡と思ったら、プラクチカの虫眼鏡だった」です。

こちらより、お楽しみください→https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/monomagazine3.html

 

*閲覧は2023年4月初旬まで

 

2023年1月12日 (木)

DEPモードはバエる?モード

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キヤノンのフィルム一眼レフ「EOS850QD」です。

ご覧のように操作系のスイッチやダイアルなどが必要最低限しかありません。

というか、シャッターボタン以外にいじれる部分はメインダイアルしかありません。

そこに記されているモードも「バッテリーチェック」「セルフタイマー」「電源オフ」以外には、「PROGRAM」モードと「DEP」モードしかありません。

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立派に普通の大きさをした一眼レフカメラでありながら、シャッタースピードも絞り値も任意に変えられないカメラ。原則、露出はPROGRAMモードのカメラ任せしかできないのです。オートフォーカスをオフにすることも出来ません。

徹底して簡単撮影向けのカメラに特化しているのです。まぁ、初心者や特に凝って撮らないという人には、それでいいのかもしれませんが…。

でも、「DEP」モードが気になったので調べてみました。被写界深度モードのことで、こんな操作方法をするのだそうです。

  1. メインダイアルを「DEP」に設定
  2. オートフォーカスフレームを最初のポイント(ピントを合わせたい一番近く)に置き、シャッターをボタンを半押しする
  3. フォーカス記号が点滅し短いブザー音が鳴ったら、指を離す
  4. 2番目のポイント(ピントを合わせたい一番遠く)について、手順2と3を繰り返す
  5. 画像をリフレームしてシャッターボタンを半押しすると、インフォーカスインジケーターが点灯しブザーが鳴る。
  6. シャッターボタンを完全に押して写真を撮る

要はピントを合わせたい一番近くと一番遠くを記憶させて撮る機能だそうです。

ずいぶん、ややこしい感じがしますが後ろや前をボカしたい、最近で言うバエる写真を撮りたい時に使う機能でしょうかね。