我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2022年5月17日 (火)

よく写るハーフ判カメラ

本日第3火曜日、明日水曜日は我楽多屋の定休日です。よろしくお願い申し上げます

 

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私 二代目が父親の経営するアローカメラに入った当時、アローカメラはカメラの買取り業務の他に我楽多屋とスピードプリントショップの営業もしていました。

スピードプリントショップには腕の良いオペレーターさんが居たので、私の仕事はプリントの仕上がりをチェックすることや受付をする仕事から始まりました。もう28年前のこと。

ネガと仕上がったプリントを見ながら、プリント漏れが無いか?色味や濃度も含めてプリントミスが無いか?などのチェックをするのです。

ネガを見ますから、ハーブ判カメラで撮られたものはすぐに分かります。フルサイズで撮ったものとハーフサイズで撮ったもの、それを同じサイズ(L判)にプリントするのだから、ハーフサイズからの方が拡大率が大きくなるわけで、どうしても画質としては不利になります。

店に持ち込まれたハーフ判のフィルムに対して、そのお客さんに何のカメラで撮影したか?を聞くことはまずありませんでしたが、推測するに~キヤノンデミやリコーオートハーフ、オリンパスペンがほとんどでしょう。

でも一度だけ何のカメラで撮影されたのか?聞いたことがありました。ハーフ判で撮影された他の多くのフィルムよりも、明らかに写りが良いものを持ち込むお客さんがいらっしゃったから。

「これは何のカメラで撮ったんですか?」と聞くと、お客さんからの返答は「サムライです」でした。

サムライと言っても数機種あるのですが、当時はまだカメラについての知識が浅かったので、さらに「どの機種ですか?」まで聞くことは出来なかった私です…。

★上の写真とは別の機種が出ている過去のブログ記事です→https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/2014/01/post-ab5b.html