我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2025年2月

2025年2月28日 (金)

ニコンの銀枠フィルターなんですが

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ニコンに興味がない人には少し「?」な内容になるかもしれませんが、上の画像だけでは「普通に52ミリ径の銀枠の純正フィルターでしょ!」と思う人が多いでしょう。ニコンのレンズはフィルター径52ミリのものが非常に多いのです。

でも、これ52ミリ径じゃないんです。

スケール見本になるようなものを一緒に写すと、ほら。こんなに小さい。

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銀枠をよく見ていただくと「22.5mm」と刻印されているのも見えると思います。

「はて?こんな小さい純正フィルターがあったかな?」と多くの人が不思議に思うでしょうが、これはニコンの8ミリシネカメラ「ニコレックス 8F」用のフィルターなのです。

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52ミリ径のフィルターと並べてみると、こんな感じです。

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2025年2月27日 (木)

ミラーデス一眼を再び

★本日27日(木)、地元商店会打合せ出席のため、午後1時45分〜午後3時の間は一旦店を閉めさせていただきます。よろしくお願い申し上げます。

 

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デジタルカメラにミラーレス一眼(LUMIX G1の発売が2008年)が登場して、もう17年。登場間もない頃に、「ミラーレス一眼」をパロって「ミラーデス一眼」なんて話題をしたことがありました。

あの時のミラーデス一眼は、ミラーが動かなくなっちゃったフィルムカメラの話でした。

それに似たネタ振りを10日程前にしていただいてたのに、ブログにあげるのを忘れていたのが、これ。

このコシナSLRも、「ミラーデス(death」しちゃっています。

この頃の型のコシナはそもそもがあまり見る機会が無いので不明ですが、この後のコシナCTシリーズはミラーズレを起こしている個体が非常に多いのです。

ところが、このSLRはミラーがズレているどころか...外れ落ちてしまっている...ということで、完全に死んじゃっている...悲しいミラーデス一眼なのです(>_<)

 

 

2025年2月26日 (水)

撮り鉄

本日水曜日は、我楽多屋の定休日です。よろしくお願い申し上げます。

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二代目の「先週撮ったもの行ったとこ」は、西日暮里5丁目。

昭和育ちの男の子でしたから幼い頃はかなり鉄分の濃い時代もありましたし、今でも残存鉄分があると自覚しています。でも、もともと「撮り鉄」の症状はありません。

撮ってもこんなレベルです(笑)

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2025年2月25日 (火)

ピンの数

★本日2月25日は第4火曜日なので、営業する火曜日です。

 

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物々交換の一品として持ち込まれたリモートスイッチ。カメラ写真関係の用品ブランド「ユーエヌ」さんの製品です。

カメラメーカーの純正品では多分出ていない…と思う、2台同時にシャッターを切ることが出来るリモートスイッチ。

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パッケージの台紙に記された製品名「Wコードスイッチ・ニコン用 全長84cm」はラベルで貼られていて、ラベルの真下の台紙には「カラーオートレリーズ・オートストッパー付き50cm」と印刷されているのが薄っすらと見えちゃってます。台紙の裏面にある案内イラストもラベルで貼られていました。

旧製品の台紙の使い回しですかね…。まぁ、それはいいんです。Ecoですね。

そして、パッケージ前面のアクリル部にわざわざ「ニコン10ピン」とテプラ状のものが貼られているので「ならば~確認!」と思って、ジャックを見たらピンが3本しかありません。

お持ち込みいただいたのが常連さんだったので、「パッケージと中身が違うようなんですが、入れ間違いをされていませんか?」と後からメールで確認したところ。そもそも「いつ使うか分からず用意していたモノなので特に確認していない」旨と、「ピンの数はアースも勘定していたりする場合があるようなので、必ずしも表示と合わないのかも...」とお返事いただきました。

だとしても~ピンの数が違い過ぎるので、何用か判明するまでは...と思って一旦後回しに。

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比較するためにニコン純正MC-20というリモートコードのジャックと見比べてみると、円周部にあるガイドの突起の数と位置が一緒なので、もしや?と思って、3品しかないユーエヌのジャックをニコンD200に挿してみたら、入りました!スイッチ操作したらD200のシャッター切れるし!!

比較に使った純正のリモートコードはMC-20というタイプで、長時間露光の時間調整やインターバル撮影などにも対応した高機能なタイプ。単純にシャッターを切るだけなら3品でも足りるってことなんでしょう、多分。

パッケージに「ニコン10ピン」と記されているのも、10ピンタイプのボディに使用可~ということであって、10ピン付いてます~ということではないのでしょうね、これも多分(^^;)

ちなみに、ニコン純正のシャッター切るだけのMC-30というリモートコードのジャックにはピンが10本あるようですが...。

 

 

2025年2月24日 (月)

全部ダメ~🙅

一昨日だったか...「この前あった期限切れフィルムはもう売れちゃいましたか?」と、お客さんに聞かれました。

新品フィルムが高いからか?期限切れフィルムが流行り!?だからか...?近頃は期限切れフィルムを並べると、あっという間に売れて無くなってしまう傾向にあります。

当然に付ける値段にもよりますが、ネガフィルムなら期限切れ後10~20年くらいは皆さん平気で買って行かれます。白黒だとそれ以上でも気にされない人が多い。

中には、パッケージが綺麗であれば使用目的ではなくてジャケ買いの人もいらっしゃるので、さらに古くてもOKって感じ。

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ところで、1週間程前にチェキのフィルムが6本やって来ました。既に箱からは出されていましたが、遮光された袋にはキッチリと未開封のまま。ただ、期限が2004年6月。経験上、インスタントカメラのフィルムは期限切れ後10年程度でもかなり使い物にならないのがあります…。

なので、これはもう駄目と決め込んで放置していましたが、チェキのカメラ本体の動作確認も兼ねて1本開封して試してみました。

1枚目全然ダメ、枚数が進むごとに良くなる傾向もあるので続けてシャッターを切ってみましたが、最後まで10枚全部~ダメでした(>_<)

インスタントカメラのフィルムに限らず、大幅に期限の切れたフィルムというものは普通、売ってる側もそれがどういう保管状況にあったのか知らないのがほとんどです。当然にダメ元で買っていただかないといけないことは十分にご承知おきくださいませ。

ちなみに、同条件と思われるチェキのフィルムがあと5本あります。フィルム送りのテストには使えると思いますが、欲しい人いますかね?

  

 

2025年2月23日 (日)

バリが...(◎_◎;)

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とても些細なことかもしれませんが、初めての事例にちょっとビックリしています。

カメラ用ネックストラップのテープアジャスター。カメラへ取り付ける時や長さを調整しようという時に位置をズラすことってあると思います。そんな時、ストラップがテープアジャスターに二重に通っていなければ~比較的簡単に手でスライドさせられるものですよね。

ところが今回のもの、店に並べる前のチェック中に気付いたのですが、スライドさせようとすると凄い抵抗感があって、動いてもガリガリ...という感触でスッとズレてくれない。

テープアジャスターに対してストラップの幅や厚みが大きいのかと思いましたが、反対側のテープアジャスターは特に問題なくズレたりするのです。

両方とも外して比較しみたら、具合の悪かった方のバリ(左側)が凄かった(@_@)。

とは言え、1ミリとか2ミリとかのレベル。それがこんなに影響するもんなのか…とも思いました。

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*バリ=プラスチックの加工時に出来る出っ張りやギザギザのこと。

もちろん製造段階でのチェック漏れが原因なんでしょうけど、こんな醜いものが製品として出してしまうことがあるんですね。さすがに、このストラップはカメラメーカーの付属品や別売り品ではないみたいですが。

このバリはカッターで削り取りました。

 

 

2025年2月22日 (土)

現像料の20年

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バックヤードの棚を整理していたら、うちの店でD.P.E.などの取次ぎをやっていた時の資料が出て来ました。

平成16年ってことは2004年。取次ぎをしていた最後の最後の頃のフジカラーイメージングサービス(現富士フイルムイメージングシステムズ)の価格表。フィルム現像やプリントなどの当時の価格が載っています。

販売店用の資料ですけど、希望小売価格はオープンにされていたことだと判断して話題にします。

下の画像、左半分の白黒で記されているのが今回発掘した2004年の価格表で、右半分のカラーで記されているのがヨドバシカメラさんの現在の価格表(ヨドバシカメラさんのウェブサイトより)。ともにリバーサルフィルムの現像料です。シートフィルムは倍以下で済んでいますが、それ以外は軒並み倍以上の価格になっていますね。

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今日に限ったことではないのですが、本ブログの画像、本文中の画像をピンチアウトして拡大すると像が粗くて見ずらいことがあると思います。その際は画像を一度クリックしていただくと拡大画像が開けるようになっています。

ネガフィルムの現像料には一部希望小売価格の表示がなく、それっぽい数字が記されているだけなので画像を載せるのは避けますが、35mmと110を同じく現在のヨドバシカメラさんのウェブサイトに出ているのと比較すると、同じくほぼ倍と半分でした。

 

 

2025年2月21日 (金)

圧巻

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写真家の中藤毅彦さんとは光栄なことに、かれこれ20年ちょっとのお付き合いをさせていただいております。中藤さんが運営されているギャラリーニエプスが我楽多屋から歩いて10分くらいのところにあるのが、ご縁のキッカケです。

その中藤さんの写真展「DOWN ON THE STREET TOKYO 1995-2025」が今、品川にあるキヤノンギャラリーSで開催されています。

一昨日の水曜日に見に行ってきました。感想は一言『圧巻』です。

古い話になりますが、かつて薬師丸ひろ子さんが映画「セーラ服と機関銃」で機関銃をぶちかました後に「カイ…カ・ン(快感)」とセリフで言ったように、この写真展を見ている最中に「アッ…カ・ン(圧巻)」と言ってしまいました。

作品の素晴らしさは皆さんご存知の通りですから、ろくに写真の勉強もしていない私がここで言う必要はないと思います。

この会場へは今までに何度か訪れたことがあります。今回の展示はその広い会場にパーテーションを設置して、まるで遊園地のアトラクション(お化け屋敷的な!?)のようなレイアウトでワクワクし、黒の壁面にスポットライトで照らされた作品群に圧倒されます。

上の写真は順路の中の最終ストレート部分。一周目に出口付近で中藤さんと来訪者さんがお話しをされているのを見て、是非とも此処で撮らせてもらおうと思いました。中藤さんに「シルエットになってしまいますけどいいですか?」と聞いてから、撮らせてもらいました。会場の雰囲気が少しでも伝われば幸いです。

是非とも足を運んで「圧巻」体験をしていただければ~と思います。

 

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2025年2月20日 (木)

SP1000

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ボディ前面に「SPOTMATIC」の刻印は無いものの、パッと見には変哲もないアサヒペンタックスSPのようですが、ボディ上面に「SP 1000」の刻印。

「1000」ってシャッタースピードの最高速が1/1000秒だから?と思っちゃったりしますが、そもそもSPって1/1000秒までありますからね。

じゃあ、本来のSPとどこが違うの?と思っちゃったりしますよね。セルフタイマーが省かれているだけなんだそうです。

もともと海外向けには、SPの最高速を1/500秒にしてセルフタイマーを省いた「SP500」というモデルがあったそうなので、それと対で捉えるのが正しいのでしょうね。

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ちなみにこの個体。モデル名にもある1/1000秒が不良で、シャッタスピードダイアルの「1000」が塗りつぶされてました…。

動作チェックをしたら1/500秒も不調だったので、「500」も塗りつぶそうかと思いましたが...さすがにやっていません。

 

 

2025年2月19日 (水)

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本日水曜日は、我楽多屋の定休日です。よろしくお願い申し上げます。

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二代目の「先週撮ったもの行ったとこ」は、小田原駅前です。

なんかちょっと異国の町みたいですよね...

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