我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2024年12月

2024年12月31日 (火)

今年は366回!

12月31日~1月4日まで年末年始休業させていただきます

 

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2024年も一年間ありがとうございました。うるう年で366日あったので、毎日更新で今年は366回達成しました。

来年の3月で丸17年継続の我楽多屋ブログ、お楽しみいただけてますでしょうか?

過去ログ、直近の10ヶ月分は本文右側の青地の部分に「2024年12月」~「2024年3月」の見出しが出ている(下の画像、黄色の円の中)ので、そこをクリックしていただければ指定した月のブログが開きます。

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それより前の記事については、「2024年12月」の上にある「アーカイブ」の文字をクリックしていただくと「2008年3月」から約200ヶ月分の見出しが現れますので、そこから開いて見ていただけるようになっています。

日々更新していて嬉しいのは見ていただいた人から反応をいただけること。

実は昨日のブログで何用なのか分からない…と話題にした「ZEISS IKON」のキャップ。早速、同じものを持っているお客さんから画像付きでメッセージが届きました。

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コンタレックス用ゾナー250mm/F4のレンズフードを逆に被せた時に付けるキャップとしてお持ちになっているとのこと。情報ご提供ありがとうございます!

 

来年も引き続きよろしくお願い申し上げます。

 

2024年12月30日 (月)

このツマミはオリジナル?

★我楽多屋は「年内は30日まで、年始は5日から」営業の予定です。

 

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このキャップ、ご存知ですか?

私自身は初見だと思うのです…。気になっていろいろ検索してみましたが、何用のキャップなのか不明です。

最初見た時、表側に「ZEISS IKON」の文字があるのに見慣れないツマミ状のものがあるので、外し易いように誰かが中心部に穴を開けて自作したものかな?と思ったのです。

ところが裏面をみると、表側のツマミを留めている部分が、自作レベルのものでは無さそうなのに気付きました。こんな感じです。

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フィルターネジを切っているレンズに付けるキャップなのかどうか?も分かりませんが、フィルター径62ミリのレンズフィルターの前にハメ込むくらいの大きさです。

以前に、後からキャップにツマミを付けたものを2個ほど紹介したことがありました。画鋲をツマミニしたものや、歯車みたいなものをツマミにしたもの

 

 

2024年12月29日 (日)

白い三脚

★我楽多屋は「年内は30日まで、年始は5日から」営業の予定です。

 

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少し前から白い三脚が1つありました。そして、つい最近もう1つ白い三脚が入って来ました。どちらもKingブランド。

「冬」っぽいイメージでいいですね(^^)

同じものかと思ってよく見たら〜色が微妙に違いました。1つはパール系ホワイト(画像左)で、1つはソリッド系ホワイト(画像右)。

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暇なので余計なことを考え始めてしまいました。どちらが先なんだろ?(同時期にラインナップされていた可能性もありますが…)と。

簡単に考えれば、ソリッド系のホワイトが先で、凝ったパール系のホワイトが後から出て来たもの~的になりますが、30年くらい前の景気が良い時代に豪華っぽいパール系ホワイトが先に出た~なんて考えも出来なくありません。

そんなことも思って見始めたら、よく見るまでも無く…細かな部分のデザインが違うことにも気付きました。

で、現行品をネットで確認したら、現在のカタログに載っているのは細部のデザインから判断してソリッド系ホワイトの方でした。記載されているカラーバリエーションには「ホワイト」としか表示されておらず、もしかしたら現行もパール系である可能性もありますが、あとはヨドバシカメラさんあたりへ行ってサンプルを見比べて確認するしかないですが、そこまでする程のネタではありませんね。

三脚以外にもあった、過去の「白い」ネタは「白いカメラ」や「白いストラップ」。

 

 

2024年12月28日 (土)

物々交換の差額を

★我楽多屋は「年内は30日まで、年始は5日から」営業の予定です。

 

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年末が近づいて、大掃除や持ち物の整理をされていらっしゃる人が多いのでしょうね。今週は不要になった品物を持参される方が多いです。

それこそ「捨てるには忍びないから~」と持ち込まれた方もいらしゃいました。それでもタダでいただくわけにはいかないので、買取りや物々交換で対応させていただいております。

画像は昨日来られたお客さんが物々交換ご希望で持参されたものです。

「すべてジャンクです」とのお申し出でしたが、気になるものはサッと検品をしました。少しでもプラス査定したいですから。

物々交換の査定額をお伝えすると、「どれが値が付きましたか?」って聞かれました。お客さんの思いより多かったんでしょうね。それって、私も嬉しいものです。

その後、お客さんが店内で探された交換希望のカメラや本など数点の金額を合計したら、私が最初に提示した金額より500円少なかったのです。普段から持ち込まれた品物と交換希望の品物がピッタリ等価交換にならないこともあるわけで、そういう時は~追加で代金を頂戴したり、逆の場合は少しお金をお返ししたり金券を発行させていただくなどの対応をします。

しかし、昨日のお客さんは「差額の調整は要らないので、その分安く値付けしてお店に出して、次の人が買いやすくしてください」とおっしゃられました。こういうお気持ちを頂戴したのは初めてかも!猛烈に嬉しいお気持ちです。喜んでそうさせていただきます。

ちなみに、画像の品物を店に並べられるのは29日からになると思います。

 

 

2024年12月27日 (金)

感謝!ペンタキシアンさん

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今週火曜日のブログで話題にした「FOR ASAHI PENTAX」のレンズフードに反応して、早速ご来店くださった常連のペンタキシアンさん。

その方がお持ちの「FOR ASAHI PENTAX」と記されたレンズフード(上の画像内右上)と「ASAHI OPT Co,Japan」と記された純正品であることが確実な同型のレンズフート(上の画像内左上)を一緒に持って来てくださいました。

ご持参された「FOR ASAHI PENTAX」と、ブログで話題にした「FOR ASAHI PENTAX」(上の画像内下)の刻印に少し差があるのが判明したのは興味深い点。

フード自体の形状は同じと思われるのに、表面の仕上げに明らかな差が感じられました。これについては、ブログで紹介した方が純正品に近い感じでした。

そして、これら「FOR ASAHI PENTAX」と記されたものが、社外品であることがほぼ決定的な証拠が!

ペンタキシアンさんご持参の方の「FOR ASAHI PENTAX」には革ケースが付いていて、ケース自体も非常に良く出来ていて体裁もソックリなのですが、型押しされたAOCOマークの中に「FOR」が一緒に追加デザインされているのです。

この「FOR」が追加されたAOCOマークは、絶対に純正品ではないですよね。

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2024年12月26日 (木)

コニレット用パトローネ

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少し前にコニレットをお買い上げいただいたお客さんから、聞かせてもらった話です。

好運にもコニレット入手してから早々に、コニレット用の細いパトローネを見つけることが出来たので、早速フィルムを詰めて撮影をしたのだそうです。

その後、普段利用しているお店へ現像出しをする際に「パトローネを返却して欲しい」旨をお願いすると、お店の人から~今どきの現像所は誰が働いているか!?怪しいので戻って来ない可能性があるから(話がちゃんと伝わらない…ということかな⁈)~と忠告を受けたそうです。それで現像は一旦保留になっていると。

良い方法はないですかね?と聞かれましたが、これはもう~万が一戻って来なくても諦めのつく通常のパトローネに入れ替えて現像出しするか、自家現像しているお店に出すしかないのかな…という話をしました。

気を遣ってくれた普段利用しているお店の優しさは嬉しい話だけど、世間的にそういう心配をしないといけない(集中現像所には申し訳ない話ですが)時代になってしまったのか!?と思うと寂しい話ですね…。

*上の画像は本文内のカメラ・パトローネとは別個体です。

【コニレット】1953年、小西六(後のコニカ)から発売。フィルムは35ミリ幅、パーフォレーション無しの特殊な規格。初心者向けの安価な割には性能が良く評判になった。ベークライト製のカメラ。 

 

 

2024年12月25日 (水)

柿の実色した水曜日

本日水曜日は、我楽多屋の定休日です。よろしくお願い申し上げます。

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二代目の「先週撮ったもの行ったとこ」は、曙橋です。

先週水曜日の曙橋、陸橋の上から見下ろすと柿の実が生っているのを見て、フォークソングデュオのふきのとうが唄っていた「柿の実色した水曜日」を口ずさんでしまった~という話です。

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2024年12月24日 (火)

「FOR」

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レンズフードなどカメラやレンズ用のアクセサリーに「Nikon」とか「Canon」など記されていると、まず純正品です。それがちゃんとしたロゴ文字であれば、余計に純正品と判断出来ます。

それに対して「FOR Nikon」などと「FOR」が付いていると、社外品である可能性が高いです。

この判断、皆さん普通に納得されると思います。

ところが、我々業者やマニアさんが見て「あれ?」と思うのが、どう見ても純正品と同じ(僅かに違うのかもしれませんが...)形状や素材のアクセサリーなのに、「FOR」が付いているパターン。

純正品なのに「FOR」と記されたのか?ソックリに造られた社外品なのか?もしや製造工場が一緒で何らか?裏事情があって純正品と区別するために「FOR」と記したのか?などなど、想像を逞しくしてしまいます。

今回出て来たのは「FOR ASAHI PENTAX」と記されたフィルター径46ミリ用のレンズフード。二分割が可能で間にシリーズⅦフィルターを挟み込めるタイプのフードです。

当時の純正品に酷似している思うのですが、一緒に純正品の現物が無いのでどこまで酷似しているのか?まったく同型なのか?比較出来ていません。

そういえば、ミノルタですが~数年前にちゃんとしたロゴ文字の前に「FOR」が付いている不思議なのもありました。

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2024年12月23日 (月)

Aroma漂う写真が撮れる!?

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今日は聞き慣れない「Aroma」というブランドのレンズフィルターを話題にするのですが、先に簡単に恥晒しをしておきます~。

2ヶ月前にも同じように「なんじゃ、これ?」と思って、Facebookページに「AROMA」ブランドの赤いフィルターの画像をアップしていたことはすっかり忘れていました(^^;)

でも、今回は追加情報を得たのでこのまま続けます。前回と今回でロゴ書体が全然違うのですが、まぁ同一ブランドと考えて間違いないでしょう。今回のには「JAPAN」の刻印もありました。

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そして、「Aroma」という言葉の意味には皆さんがまず思い浮かべるであろう「芳香」とか「香り」という意味の他に、もう一つ「芸術品などの風格、気品、趣き」という意味もあることが分かりました。

レンズフィルターに付けるブランド名として考えると、「芳香」より「風格や気品」の方が向いてるように思いました。無理あるかな…。

さらに、無理なというか強引に話を続けると、撮った写真に風格や気品が感じらるようになるんですから~凄い特殊効果フィルターですよ!笑

 

特殊効果フィルターについての過去ブログ記事には、真面目にふざけたこんな記事あります→「セピアフィルターをiPhoneに

 

 

2024年12月22日 (日)

「L」マークのバッグ

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半月くらい前のことだったか、明らかに私よりも若い(ひと世代くらい!?)お客さんから「ライカを使う人って、昔、交換レンズはどんな風に持ち歩いてたんですかね?」と質問されました。その人はM型のデジタルライカを肩から提げていました。

昔をどこまで溯るのか?によりますけど、私の頭の中にパッと思い浮かんだのが「中古カメラブーム」と呼ばれた30~40年前のこと。

当時、特にカタチから入るような人の間では、レモン社さんが売っていた小さめなカメラバッグを持っている人が多かったなぁ~と。

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サイズは数種類あったかもしれませんが、今、我楽多屋には2サイズあります。どちらも交換レンズを何本か入れるのが適当なサイズで、入れようと思えばボディも縦に入れることが可能なレベルの大きさ。

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このバッグの特徴的な点は、「L」の文字が薄っすらと型押しされた表側と思われる面に対して、蓋の開く方向が一般的なバッグとは逆方向である点。

肩からバッグを下げたまま、フタを外側へ開けるようなスタイルなので、その体勢のまま蓋が邪魔にならずにレンズが交換出来るというのがポイントだったと思います。バッグの中にレンズ1本分のスペースを空けておけば、外したレンズをそこに置いて~なんて方法で、さらにスマートな動作が可能になるとかいう。

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でも、当時からこの手のバッグを使うのは、好き嫌いや賛否両論あった気もします…。