隙間の素材が…
プラスティックボディの全自動フィルムコンパクトカメラの価格が、1~2年間ほど高騰気味だったのも少し落ち着いては来ているのでしょうか…!?
フィルム初心者の若い人たちが、それでも手を出していることにちょっとビックリしているオジサン世代でした。
我楽多屋ではそういう人向けにその手のカメラの状態チェックを以前より厳しくしていることは、少し前に話題にしました→https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/2020/02/af-5a56.html
市場性が上がったのは事実ですから、我楽多屋でも以前より値付けを少し上げたりしました。基本は保証無しの中古品とはいえ、怪しい品物がを初心者に渡ってしまって、始めからフィルムカメラに幻滅されるのも悲しいですから。
状態チェックを厳しくした時から気付いていましたが、今週かなりの数のプラスティックボディの全自動フィルムコンパクトカメラをチェックして確信に変わったことがあります。電源オンとともに出て来る沈胴レンズ式や、ニョキニョキと伸びて来るズームレンズ式の場合、ボディとレンズ鏡胴の隙間を埋めるように貼られている樹脂系素材が劣化して、ボロボロと剥がれて来たりしている個体が増えて来ていることです。
この症状が出ているカメラ、光線漏れを起こすようなことはないでしょうけど、水分とかゴミが入り込まないように注意が必要でしょうね。
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★7月から当分の間、我楽多屋のみ定休の水曜日に加えて、第2火曜日と第3火曜日も休業させていただきます。よろしくお願い申し上げます。