背蓋に内側にアイカップみたいなの
マミヤ6は1940年から20数年間に渡って製造販売される中で沢山の種類があるのに、ボディ自体にはそれ以上の表記がされていないので、正直なところ型名を見分けるのが厄介なカメラと言えます。
上下の画像とも、それぞれ左側が「P」型・右側が「オートマットⅠ」型。
先日、Facebookページに「6」の刻印や、フロントの「MAMIYA」の文字が安っぽい…と画像をアップした「P」型ですが、フィルム室内を見て、「おっ!」と思う部分がありました。
赤窓のフィルム室側にアイカップのようなラバーが装着されているのです。
たしかに、マミヤ6はバックフォーカシング式のカメラなので、フィルム室内でフィルム面を前後させることでピントを合わせるカメラ。
ということは、フィルム圧着板と背蓋の隙間はその度に僅かに変化しているわけです。厳密に言うと、赤窓を開けてしまうと、条件によっては光が悪さをする場合があるのかもしれませんから、いくらフィルムに裏紙があったとしても、こういうアイカップみたいなものがあった方が安心なのかもしれません。
と、これは私が勝手に推測しているだけなので、実際の理由が違ったらゴメンナサイ。
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