我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2019年4月

2019年4月12日 (金)

使い方が分からない

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エキザクタVX用のアクセサリーであることは分かっています。

さらには、中間リング使用時に使うことも分かりました。

でも、どういう風にセッティングするのかが分かりません。

そんなこと突然に言われても、読んでいる方はもっと分からないでしょうね...。

でも勘の良い方は、中間リングと画像をヒントに理屈は推測出来ているんじゃないでしょうか。

エキザクタ用レンズにはボディ前面にあるシャッターボタンに連動するボタンがあるのですが、中間リングを挟むとそれが物理的に離れてしまうので、連動出来なくなります。

そこで、このつっかえ棒みたいなのを使って連動させるのだそうです。

が~、そのつっかえ棒みたいなのに種類があるうえに、あ~やってみても、こ~やってみてもどうセッティングして使えばよいのかが分かりません。

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2019年4月11日 (木)

♪ 僕はアマチュアカメラマン

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一昨日火曜日の午後。NHKラジオで「東京にある中古カメラ屋の野田さん」というフレーズが流れました。もちろん、NHKですから店名は出ませんが…。

何か悪いことをしたわけではありませんよ。

数日前に番組担当者から電話があって、日本で最初のCMソングと言われている小西六(現:コニカミノルタ)さくらフィルムのCMソングに「首がない・・・」という歌詞があって、それがどういうことなのか?調べているというのです。

そのCMソングとは、民放ラジオ局が開局した昭和26年に小西六が提供した番組内で流れた「僕はアマチュアカメラマン」という曲。でも何故か、歌詞の中に会社名や商品名を一切いれないという提案のもとに、作詞作曲家の三木鶏郎さんが製作されたそうです。

実は私、この曲を知りませんでした。

担当者さんから「首がない…」ということはどういう現象なのか分かりますか?と聞かれました。先方は心霊現象なのか!?的な疑いさえも抱いている模様。

いろいろと話を進めていくうちに、他には「ピンボケや二重撮り、露出過度、ブレ…」というフレーズが出て来ることも分かったので、アマチュアカメラの失敗を唄っている歌ということが分かりました。であれば、首がないというのは首というか頭(顔)がフレームアウトしている~ということだろうと判断しました。

その時代、一眼レフは普及していない時代ゆえ、ファインダーを覗いてしっかりフレーミング出来る時代でもはなかったし、カメラによってはファインダーの性能が低くて見難かったりしただろうから、そういう失敗も招いたのでしょう。そんな見解を示しました。

それこそ、デジタルカメラの液晶画面を見ながら撮るのとは大違いですからね。

放送では「ファインダーの性能が低かった、いい加減なカメラもあった~」という部分だけが強調されていましたが、もちろん、アマチュアゆえの不正確さが加わって招いた失敗の話ですよね。

YouTubeにアップされてる「僕はアマチュアカメラマン」、見つけました。


YouTube: 【CMソング】ボクはアマチュアカメラマン (フル)

 

*一番上の画像はイメージです。昭和26年当時のフィルムではないので時代考証あっていません、ご了承ください。

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2019年4月10日 (水)

花より眠気

本日水曜日は、アローカメラ&我楽多屋ともに定休日となっておりますので、よろしくお願い申し上げます。

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二代目の「先週撮ったもの行ったとこ」は、路線バスの車窓からです。

今年の東京は桜の見ごろが長続きしています。

バスの車窓に綺麗に咲いている桜が見えたのですが、窓際に座っている人には春の眠気が勝っていたようです。

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2019年4月 9日 (火)

FEDのケース

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少し前に我楽多屋でロシアカメラの「FED-4」を買って行かれたお客さんが、次にご来店いただいた時に探されていたのは、そのFED-4に合うケースでした。

革ケースを入れたコンテナの中を探すと、フロント部に「FED-5」と記されたケースがありました。

合わせてみると、底ケースは合うものの上カバーがキツそう...。さらに、このケースは底ケースと上カバーが外れないタイプなのですが、それでもお買上げくださいました。お客さんご自身で「切り離してしまって使おうかなぁ…」という感じでした。

ところが、次のご来店の時にそのお客さん「FED-5B」をご持参されていました。

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「結局はこの前いただいたケース用にFED-5を買ってしまいました…」と。

ということは、FED-4向けのケースが無くなってしまったわけなのに、お客さん自身は特に気にされた様子もなく、「また探せば良いだけのことです」って感じでした。

レンズより先にフードを買うとか、ボディより先にケースを買うとか、よく聞きますけども、今回の話はどっちがどっちなのか…もう良く分からないです(笑)

 

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2019年4月 8日 (月)

感度はだいたい400くらいです(笑)

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SNS上で「YASHICA(ヤシカ)」ブランドのフィルムが販売される~的な記事を見ました。

それを見て、「そうか!その手があったのか!」とハッとして内職してみました。

お客さんにフィルムカメラ好きな人が多い我楽多屋としては、こんなフィルムを作っちゃったらひと稼ぎ出来るのかもしれませんが、、、そんな余裕はどこにもありません、トホホ。

エイプリルフールでもないのに、こんなおふざけネタを載せると、また在庫確認のご連絡をいただいちゃったりするかもしれませんね。

【注意】画像のフィルムは販売しておりません。

 

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我楽多屋で買ったモノ・マガジン更新

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田中長徳先生の連載コラム「我楽多屋で買ったモノ・マガジン」を更新しました。

第234回目のテーマは「日本製Kingの小型三脚クランプと西ドイツ製Kingカメラのマッチングがよろしい」です。

こちらよりお楽しみください→https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/monomagazine3.html

 

*閲覧は2019年7月初旬までです。

2019年4月 7日 (日)

大福帳にメモメモ

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昨日、我楽多屋へご来店のお客さんがご持参されたカメラです。

お客さん自ら「すべてジャンクです」との申告の後、「使えるものがあれば引き取ってもらえればいいですから」と。

お店としてやっている以上、なかなかタダでいただいてしまうわけにはいきませんので「今日なにか必要なものが見つかったら、そこで調整させてください」と物々交換をお願いして、店内を探していただくことに。

その間でササッと検品すると、ミラーが上がったままのもの、プリズムが腐食しちゃってるもの、明らかに欠品しているもの、シャッター幕があやしいもの、等々。

しばらくして、お客さんが「これなんですけど」と差し出されたのは、200円のフロントキャップ1個。

あまりにも差がある...と感じたので、「今日そのキャップのお代は要りません。で、次回もう少し調整させていただきます」と言うと。お客さんは、大丈夫ですよ...というご反応されていらっしゃいましたけど、忘れないように大福帳へメモしておきます。

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2019年4月 6日 (土)

珍しく使い回しが利くアクセサリー

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カメラの付属品やアクセサリーって、機種専用のものが多いもの。

ボディがモデルチェンジして新機種に替えると、周辺のものも一式買い揃えないといけない...なんてことも有り得ます。

画像の品物、キヤノン「BATTERY PACK BP-E1」はボディの底に付けるグリップ兼用のバッテリーパックです。

これを使えるボディは、1989年発売のEOS-1に始まり、1994年発売のEOS-1N、2000年発売のEOS-1Vとフラッグシップ機3世代と、弟分の1998年発売のEOS-3。EOS-1Vは去年まで販売されていたので、29年間4機種に渡って使い回しが可能だったわけです。

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この事実をご存知なのはユーザーさんくらいで、「キヤノンなのに意外だなあ~」と思う人も多いんじゃないでしょうか。

先週、ブログ記事でニコンとキヤノンのことに触れた際に、「キヤノンはその時代にベストな技術を導入するかわりに、過去のユーザーを切っちゃうくらいな印象がある」という内容のメッセージをいくつかいただくらいですからねぇ。

 

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2019年4月 5日 (金)

レンズケースもニコン巻き!

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先日、近くのスタジオの方から引き取ったニコンのレンズケースに付けられたストラップがニコン巻きだったので、「さすが!プロは!!」なんて思ったのでした。

さて、いつ頃までなのか…レンズケースというと円柱形で硬めの外装のものが定番だったのに、最近は全くと言ってよいほど人気がなくなって、巾着タイプのものやソフトな外装のケースが目立つようになりました。

我楽多屋ではもう10年以上前でしょうか、在庫過多になった円柱形レンズケースの対応に困ったことがありました。

細かいものを沢山買ったお客さんの時に、レジ袋の代わりに円柱形レンズケースに品物を入れて、ケースごと差し上げようと考えたことがありましたが、「やめて欲しい」と断られた...経験があります。

店舗を2階へ移動した7年前に、それまであった大きめなケースは差し上げたり処分しました。以降は新たに入って来るものも少なく、最近は小さめなものがごく少量ある程度で落ち着いていた円柱形レンズケース。

話しは戻りまして、スタジオの方から引き取ったレンズケースのほとんどが円柱形レンズケースでした。スタジオの移転など考えていらっしゃるそうで、片付けをしていたら出て来てしまったレンズケースなんだそうです。仕事で使ったものでもあるし捨ててしまうのは気分的に出来なくて~とご相談くださいました。

前述の実情などをお伝えしてお気の毒に思いましたが、ほんのお気持ち程度の価格で引き取らせていただきました。中には表皮がボロボロと剥がれ落ちるものもあったので少し処分しましたが、、、こんな感じです。

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2019年4月 4日 (木)

外れない…

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がらくた品の検品や整理中に、ときどき以下のようなことに出会います。

  • 2枚重なったレンズフィルターが外れない
  • レンズフードとフィルターが外れない
  • レンズからフィルターが外れない

考えられる原因はいくつかあって、斜めにねじ込んでしまってネジ山が噛んでしまっている、ブツけて歪んでしまっている、接着剤などで固定してしまっている...などなど。

レンズからフィルターがどうしても外れない場合は、フィルターが程度良い保護フィルターならそのままってのもアリですが、色フィルターや特殊フィルター・傷が付いたフィルターだったら基本的に意地でも外します。その方法はフィルターのガラスを割って、フィルター枠を傷つけてでも。

2枚重なったフィルターやフードとフィルターがどうしても外れない場合は、そのままで訳あり品として安価な値付けで店に並べたりします。

しかし、今回の場合はなかなか諦めきれませんでした。ライツ製55㎜径フィルターとB50→55㎜変換リングが、どうしても外れなかったのです。

まず初日、素手でいろいろやってみるも外れない。隙間をちょこっとこじってみるも無理。隙間にシール剥がし系の液体をちょこっと流し込んでみるも外れない。

翌日、ゴムを巻いて回そうとしても外れない。

2~3日経過して何気に回してみたら、なんと!と外れました(^-^)。それも特に力を入れることなく素手で。

今回に限らず、どうしても外れなかったものが、何かの拍子にスッと外れることは案外とあるんですよ。どうやら無理に力を入れ過ぎることでフィルター枠を歪ませてしまってる...なんてこともあるようで、力を抜いて試みると外れたりするわけです。

結果良ければ~で、ライツのフィルターを値下げせずに値付けすることが出来ました。

 

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