我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2015年11月

2015年11月22日 (日)

緑と橙

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なんかとても残念な気分になりました。。。

愛用してもう4年近くになる~フジフィルムのデジタルカメラX10。それに付属されているバッテリー充電器は、バッテリーをセットしてプラグをコンセントに差し込んで充電している最中には、橙色のランプが点灯しています。

正直なところ、充電完了すると、そのランプがどうなるのかを今までは改めて意識したことありませんでしたが、結果を先に言えば「ランプが消える」のです。充電中に橙で、完了すると消灯。至って違和感ないですよね。

さて、先日から中古品を手元に置いている、同じくフジフイルムのデジタルカメラHS30。これのバッテリーの充電を初めて試みて、残念な気分になったのです。

充電器にバッテリーをセットしてプラグをコンセントに差し込んだら、緑色のランプが点灯したのです。あれ?充電必要無いってこと??と思ってしまったのです。

で、取扱説明書を確認すると、「充電中は緑色のランプが点灯して、完了すると消灯する」というのです。まぁ、点いているものが消えるのであれば、そうでしょうけども、、、

X10とHS30って、登場時期は4ヶ月と違わないんですよ。それなのに、充電器の充電中ランプの色が違うって。。。

*下の画像、右がHS30用、左がX10用(画像だと黄色っぽく見えますが実際は橙色に近い)。

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で、橙色って充電中をイメージ出来る色ですけど、緑色って充電中というよりは充電完了のイメージじゃないですか??

スッキリしないので、キヤノンのパワーショットS90の充電器を確認しました。これにはランプが2個あって、充電中を示す「CHARGE」のランプが赤、充電完了を示す「FULL」のランプが緑色なんです。これは素直に受け入れられる色分け。*どのみち両方一緒に点灯させることは出来ないので、画像ではコンセントにさえ差してません、すみません)

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やはり、赤や黄、橙などの警戒系の色と、緑や青って、与えるイメージが違いますよね。キヤノンのこの充電器に関しては、そこが納得出来る色になっている。でも、メーカーや世代、いや機種毎にそこら辺が統一されていないのが分かってしまって、やはり後味悪いです。

 

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2015年11月21日 (土)

カメラ年鑑

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カメラ年鑑といえば、日本カメラ社さんが毎年発行してきたカメラの総合カタログみたいな本です。

月刊誌創刊年の1950年から毎年発行されてきたそうです。

が、実は昨年は出ていないんですよね…。いや、正確には2011年12月に2012版が発行され、2013年6月に2013-2014版というのが発行されて以来...。

今年復活したのですが、、、なんと本誌12月号の別冊付録になってしまいました。

多分、背景にはいろいろな事情があるのだと思います。ネット上に溢れる最新情報は、こういった趣旨の紙媒体の存在意義を弱くしてしまうのでしょうし、そもそも、掲載される製品のモデルサイクルの短さゆえ、一年一回の発行では網羅しきれないのかもしれません。

しかし、50年以上続いてきたカメラ年鑑。中には、内容云々じゃなくてコレクションとして継続して入手されている人もいらっしゃったことと思います。

なんか淋しい出来事の一つだなぁ~と、個人的にはかなり感慨深いものがあった、今回の一件です。

ちなみに過去のカメラ年鑑、判型は少しずつ大きくなって3サイズあった模様。今回の2016版は最初期と同じ大きさの判型に戻ったみたいですが、皮肉にもその厚さには相当な差が…。

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2015年11月20日 (金)

ニコンD5

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*まず最初にくれぐれも、上の画像は加工したお遊び画像ですので、よろしくお願いします。

一昨日のこと、Nikonさんがデジタル一眼レフカメラ「D5」の開発をしております~!って、報道発表をしました。

突然どうして?って感も強く、発売時期も価格もまだ未定とのこと。

でも、考えてみりゃ、まぁそうりゃそうでしょうよ~、言われなくても開発されているであろうことは推測も付きます。

振り返ってみると、1999年にD1が発売されてから16年目で、もうD5の話しが出ているということになります。

フィルム時代、1959年にFが発売されてから、F5が出るまでには37年かかりました。

過去のF1桁シリーズのモデル寿命は、Fが12年、F2が9年、F3が8年(F4・F5との併売期間を含めると20年)、F4が8年、F5が8年であることを考えると。。。2004年に発売されたF6は、すでに11年も経過しちゃっています。

F7の開発はされているんでしょうか???こちらは言ってもらわないと推測出来ませんけども。。。

 

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2015年11月19日 (木)

横ゼブラ

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ゼブラ柄レンズについて、やはり同じくキヤノンのLマウントレンズで話題にしたことがありました。

それに限らず、我々カメラ屋・カメラマニア界隈で「ゼブラレンズ」というと、ボディのフィルム面に対して垂直方面に黒と銀が縞々になっているものを呼ぶのが普通だと思います。

が、このレンズ(キヤノン100mmF3.5)については、フィルム面に対して平行に黒と銀が縞々になっています。

あっ、案外とありますよ、縞々なのは。でも、このレンズは縞々の数が多い。

例えば、こちらのニッコールレンズだって、それなりに縞々になっています。一番ボディ側が黒で、銀・黒・銀と。数えてみると、4段階ですよね。

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が、今回のキヤノンは、ボディ側から銀・黒・銀・黒・銀・黒と6段階です!ちなみに、一番上の画像はリアキャップに黒、フロントキャップに銀を付けて、余計に盛った風(8段階)に見せてるんですけどね!(笑)

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2015年11月18日 (水)

銀座四丁目交差点

本日水曜日は、アローカメラ&我楽多屋とも定休日となっておりますので、よろしくお願い申し上げます。

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二代目の「先週撮ったもの行ったとこ」は、銀座。

今週土曜日21日まで開催されている「PHOTOMENTARY写真展 2015」にお邪魔したあとに、少し銀座界隈をフラフラしました。

25年程前に勤め先がこの界隈にあった時には全然気づかなかった、フォトジェニックな建物などに気付いたりして案外と楽しめました。

この画像はそれとは違うノリですが、銀座四丁目交差点にてオープンバスと私。

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2015年11月17日 (火)

オヤジの背中

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銀座のバー「ルパン」でネクタイ姿の太宰治を撮った作品が、あまりにも有名な写真家林忠彦。

その四男で写真家の林義勝氏と、私 二代目は今年初頭、偶然にとある場所で同席させていただく機会を得ました。  

そのご縁で先日、来月行われるトークショーのチラシをいただきました。

  • 写真家 林義勝フォトトークショー「オヤジの背中」
  • 2015年12月19日(土)
  • 朝日新聞東京本社新館2階 浜離宮朝日小ホール
  • 開場12:00 開演13:00
  • 会費:500円(定員300名)

 

このチラシを見て、ついつい悪戯ごころで連想してしまったのは、こんな架空のトークショー。

二代目 野田陽介がらくたトークショー「オヤジの背中」買取名人・野田康司 父・野田康司

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何を話したらいいのか分かりませんし、もちろん開催する予定もありませんが。。。(笑)

 

まぁ、そんなおふざけは林先生に失礼になるので、やめまして。林義勝先生のトークショーに興味のある方は、以下の事務局に問合せしてみてください。

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2015年11月16日 (月)

ムフフって…

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「このカタログは1984年2月現在です」と裏に小さく書かれた、タムロンレンズのカタログを発見!

しかし、このカタログ、ちょっと猥褻。。。

ページをめくっていくと、ラインナップされているレンズの特徴を表す作例とキャッチコピーがそれぞれ掲載されています。

たとえば、、、

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「息をつくだけで崩れてしまいそうなオブジェ。テレマクロで静かに撮った。」と上のカットは、35-135mmF3.5-4.2。

 

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「チャンスをものにするF5.6超望遠ズーム。」と上のカットは、SP200-500mmF5.6。

 

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「地球をまるごと写したい。だから超広角17mm。」と上のカットは、SP17mmF3.5。

などなど。

 

で、問題は、SP28-80mmF3.5-4.2。「彼女の引力に引かれて、思わずズームアップした。引けば全身、寄ればムフフ。」ときて、ムフフなカットはこれ。

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2015年11月15日 (日)

マイクロニッコールのレアもの

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このレンズ、ニッコールに間違いないのですが、、、なにか違和感を感じました。

ニコンFが出た当初のオートニッコール風なんですけど、マウント部や絞りリング部を見ればお察しつく方も多いと思いますが、自動絞りじゃないんです。だから、オートニッコールでない。

1961年8月に登場した「マイクロニッコール5.5cm/F3.5」。

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ヘリコイドを動かしてみるとグングン回って、どんどん伸びていきます。ダブルヘリコイドっていうらしいです。それによって、レンズ単体で等倍のマクロ撮影が可能。

このレンズ、Fが登場して間もなく、一眼レフこそ近接撮影向きのカメラなんだから~ということで、レンジファインダー機のニコンSシリーズ用に用意されていた「マイクロニッコールC5cm/F3.5」をベースにして造られたものらしいです。

でも、1年半後には、レンズ単体での倍率は1/2になってしまうけども、自動絞りになった「マイクロニッコールオート55mm/F3.5」が出てしまうので、わずか2,000本程度しか製造されなかったレアものなんです。

 

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2015年11月14日 (土)

ペリフレックス

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「ペリフレックス」、あまり聞きなれないネームのカメラかもしれませんが、イギリスの「コーフィールド」というメーカー製のカメラです。

画像のペリフレックスは、1961年に登場した「ゴールドスター」というモデル。なんか凄いネームですが、位置付けとしては普及版。ちなみに、初号機は1954年に登場しています。

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このデザインは好き嫌いが分かれそうなデザインかと。。。

レンズは交換式でして、39㎜のスクリューでライカと同じマウントです。

真偽のほどは分かりませんが、戦時中、敵国ドイツのカメラ「ライカ」が入手出来なくなって、民間人所有のライカまでもが軍隊に提供されてしまった結果、残ったレンズを使うために自国でライカマウントのカメラを造ったのだ~という話があります。

このカメラの一番の特徴は、ピント合わせの方法。

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フィルムを巻き上げると、カメラ内部でレンズ後方に下りてくるミラーがあって(ペリスコープ)、それを利用して撮影レンズを通した実像でピント合わせが出来るのです。ライカのように、ボディ上部に距離計が内蔵されているわけではないんですね。

で、当たり前ですがシャッターを切る直前にペリスコープは上がって、撮影の邪魔をしないようになっています。動画を録ってみましたので、どうぞ~!


YouTube: ペリフレックス・ゴールドスターのペリスコープ

 

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2015年11月13日 (金)

ジャック

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最近、我楽多屋ではレリーズの在庫が増える傾向。

その理由にはいろいろあると思いますが、その一番の理由は、かつては殆んどのカメラで共通に使えたレリーズ。カメラがAF化(それもずいぶん前だけど…)してからは、レリーズを使えるカメラが減ったからでしょう。

なので、最近は品物の整理中にレリーズが出て来ても、「またかぁ~」と思うこともしばしば。

しかし、今回は、「オッ!」と思ってしまいました!

色と形状、そのクセの付き方から、連想したのは、トランプのJ(ジャック)、それもスペードかクローバーの。

何故って!?

  • 色が黒と金。ちなみに、ハートかダイアだと赤と金のイメージ。
  • 指を掛けるところが左右対称じゃないので、横を向いた顔を連想。
  • Jの字型についたクセ。

これじゃぁ、トランプのジャックそのものですよね!?(笑)

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