我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2014年5月

2014年5月23日 (金)

特別販売!田中長徳写真集「WIEN MONOCHROME 70's」

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田中長徳写真集「WIEN MONOCHROME 70's」(ウィーン モノクローム70’s)は、2005年に作成された書店で買えない幻の写真集。

70年代に長徳先生がウィーンを撮ったモノクロ作品は映画のワンシーンのよう、使用機材はライカM2、M3、ニコンSP、キエフ、ローライフレックスなどなど。で、作品はもちろんですが、その装丁が立派な点も貴重な一冊です。(サイズ265㎜×265㎜×38㎜・480ページ・重さ約2.5kg)

参考→
http://chotoku.cocolog-nifty.com/blog/2009/12/wien-monochrome.html

 

今回で2回目になります、出版元の東京キララ社さんのご協力により、アローカメラ&我楽多屋のブログ限定で、この「WIEN MONOCHROME 70's」の予約販売をすることになりました。

ちょうど今月20日発売の日本カメラ6月号口絵に長徳先生の「ウィーン」が掲載されています。こちらは今年の2月にカラーで撮影されたものですが、比較を楽しむのも良さそうです。

販売価格は定価10,000円+消費税ですが、特典として長徳先生のサイン入り。希望者には貴方のお名前もサインに添えてもらえます。

購入希望者は、6月2日(月)までにメールでお申込みください。また、6月10日(火)までに、写真集の代金を送金していただくことになります。送料は着払いで発送しますので各自ご負担ください。

田中長徳先生にサインを入れていただきますので、6月末~7月初旬をメドにお手元にお届けできる予定です。

 
【お申込み方法】  arrow.noda@nifty.com宛てに以下の必要事項をご記入の上、6月2日(月)までにお申込みください。

  • お名前
  • ご住所(送付先)
  • メールアドレス
  • 電話番号
  • サインに宛名が必要な場合は「宛名希望」として、名前を必ずご記入ください。

 

【代金のお支払方法】  お申込みを受付後、こちらから送金先等をお知らせしますので、6月10日(火)までにお振込みいただくことになります。

 

【発送】  送料着払いで6月末ごろ発送の予定です。ゆうパックの80サイズで発送しますので、送料は地域により810円(東京都)~1440円(沖縄県)の範囲で、品物受取時にお支払いください。送料ちょっとかかりますが、貴重な写真集なのでシッカリ送ります。(参考:http://www.post.japanpost.jp/service/you_pack/charge/ichiran/13.html

2014年5月22日 (木)

フロントキャップ

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ここに並べたキャップ。どれもレンズのフロントキャップです。

正確には分かりませんが、ほとんどが40~50年くらい前のキャップだと思います。金属製が大部分ですが、一部プラスチック製のものも交じっています。

これらの共通点は、円周部に銀色の縁取りがリング状にされていて、中心部にブランド名が記されています。

面白いことに、これ以降の時代には、こういうデザインのキャップは一気に減って来ます。

特に流行りってことでもなかったんでしょうけど、どこも同じようなデザインで個性がないとも言えますよね。

それに対して、こんな感じにオリジナリティあるキャップを作っていたところもあります。

ネームが中心にない「PETRI」

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ネームが不思議に立体的な「tamron」

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*アローカメラ&我楽多屋のFacebookページ(http://www.facebook.com/arrowcamera)、買取名人について語るブログ「日々買取名人学」(https://camera-kaukau.lekumo.biz/dailymeijin/)も合わせてご覧いただけると嬉しいです。

2014年5月21日 (水)

軍港めぐり

本日水曜日は、アローカメラ&我楽多屋とも定休日となっておりますので、よろしくお願い申し上げます。

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さて、二代目の「先週撮ったもの行ったとこ」は横須賀へ。

アメリカ海軍、海上自衛隊の艦船を観光船に乗って船上から眺められる「軍港めぐり」をしてきました。

私が行った先週水曜日は、20隻以上の艦船・潜水艦を見ることが出来ましたが、これは軍事機密になるので、事前に何が見られるかは分からないとのこと。

所要45分。1,400円で楽しめる、抜群な非日常です。

【YOKOSUKA軍港めぐり】→http://tryangle-web.co.jp/naval-port/

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2014年5月20日 (火)

レンズ付きの安原さん

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中古カメラブームの真っ只中、1999年のこと。

元大手カメラメーカーの技術者が一人独立、一念発起して造ったことで話題になったカメラ「安原一式(T981)」。

製造を任せた中国の工場との様々な障害や、予想を遥かに上回ったであろう相当数の予約で、たくさんのバックオーダーを抱えたことでもニュースになったりしました。

うちの店でも、発表早々に予約しましたが、納品されるまでに1年ほどかかりました。

中古カメラブームを背景に、レンジファインダー機の復活が望まれた当時、大手メーカーのコニカのヘキサーRFや、コシナのベッサシリーズとはぼ同時期に販売に至ったのは、非常に評価すべきことだったと思います。日本のカメラ史上に残るカメラになるでしょう。

この個体、非常に状態が良く。当時噂されていた(うちの店にあった個体もそうでしたが)ように、セルフタイマーレバーや、巻上げレバー・巻き戻しレバーのグラつきや傾きもなく、アクセサリーシューの面取りもそれなりされていて、指を切るような危険がない優れた個体です。

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レンズ(YASUHARA MC50mm/F2.8)は、どういうタイミングで発売されたのか覚えてませんし調べてもいませんが、ボディより後に販売されました。

よく分かんないくらいだから、流通量は相当に少ないはず。私は今回、初めて見たと思います。

 

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2014年5月19日 (月)

ジュピター12

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10日程前にFacebookページにて、L39スクリューマウントのジュピター12のむき出しで突き出た後ろ玉が危なっかしい!キャップ無しでは交換レンズとして持ち出すことが憚られる~とアップしました。

それに対して、「交換レンズとして持ち出すものじゃない~」とか、「フィルムケースがピッタリ合う~」とか、、、いくつかコメントをいただきました。

でも幸いに、その時はキャップが付いていたので安心して店に陳列出来て、程なく嫁ぎ先も決まりました。

その僅か数日後、今度はキエフマウントのジュピター12が呼ばれるようにやって来ました。

今度はキャップ無し。前のオーナーが自作したっぽい紙製のキャップというよりはカバーが付いていましたが、そのまま陳列するにはカバーも痛んでいるので、、、フィルムケースを被せて並べることにしました。

買取りをしていると、このようにフィルムケースが被せられたジュピター12が持ち込まれることが、過去に何度かありましたが、、、いくら、我楽多屋とはいえ、いちおう売り場にこういう突飛な格好で陳列するのは少々気になります。。。だからといって、決してジャンク状態ではない個体なので、むき出しではそれこそ危なっかしい。

並べてから数日間、その突飛な格好を見るたびに気になって仕方なかったのですが、一昨日、嫁ぎ先が決まりました。

面白いことに、Facebookページでフィルムケースがピッタリ合いますよ!とコメントくださった方のお知り合いの方にお買上げいただきました。

 

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2014年5月18日 (日)

バッグ愛

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ちょうど3ヶ月前に紹介した常連Bさんの「ドンケの貫禄バッグ」。昨日、さらなるお話を伺って感じたのは、そこには「バッグ愛」が存在していること。

「新品の同じバッグが売られているのを見ると、おっ!こんなシッカリと形のあるバッグだったのかぁ...と思うんですが、今から新しいものに替えたとして、同じようになるまで使い込めるのか?と考えると、もう無理だろうなぁ~とか思ってより愛着が出て来るんですよね」とBさん。

ただ、傷みが進んでいるのも事実で、安全ピンで留めたサイド部分以外にも、底の側面あたりも少し怪しくなってきているそうです。

最近はさすがに重量級の荷物を入れるのは避けて、ここぞ!という時に控えめに詰めて持ち出しているんだとか。それに、仕舞い込まずに適度に日干しなどもしているらしい。

そこで、私が思ったのは、カメラの場合は「素振り」といって、撮影に持ち出さずとも動作させたりすることは可能だけども、バッグの場合は「素振り」ってのはちょっと考えづらいってこと。

だからなのか、それ以上に愛着が湧いてるからなのか、Bさんは、古びて限界だから~と引退させることなく、ラクな活躍の場をバッグに与えて、いたわって使っているのでしょう。

これはもう「バッグ愛」ですネ!!

画像はすみませんが、前回の流用です。ということは、昨日は「ここぞ!」という日では無かったのです(笑)。

 

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2014年5月17日 (土)

ポップアップって!?

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昨日一昨日あたりネット上に流れたSONYの新しいデジタルカメラのリーク情報に、ポップアップ式のファインダーが採用される~というのを見て、ドキドキされた方もいらっしゃったのではないでしょうか!?

日頃、新しいデジタルカメラの情報には疎いというか、、、それほど機敏に反応しない私ですが、さすがに「何々?」と思いました。

何故ならば、あれを連想してしまったからです。

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キヤノン最初期のカメラ「キヤノンS型」に採用されていた、「ビックリ箱」ことポップアップ式の逆ガリレイ式ファインダーのこと。

でも、詳細を確認したところ、そりゃ当然しょうけど「EVFのファインダー」。見ため的にも特にワクワクするものではなく(私感ですが)、トーンダウン。。。

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2014年5月16日 (金)

麻薬中毒患者?売人?

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私 二代目、以前から「カメラ屋が好きなカメラをため込んじゃいけない~」と言っています。自分が気になるカメラは同じように気になるマニアさんがいらっしゃるわけなので、皆さんに回して行かないといけないと思うからです。

が、数日前にFacebookページにこんな書き込みをしました。

「実は、、、カメラ屋がカメラをため込んじゃいけないのに、手元に置いておきたいカメラが今、5機種計7台もあって困ってます。。。」と。

そしたら、「それって、麻薬中毒患者が、麻薬の売人になるのと同じ症状で、犯罪になり得る可能性があります。その反対もです。」とのコメントをいただきました。

たしかに、「その反対も」のパターンです。

すかさず私も「でも、扱うものの良さを知り得てハマれるくらいにならないと、売買も味気ないものになってしまうと思います(笑)。」と返答したところ。

「すみません。そうでした。失礼いたしました。m(_ _ )m。良い物はいいものですので、良い買い手に行って貰いたいと言うのが本音ですね。」と。

うんうん、素晴らしい!分かっていらっしゃる~! 面識のない方とも、こういう楽しいやり取りが出来るのは、Facebookページのいいところだなぁと思いました。

しかし、私もついつい余計なことも言ってしまいます。「いえいえ、全然お気になさらずに~。まったくおっしゃる通りです!! ただそこで難しいのは、売り手が買い手を選んじゃってもいいのか!?という問題も出てきてしまうのです(笑)」と。

値段を付けてお店に並べている以上、「あなたには売らないで、こちらの方に売る」なんてのは基本あり得ません。

でも、こんなパターンは過去に何度かありますよ。値付け前だったり入荷直後だったりで陳列していない品物を、関心を持ってくれそうなお客さんに、おススメするようなことは。

これって、ある意味ではお客さんを選んでしまってるわけですが、Facebookでのやりとりでもあったように、「良いものは良い買い手に行って貰いたい~」という本音です。

あ、あと、我楽多屋の場合、ジャンク品の性質をご理解いただけない場合には、「やめた方がいいです」と言わせていただくことがあります。

*ちなみに上の画像に写っているカメラは、今回の5機種計7台の1台ではありません。

 

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2014年5月15日 (木)

Petri Automate

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ペトリというメーカーは、「どうしてわざわざ?」とか、「なにこの変なの?」みたいなことをやってくれるメーカーさんです。

今までに何度もご紹介してきていますが、実はそんなところに魅力のあるメーカーさんなんだったりもします。

ただ、このカメラを見た時は、「とてもオーソドックスでキレイなカメラだなぁ!」って思いました。1956年発売の「Automate(オートメイト)」って機種。

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その理由の一つは、多分、露出計を内蔵していないからシンプルで変にいじりようがなかったからでしょう。

あと、軍艦部がM型ライカを思わせるようなキレイな角丸をしているのです。さらに、巻上げレバー、あれれ?M3のに形状よく似ていますね、、、位置は違うけど、フィルムカウンター窓の形も、、、

でも、しばらくしてから気付きました。やはり、やってくれていましたよ!

手に取ってボディを見まわしたり、裏蓋を開けていたら気付いたのですが、軍艦部はきれいな角丸なのに、ボディ下部は角張った8角形なんです。ずいぶんと大胆なデザイン(笑)。

下の画像は、正にその変換部分。

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2014年5月14日 (水)

江の島

本日水曜日は、アローカメラ&我楽多屋とも定休日となっておりますので、よろしくお願い申し上げます。

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さて、二代目の「先週撮ったもの行ったとこ」は、江の島です。

東京生まれの東京育ちですから、江の島は身近な方です。しかし、よく考えてみたら島へ渡ったのは、今まで一度だけ。

それも、中学校の遠足の時。鎌倉解散→江の島集合の半日自由行動の遠足。江の島の集合時間にギリギリで駈け込んで、そのまま駐車場からバスに乗って戻って来ました。わずか、それだけです。。。

ほぼ初めての江の島は、起伏に富んで不思議なところでした。で、今は定番なんですかぁ!?名物の生シラス丼を食べて来ました。

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