年末年始の営業
年末年始の営業についてお知らせします。
年内は30日(金)まで、年始は4日(水)から通常営業の予定です。
大晦日31日は開店しますが、閉店時間を何時間か繰り上げさせていただく予定です。
以上、よろしくお願い申し上げます。
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年末年始の営業についてお知らせします。
年内は30日(金)まで、年始は4日(水)から通常営業の予定です。
大晦日31日は開店しますが、閉店時間を何時間か繰り上げさせていただく予定です。
以上、よろしくお願い申し上げます。
田中長徳写真集「WIEN MONOCHROME 70's」の当ブログ限定販売の申込み締切が、いよいよ本日12月15日です!
購入希望の方は、こちらより申込み方法等をご確認ください!
→http://arrow-camera.weblogs.jp/blog/2011/12/wien-monochrome-70s.html
よろしくお願いします。
先日、お客さんとこんな話をしました。「ジャンク箱の中でガチャガチャにされているカメラはかわいそう…」と。
他店の批判になってしまうかもしれませんが、100円200円300円のジャンクカメラをジャンク箱の中にグチャグチャに入れ(画像右半分のイメージ)、それをお客さんがガチャガチャと引っ掻き回そうが気にしない~。そういう売り方には「?」が少し残ってしまいます。
実際、私どもの店にもいろんなルートから品物が入ってきます。カメラに付いたままの値札から、他店のジャンク箱に入っていたことが推測されるカメラを目にすることも度々あります。それらのカメラの傷みよう~と言ったら、淋しいものです。
買取りのアローカメラで買取ったり引き取ったりしたジャンクカメラの多くは我楽多屋に並ぶことになるのですが、100円200円300円のジャンクカメラでも、外装は簡単でもキレイにするし、ガチャガチャに放り込むジャンク箱はもともと作っていません。いちおう、ちゃんと整列させて売るようにしています(画像左半分のイメージ)。
冒頭にお話したお客さんは、この1年くらい我楽多屋にご来店いただくようになったのですが、カメラをいじったりして遊ぶようになったきっかけは、とあるリサイクル店のジャンク箱の中にあったカメラを救出したことがきっかけだそう。
昔、欲しかったカメラをジャンク箱の中に発見して、このまま持ち帰らなかったら、この箱の中でグチャグチャにされてしまうであろうことが忍びなくなったそう。それから、カメラ写真趣味が復活(学生時代以来)したとのこと。
でも、そのお客さんも言われてました。ジャンク箱の中から掘り出しものを見つけ出して、電池を入れてチェックして~という買う楽しみもあるけど~、グチャグチャ、ガチャガチャにも抵抗があります。。。と。
買う側の心理として、その葛藤もよく分かります。
常連Aさんから提案された、こんな撮影スタイル。パノラマ切替撮影が可能なフィルム一眼レフに、広角レンズを付けて、パノラマモード限定で撮影する~というもの。
広角レンズで普通に撮って、後から上下をカットするんじゃなくて、パノラマモードにすることで、はなから上下をカットした状態で撮影します。
結果は同じことなんだけど、、、それに見合った構図を探しながら撮影する、ってところに面白味があるかも~という撮影スタイルの提案です。
で、思い切り広角レンズがちょうど転がって来たので、試してみました。シグマのフィッシュアイ15ミリ。ボディはペンタックスMZ-3。
ワイド感を強調したい、または出来る構図を考えながら撮るの案外と難しかったです。36枚撮りフィルム1本半くらい撮ったけど満足できるカットは無し。
イメージとしては、奥へ長く伸びる路地を縦位置で撮るとか、路地裏の三叉路とかを横位置で全部収めてみるとか、だったんだけど。それらはなんかイマイチでした。。。あと、広角とはいえフィッシュアイが適当なのかどうかも少々疑問。
現在、予約受付中の田中長徳写真集「WIEN MONOCHROME 70's」(ウィーン モノクローム70’s)は、2005年に発売された一般書店では購入出来ない写真集です。
その予約受付が残り僅か数日!!
12月15日(木)が締切ですので、購入ご希望の方はお申込みをお急ぎください。
申込み方法は、こちらからご確認ください→http://arrow-camera.weblogs.jp/blog/2011/12/wien-monochrome-70s.html
今回、うちのブログ限定で行う特別販売は出版元東京キララ社さん協力によるもので、さらに、長徳先生の直筆サイン入りです!
数日前に、「サンプル用に!」ってことで、リスボンへ出発直前の長徳先生に1冊サインを書いてもらいました。それが上の画像です。
縦目のメルセデスと杖の紳士が写っている最初のページの前に、トレーシングペーパー状のタイトルページがあって、そこに長徳先生のサインが入ります。「○○様へ」という宛名を希望の方には、左上の白いスペースに書いてくださるとのこと。
昨日の得?or 特?企画に反応するように、こんなフラッシュガンを見つけました。
これに使うフラッシュバルブは、得?or 特?企画の時にあったバルブより小型のAGタイプ。
これと同種のオリンパスペン用なども時々見かけますが、ペトリ用は大変希少だと思います。そのかわいらしいサイズとシンプルなデザインに惹かれたので取り上げます。
たまらず、ペトリのカメラに付けてみたくなりました。デザイン的にはペトリハーフあたりが良い感じがしたのだけど、フラッシュガンにシンクロコードがなく、ペトリハーフのアクセサリーシューがホットシューになっておらず、ダメ。
ということで、たびたび登場しているペトリカラー35に装着。
AGタイプのフラッシュバルブをセットしたくて、店じゅう探したけど、どこにも見当たらず…。自分で言うのもなんだけど、あの我楽多屋なら売り物でなくても、どっかに一個くらいあるだろ?と思ったのに、無いときは無いもの。。。残念。。。
とっても小さな外付け部品です。ミノルタの「セカンドシャッターボタン」。
今までにも、きっと見かけていたと思いますが、こうやって元箱・説明書入りで出てくると、その実態に納得しました。
たしかに、ミノルタのX7など~そこいら辺のボディには、レンズマウント横にレリーズ用の穴(リモートレリーズターミナル)があることは認識していました。
要は、このセカンドシャッターボタンをその穴に差すことで、シャッターボタンとして使えるわけです。取説にもあるように、「カメラの構え方に応じて第2のシャッターボタンとして」使うための部品です。
しかし、何で元々こんなところ(レンズマウントの横)にレリーズ穴があるのか??
多くのカメラはシャッターボタンの中央にネジが切ってあって、そこにレリーズなど装着できるようになってますが、ミノルタのここら辺のカメラは、第1のシャッターボタンがセンサー(触れることで測光データがファインダーに表示される)になっているため、穴を開けられなかったからでしょうか?
あと、果たしてこの位置のシャッターボタンがどんな構え方に応じてくれるのか?は、使い込んでみないと何とも言えませんね、、、
*付属の説明書によれば、X7、XG-S(上の画像)、XG-Eにも使用可能だそうです。
時々こうやってまとめて入ってくるフラッシュバルブ(閃光電球)。
これが何か分からない若い人もいるでしょう。以前に話題にした閃光粉・マグネシウム発光器の次の世代のフラッシュです。フラッシュガンと呼ばれるものが必要で、発光は一回切りの使い捨て。詳しくはウィキペディアにあったので参照ください。
処分されるなどして、古いフィルムカメラが年を追うごとに希少化していますが、使い捨てのフラッシュバルブは使用してしまえばそれこそ終わりなので、その点より希少性が高くなるものかもしれませんね。
それでも?使ってみようという人には、フラッシュガンも今、いくらか在庫があります。ただ、発光に必要な電池が現行品にないので、秋葉原あたりで代用品を探す必要があるかと思います。
で、今回の得特企画のフラッシュバルブ、ご覧のようにいくつかタイプがありますが、どれも1個あたり50円の値付けをしております。5個セットなら250円です。いつものように我楽多屋ご来店早い者勝ち!
少し前から、このブログでも漏らしていた「X10熱」。諸事情あり!?入手出来ることになりました。というか、もうここにあります。
四谷系銀塩情報発信源が、そんなデジタルに傾向していいのか!?なんて言われるかもしれませんが、写真文化継承~という観点では、デジタルも銀塩もアリなんです。その手段として、デジタルか銀塩か~という問題にはなりますけど。
その点で現状、デジタルも銀塩もどちらも~という立ち位置にいる一番大きな存在がフジフィルムさんかと思います。今後も銀塩を見捨てないその姿勢を貫いて欲しいと切に願う次第です。
そう思ったら、このX10と並べて撮りたいカメラが、これでした。フジのナチュラ ブラックF1.9。
さて、X10のインプレッションはカメラ雑誌各誌がやられていますから、ここで素人の私はどうこう言いません(笑)。
ただ、X10がやって来た日に赤城耕一先生が来店され、「ペケテン(X10をそう読んで)ね~。何の表示もないファインダーがなぁ…」と言われてました。
確かに、明るく見やすけど、筒抜け感が写ルンですっぽくなくもない。。。そこらへんに違和感・不安感を持つ人もいるのかも。