我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2011年12月

2011年12月22日 (木)

ミラーデス一眼

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本日はネタ切れというわけでもないんだけど、息抜きを兼ねた内容ですので、あまり期待をされないように(笑)。いや、あまりのバカバカしさに怒られるかも。

一昨年、オリンパスがペンデジを発表してから、一気に「ミラーレス一眼」という分類のデジタルカメラが流行りになりました。

来春にはフジも参入するというアナウンスがされていますし、キヤノンもまだ動いていませんので、いまだ目が離せない市場と言えるでしょう。

さて、フィルム一眼の世界では、そうですね・・・、ペンタのSPあたりで最近よく流行っている(見掛ける)のが、ミラーが上がったまま降りて来ない故障個体。

これを名付けて「ミラーデス(mirror death)一眼」。なんてね。。。こんなものはブレークされても困るんですが、、、

画像内の左側がミラーデス機。右側は正常な状態です。

2011年12月21日 (水)

Konica Ⅰ

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昭和23年発売のコニカⅠ型と、その元箱です。正確には、元箱は昭和25年に発売されたヘキサー50mmF2.8付のコニカⅠのもの。

カメラは特にレアものじゃありませんが、当時の元箱が現存しているのは稀かと。そのデザインとロゴに何とも時代が感じられて、とても素敵ですね。

ただ、カメラに対してずいぶんと元箱のサイズが小さい気がしませんか?最近のカメラは、元箱の中では発泡スチロールや段ボール製の緩衝材でガッチリとガードされていますよね。

ちなみに、F2.8付も初期のF3.5付もボディーサイズは全く同じですし、レンズの大きさもほとんど変わりません。

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実際にカメラを元箱に入れてみたら、こんな感じ。元箱の底面いっぱいいっぱいにカメラなので、緩衝材など入るスペースは無しに等しい。その分、カタカタ動きませんが、外からの衝撃は直に伝わってしまいますね。

ただし、元箱の高さには余裕があるので、上下に振ればカタカタ動きます。。。う~ん、当時はどう梱包されていたのだろう~?

あるお客さんが、カメラをその向きに入れるんじゃないのでは?と。その場合、カメラの横方向にスペースないですが、前後方向には十分に緩衝材を入れることが出来ます。でも、上の画像でも分かるように(箱の高さよりカメラの方が背が高い)、高さが足りないんです。それはキッチリとフタが下まで降りなくていいんですよ、と。確かに、そういう箱もあるけど。

最後に名人は、「当時の梱包は覚えてないな。。。」と言いながら、沈胴レンズを引き出して入れてみたら~?と。すると、上下方向にガタついていた最初の入れ方でも、キッチリおさまって、振ってもカタカタ言いません!しかし、前後左右上下とも緩衝材無しってのは非現実的でしょ!?

結論が出ないままでしたが、ずいぶんと長い時間潰しが出来ましたよ(笑)。

2011年12月20日 (火)

KIBŌ

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こんなフィルターを見つけました!

径は18ミリほどの超小径。多分、8ミリカメラのレンズに付いていたモノだと思います。

枠に彫られたネームを見て、「これは初めて!」と思ったとともに、「なんか明るく前向きで縁起良いな~!」と。

「KIBŌ」ってブランドです。

推測するに、昭和30年~40年くらいのモノじゃないかと思います。「JAPAN」の表記はありませんが、たぶん、日本製でしょう。

もう、私の勝手な推測だらけなので、日本語表記したら字が違うのかもしれませんが、こうなったら、是非ともそうであって欲しい、「希望」という名のフィルター。

2011年12月19日 (月)

アラフネ応援隊

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カメラとは全然関係ない内容ですが~。

うちの店は新宿通りと外苑東通りを結ぶ杉大門通りの外苑東通り側の入り口にあります。杉大門通りは飲食店中心の商店街で、うちの店側が荒木町、反対側が舟町。荒木町には、やはり飲食店中心の車力門通りと柳新道通りもあります。

同じ新宿区で古い町並みや裏道の残る神楽坂に比べると、淋しい印象のこの荒木町・舟町エリアをもっと盛り上げよう!という、有志の商店主などが集まって、「アラフネ応援隊」なるものが今年結成されました。

荒木町の「アラ」と、舟町の「フネ」(町名はフナマチですが)をとって「アラフネ」です。

私もちょっと出遅れて先月から、この集りの手伝いをすることになりましたのでお知らせしています。

これからは、カメラ売却・がらくた探しに四谷三丁目へ来られる方だけでなくて、飲みたい・食べたいなどカメラ以外の目的で来られる方のお手伝いもしていくことになりそうです(笑)、よろしくお願いします。

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2011年12月18日 (日)

レリーズアダプター

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少し前の「セカンドシャッターボタン」に続いて、小物の何だこれ?系を紹介します。

その名は「レリーズアダプター リコーオートショット用」。名称からしても、セカンドシャッターボタンに似たものなのかな?と思いを巡らせてしまいますよね。

一般論として、こんな不思議な形をしたもの、手に取ってみないと画像だけでそれをどう使うのか想像するのは難しいと思いますが、これについては、手に取ったとしても非常に難易度が高いかと。。。それでも~というチャレンジャーは考えてみてください。

まず、ヒントになるかどうか、、、リコーオートショットというカメラの形状を知らないと、どんなに考えても分からないと思います。

じゃぁ、ヒントです。リコーオートショットはこんな形をしています。→http://www.ricoh.co.jp/camera/cameralist/autoshot.html

もうひとつヒント。

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裏側はこんな形をしています。

どうですか?分かりましたか?分っからないだろう~なぁ~。

いよいよ、種明かしは下の画像で。考え中に視野に入ってネタバレしてしまうのも嫌でしょうから、サムネイルはうんと小さくしておきます。なので、答え合わせは画像をクリックしてください。大きなサイズで見られると思います。

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そう、「リコーオートショット」はシャッターボタンが特殊な形をしていてボディ前面にあるから、レリーズや外付けセルフタイマーのセットが出来ないのです。でも、アクセサリシューにこのレリーズアダプターを取り付けることで、シャッターボタンの上にレリーズやセルフタイマーを固定できるようになり、それらが使用可能になるのです。

第73回 得?or 特?

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フジのインスタントカメラ、チェキ4台を@400円で!!

淋しきかな。。。デジタル時代ですが、この手のインスタントカメラは、まだ一定の需要があるようです。

チェキが登場したのは1997年なので、もう15年近くになります。ちょっとしたブームになりましたよね!その頃、女子高生あたりだった人たちが一番ビンゴ世代かと。

これらの4台は初代モデルですが、まだまだ現役OK。私も使ってましたが(今も所有)、この初代モデルは作動音がかなり大きめなのが残念なんだけど、それもかわいい部分と大目にみてあげてください。

でも、さすがフジフィルムさん、小っちゃくて簡素なのに、よく写ります。

これから年末年始、人が集まる機会も多いでしょうから、活躍のチャンスがあるのでは?フィルムと電池がカメラ本体より高価になってしまいそうですが。。。

いつものように我楽多屋ご来店早い者勝ちで、1台400円です!

2011年12月17日 (土)

背景フィルター

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トイカメラの極みのようなこのカメラ。いや、トイというよりオマケに近いか、、、

カメラ自体のチープさとともに、このカメラの一番のポイントは「背景フィルター」。この背景フィルターをフィルム室にセットすることで、そこに書き込まれた絵柄を一緒にフィルムに焼き込んでしまうんです。

その背景フィルターが6種も付属されています。その絵柄、上の画像で確認出来ますでしょうか?非常に愉快な(ふざけた!?)ユルい内容ばかりです。

この手の背景フィルターを試したことのない人は、「これ、ちょっと面白いんじゃないの!」と思うかもしれませんが、これを一度セットしてフィルム装填してしまうと、そのフィルムを撮り切るまで交換は不可能です。

それは、ちょっとツラいですよね!?フィルム1本全カットに同じ絵柄が入って来ちゃうんですから~。「UFO」とか「ハートマークにLOVELOVE」みたいなのが(笑)。

2011年12月16日 (金)

X10のフィルター径

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まだ活躍させる機会の少ないフジX10。それでも、カバンやリュックに入れて持ち歩くようにしているので、レンズ保護用にフィルターを~と考えるのは定番ですね。

ただ、入手前にお客さんから聞いた話では、フィルター径が40ミリも40.5ミリも合わなくて、その間の特殊なサイズだと~。すると、純正のアダプターリング(52ミリにステップアップする)購入が必須になるのか。。。と思いながら、いちおう自分でも試してみようと。

40.5ミリ径のフィルターはやはりダメ。40ミリ径はもともと少ないサイズなうえ、ちょうど我楽多屋在庫にもなく、、、いや、必死で探し回ったところ、難ありフィルターの中に1枚だけキヤノンの40ミリ径を発見。

合わせたら、ネジに入っていくじゃないですか!気にすれば、ちょっと隙間があるような気もするけど、斜めに入っていたり、外れてしまうこともなさそうなので、とりあえずは、まぁOK。薄くて銀枠なのも、ちょっといい感じでしょ。

ただ、前側にネジを切ってないのでフードを付けようとすると、もう一苦労しそう。

*フジX10の実際のフィルター径は40.3ミリとからしい・・・。今回、使えた40ミリ径でも微妙なサイズの差や、ネジピッチの差でうまくいかないフィルターも存在するでしょうから、あくまでも自己責任でお願いします。

がらくた市&忘年会

今月のがらくた市は、3連休の中日でクリスマスイブの24日(土)。皆さんお忙しいでしょうが、今年最後のがらくた市です。どうかご来店ください。

現段階で当日の目玉品等はまだまだ未定ですが、一足先に忘年会のお知らせをしておきます。

現在リスボンへ行かれている長徳先生もがらくた市までにご帰国予定。よって、今月のがらくた市では、長徳先生トークショーの後に、恒例の忘年会も行います。

忘年会ご出席いただける方は、「参加したいです~!」メールをいただけると助かります。→ arrow.noda@nifty.com 宛て。初めての方もお気軽にどうぞ。

がらくた市当日のタイムスケジュール等はこんな感じ ↓ 。

  • 10時開店
  • 14時~ 全品1割引き開始
  • 14時半~田中長徳トークショー(1階我楽多屋店舗内にて:参加無料)
  • 16時~ 忘年会(近隣別会場にて長徳先生と一緒にお酒でも飲みながら約2時間:参加費2500円飲み物・おつまみ付)
  • 19時閉店

2011年12月15日 (木)

名画座ニエプス 飯田鉄編

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うちの店から歩いて10分足らず、写真家中藤毅彦さん運営のギャラリーニエプスで、8ミリフィルムの上映会が行われます。

内容は、飯田鉄さんが古い建築物を8ミリフィルムで撮影した貴重な映像作品の上映。

サフラン酒造(新潟県長岡)、交通博物館(東京都神田)、雅叙園(東京都目黒)、キリンビール工場(神奈川県横浜)など、すでに現存していないもの、姿を変えている建物が多く、古い建物の肖像を再認識しようという催しだそうです。

また、会場では映画に関する写真等の展示も行うとのこと。飯田鉄さん自ら映写技師も兼ねるそうで、ちょっと楽しげな上映会企画のようですよ。

  • 「名画座ニエプス~飯田鉄8mmフィルム上映会」
  • 2011年12月23日(祝)
  • 15時・17時・19時半の3回上映(なるべく上映時間の10分前までにご入場ください。)
  • ギャラリーニエプス
  • 〒160-0004 東京都新宿区四谷4-10 メイプル花上2F
  • ℡03-3356-8807
  • http://niepce-tokyo.com/

 

どうでもよい余談ですが、、、自分で打ち込んでおきながら「飯田鉄編」が「飯田橋駅」に何度も見間違えてしまって仕方ない(笑)。ごめんなさい、飯田先生。