レアモノと呼んでもいいレベルのカメラが入ってきました。決して、高価なモノではありませんが~。京セラの270AFという、フィルムAF一眼レフカメラ。
京セラのAF一眼というと、200AF、210AF、230AFという共通イメージの3機種を思い浮かべる人が多いと思いますが、その後に、270AF、300AFという2機種も存在しました。当初の3機種と比べて、デザインはちょと変わって大型化、ボテッとしたイメージになりました。
その270AF(1991年発売)を久しぶり見て、私が気になったのはボディ底面の形状。
それは、両サイドが弧を描いて斜め上方にカットされているうえ、底面自体もツルンとした表面なので、安定悪そうだよな~、左右のバランス悪いんじゃないの?と思ってしまったこと。
で、標準ズーム(28-70mm)が装着された270AFを平坦な台の上に置いてみました。すると!問題は左右じゃなかった、、、前後のバランスが悪く、ゴツンと前のめりに傾いて、レンズでつっかえた状態で止まりました。
ありゃ~、こんなテストを今まであえてしたことはありませんが、大きな望遠を装着したわけじゃなく、グリップやワインダーを装着したわけでもなく、標準ズームを装着した状態で、このアンバランスさは数少ないんじゃないでしょうか。。。!?
ちなみに、他のAF一眼レフで同じようなテストを数台に課してみたところ、コツンと前倒しになるモノもあるにはありました。たとえば、ニコンF-501にAFニッコール35-70mm/3.3-4.5が装着されたものなど。
まぁ、他にもあったからと悔し紛れに言うみたいになっちゃいますが、強度の問題などもあるのでしょう、AF一眼レフボディの多くは底面に敢えて凹凸を付けたり、バランスを取る為の足(ポチっとしたやつ)が付いてたりしますよね。このツルンとした底面は何か心もとない・・・。