ズームニッコール25-50mm/F4、1979年発売で広角ズームのはしりと言われているレンズです。
発売当時の新品価格は110,000円と高価なレンズだったうえ、その大きさもかなりなもの...。また、販売期間が10年程だったこともあってか!?あんまり見かけないレンズですが、だからといって現状いい値が付いているレンズでもありません。
今、我楽多屋にある1本。フィルター取り付け部に少しアタリがあって、フィルターを付けようとすると~ネジ込みがちょっとキツかったりして、少しコツや力が必要…という感じ。
サービスでフィルターをキャップ代わりに付けておこうかと思いましたが、どうせ皆さん、アタリ加減を見たくてフィルターを付け外しするでしょうから、フィルターは付けるのやめてキャップを付けて並べることとします。値札には「フィルター取り付け部アタリあり」と書いておきます。
品出しに気を遣ったつもりなんですが、間違った気の遣い方していませんよね??
これの実体が不明だけど何だか気になるので、しばらくの間すぐ手の届くところに置いていました。
片側はレンジファインダーコンタックス用の内爪レンズが装着出来るような体裁。反対側はネジを切っていて、その径は42ミリより大きくて44ミリくらい。
この時点で、ミランダボディの内側のマウントやM44と呼ばれる鏡胴の接合部などに使われる共通規格が頭を過ったりはしたのですが、現物合わせも出来ないのでスルー…。また、これだけで用を足すものではなくて、セットものの一部か?とも思ったり。
でも~こういうのが判明する時って、何かのタイミングだったり自分の心の持ちようだったりするのですね。
そうだ!と思って、ミランダ絡みで探したら~なんと!ミランダの純正品として存在していたことが分かりました。
近接専用だけども、コンタックス・ニコンなどの内爪取り付けタイプのレンズをミランダの一眼レフボディに取り付けるためのアダプターでした。
今日現在の我楽多屋にミランダのボディもコンタックスのレンズも無いので実装画像はありません、スミマセン。
ちなみに、当時のミランダ一眼レフボディのレンズマウントは内側のネジと外側のバヨネットの二重構造になっていました。そこら辺のことに関しては過去のブログ記事で少し触れています→https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/2014/12/post-54a0.html
このフード、かなり小さいのに金属製でちゃんと作り込まれているので、「何用だ!?」と思いました。
ヒントは「YASHICA」なんですが、自分では特定出来ずにネットで検索してみました。すると、某店舗さんのネットショップに商品として出ていて、「ヤシカ ラピード用」と書かれていました。
かつては私物でも持っていたことのある、関心あるヤシカ ラピードなんですが、専用フードがこれだとは知りませんでした!
内径が25.5mmくらいのカブセ式です。
★本日28日(土)は第4土曜日なので、
午後2時から恒例の全品1割引きサービスを行ないます!
古めのコンパクトデジタルカメラなんかで、液晶モニターが変色してきちゃったりしてジャンク品扱い…ってのは、今までにちょいちょいと我楽多屋でも売ったことあります。
今回のニコン「クールピクス P5100」も、マゼンタっぽい変な色味になることがある状態でした。
ただ、撮影モードでシャッター切る前までは普通にカラー表示しているのに、シャッターを切ると色味が変になるのです。で、カメラ内のメモリーに保存されたその画像を再生してみると、やはり変なのです。
それでも、撮影データとしては普通に記録されているんだろう~と思っていました。
が、値付けをして並べようとした時点で…何となく気になったので、SDカードを入れて撮影後にSDカードに保存された画像データをパソコンで確認したら、参りました~変な色味でした…。
カメラの楽しみ方にもいろいろありますが、長年の常連Fさんが知らせてくれた最近の楽しみは「ネックストラップ」。
30~40年前のフィルムカメラに時代考証の合うネックストラップを付けて使うこと。
キヤノンAV-1にはC.P.E.の赤白ストラップ。AV-1はFさんが中学生の時に最初に使ったカメラだそうです。
ニコンF-801Sには機種名入りのストラップですが、これはちょっと曰く付き。当時、韓国への輸出は現地販売代理店とのダブルネームという縛りがあったので、画像には写っていない部分に「Lemix Nikon」と刺繍されています。F-801Sは未使用品を最近入手されたそうです。
ちなみに~というか、嬉しいというか、こうして話題にしてるってことは、どちらのネックストラップも我楽多屋で買っていただいたものなのです(^^)
何の縁なのか、今、我楽多屋のウインドウにはミラーが割れたニコンFとペンFが並んでいます…。どちらもシャッターなどの動作系は現状動いているのです。
ともに機種名が「F」。
しかしながら、どちらもミラーが割れています…。
それをキッカケに乱暴な話をしようとしています。ミラーが割れていても写真は写ります。撮った写真に割れ目の線が入ることもありません。
ただ、そのまま使うとさらに割れて危険なことになるかもしれませんし、ファインダーでのピント合わせに微妙なズレを生じる可能性があるかもしれないので、そのまま使うことを推奨するわけではありません。でも、気にしなければ写真は撮れます。
ま、こんな感じで現状販売をするのが我楽多屋なので、その案内の意味も込めて今日はこんなブログ記事にしてみました。
★本日第3火曜日、明日水曜日は我楽多屋の定休日です。よろしくお願い申し上げます。
先月、「Nikon」の刻印無き純正品について話題にしたところ、「呼び」が起きてレンジファインダー時代の同じく「Nikon」刻印が無いレンズフードが入って来たりしました。
田中長徳先生の連載コラム「我楽多屋で買ったモノ・マガジン」の最新号(閲覧は2023年5月初旬まで)でも、刻印無き純正品について「隠れキリシタンならぬ、隠れブランド主義」で興味深い~と書いてくださっています。
そしたら~これは「呼び」のレベルを超えた『大号令』でもかかったのか!?と思うほどに、刻印無きニコン純正フードがサイズ違いで3種も入って来ました。
このタイプの特徴はどれもレンズへの装着がネジ込み式。取り付け部とフード本体部が同じくネジ込み式で分割出来るようになっていて、そこにシリーズフィルターを落とし込めるようになっています。
一番左は40.5ミリ径で、多分標準50ミリレンズ用。真ん中も40.5ミリ径で、多分望遠135ミリレンズ用。そして一番右、ネジ径が48ミリなのです…ということは85ミリレンズ用、これが一番稀少でしょう。
中古カメラ沼にハマるのは歓迎しますし、何かお手伝い出来ることがあれば喜んでお助けいたしますが、店の前のマンホールに落ちてしまった場合は自己責任となりますので、何のお助けも出来そうにありません。悪しからず...。
画像は一昨日土曜日の店の入り口付近の様子です。
近所の水道管工事の影響で、しばらくは日によってこんな感じの時がある模様です。
階段の出入りが出来なくなるような知らせは来ていないので工事による休業はしませんが、ご来店時には状況により足元などお気を付け下さいませ。
繰り返しになりますが、中古カメラ沼にハマるのは歓迎ですが、マンホールに落ちてしまわぬよう十分にお気を付け下さい。