我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2014年5月10日 (土)

ニッコール→コニカ

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画像の組み合わせ、コニカFTA(コニカARマウント)に、ニッコール28mmF3.5(ニコンFマウント)が装着されています。

両者を介しているのは、コニカ純正のマウントアダプター、「KONICA NIKON LENS ADAPTER AR」。

現在では用品メーカーなどが、様々なマウントアダプターを製造販売していますが、これはカメラメーカー純正品。

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現在ではちょっと考えられないことですけど、1950~1960年代くらいには、他メーカーのレンズを使えるようにする、カメラメーカー純正のマウントアダプターって、ボチボチと存在していました。

中でも、オリンパスペンF用のアダプターはサービス精神旺盛で、ニコン用や、プラクチカ用、エキザクタ用、ミノルタSR用、ライカ用、キヤノンFD用などが用意されていました。まぁ、フランジバックの関係で各マウントに対応出来るってのも理由でしょうが。

現在ではこういう寛容性は考えられないですよね。

この差は何なんでしょう?大らかな時代だったってことでしょうか。。。それとも、他メーカーユーザーにもうちのカメラを使ってもらおう~という貪欲さがメーカーさんにあったのでしょうか!?

 

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2014年5月 9日 (金)

触るの危険。。。

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日々、くだらないことをたくさん書き綴っているこのブログ。

でも、モノに対する価値観ってのは人それぞれで、ある意味自由であるからといって、暴走はしないように心掛けています。

あと、明らかに負と思えることを、あえて指摘するのもどうかと思っています。

しかし、今回のこの負にはちょっとビックリしてしまいました。

このカメラのレンズ鏡胴部。絞りリングに刻まれているローレット加工の処理が荒すぎて、怪我しそう!! 撫でるだけで、指の皮膚が荒れてしまいます。

分かりやすい例えをするならば、爪切りのヤスリ部分みたいな状態。

個体差もあるのでしょうが、気を付けましょう。

さて、この中国製の鳳凰「205A」。

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ボディ前面に描かれたイラストは、伝説の鳥「鳳凰」の姿と、PHENIX(鳳凰光学の英文表記Phenix Optical Instrument Group Company)の頭文字「P」とを象ったものでしょう。

鳳凰は1万円札の裏にも印刷されているのと同じです。

ここで、勉強です(って、私も今回知ったのですが…)、中国起源の「鳳凰」と、古代エジプト起源の「フェニックス」は、どちらも伝説の鳥には違いないのですが、その性質などは微妙に違うものとされているようで、実際には「鳳凰」≒(二アリーイコール)「フェニックス」らしいです。

 

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2014年5月 8日 (木)

カードマンもどき

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このカメラ(フジ・EPION3000)を手に取って、私と同じ行動を取った人が居らしたら、「おっ!フジのAPSカメラをなかなかよくご存知ですね!」って、言っちゃいます。

で、私が何をしようとしたのか、、、というと、背面の操作部を取り外そうと思ったのです。

画像でも分かると思いますが、背面の左8割くらいの操作部が縁取られていますでしょ。この部分がカパッと外れると思ったのです。「何で?そんなことを!」って思った人は、フジのAPSカメラにあんまり詳しくない人。

詳しくても何にもえらくありませんが。。。

実は、これに似たカメラで別称「カードマン」といって、背面の操作面(外すとカード状)が外れる機種(フジ・EPION3500)があったのです。

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外してどうするのかというと、ひっくり返して、ボディ前面に付けてレンズカバーにもなるっていう斬新な仕組みでした。外した状態でリモコンとしても使えたかな。。。

そんな無駄な知識を持っている自分に職業病を感じました。。。

でも、この2機種、よく似てますよね!?下の画像、右がカードマンのEPION3500で、左がカードマンもどきのEPION3000です。

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2014年5月 7日 (水)

炭酸ガスでJET

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これも先日と同じ、日本のコーワ製で米国グラフレックス・ブランド品。「グラフィック35JET」と言います。

そのカメラ名に由来する、ウンチクがあります。

この個体は後期型でその機能は付いていないのですが、初期型には炭酸ガスボンベを装填することが出来て、その圧縮ガスを利用してフィルム巻上げを行なうようになっていたのだそうです。

その痕跡を見つけようとカメラを見まわしたところ、底面に怪しい部分を発見。

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目隠し蓋のようになっていましたが、先の細いドライバーでこじったら開きました。この大きな穴から炭酸ボンベを装填したようです。推測するに、参考に一緒に写した単三電池よりもいくらか大きめの炭酸ボンベだったようです。

*↑ ここ、いちおう「炭酸」と「単三」をひっかけてます!(笑)

また、検索したところ、ココが普通に開閉できるようになっている個体の画像も発見出来たので間違いナシです。

しかし、この炭酸ガス巻上げ機能が無くなった後期型でも、それっぽい「JET」という名称は継続されたわけです。

このカメラ、フォーカスの仕方を変わっていて「バタフライ式」って言うんでしょうか、、、レンズの上部両サイドにあるボタンをシーソーのように操作して合わせます。

そして、なんといってもその大きさが立派!

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2014年5月 6日 (火)

つつましやかな?ロシア

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かつて、異様なまでの人気を得たロシア製のコンパクトカメラ「ロモLC-A」。

最近の当ブログ的な流れで言えば、ついには日本も真似される側になった~的な代名詞でもあります。

このカメラは、日本製カメラ・コシナCX-2のコピーと言われていますからね!

さて、今回話題にしたいのは、そのロモLC-Aの通称「ウィーン・バージョン」とかいう、ソ連邦崩壊後に再生産されたモデル。

ボディ正面のレンズバリアに、「ロモ蔵」のイラストとレンズ名・スペックが書かれています。

撮影時にレンズバリアを開くと、当然ながらどちらの表記も見えなくなるのですが、レンズバリアを開閉してる途中で、「MADE IN RUSSIA」の表記が見えるのです。一瞬です。

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この妙なつつましやかなところに反応してしまいました。

ただ、この控えめな生産国表記は、「ウィーン・モデル」の名称からも分かるように、再生産を推進した団体がウィーンを中心に活動している人々だった。。。からで、ロシアがつつましやかなわけではないのかもしれません。

そして最後のオチは、このロモLC-Aの所有者は、真似された側のコシナ研究会の会長さん。

 

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2014年5月 5日 (月)

動機は不純

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先日、ニコン製で値札2,000円がついているクリップオン式ストロボをレジに持って来られて、「これってデジカメにも付きますよね?」と尋ねられました。

「付くのは付きますが、発光については厳密に同調するかどうかとか、、、は不明ですけど」とお答えすると、「いやいや、動機は全く不純でして、発光しなくていいんです」とのこと。

「それなら、こっちのジャンクでいいんじゃないですか?」と、ニコン製の発光不良な100円の値札が付いているジャンクストロボをお勧めしました。

お話をうかがったところ、「今度大阪出張でちょっと撮影を頼まれたんだけど、小さいコンデジじゃ信用されないのでNG。だからと言って、大きな一眼レフとか重いから持ち出したくない。で、こんな感じでハッタリが効けば~」ということだそうです。

う~ん、カメラ好きな人が居ないことを見込んでの作戦ですな!!

お客さんにとても恐縮されちゃいましたけど、動機が動機ですから「20分の1」の出費でハッタリが効くんであれば万々歳ですよね!そのお手伝いが出来るのであれば、こちらも万々歳(笑)。

ちなみに、上の画像は再現したもので、お客さんのカメラはキヤノンのパワーショットGなんとかでした。

 

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我楽多屋で買ったモノマガジン更新

アローカメラ&我楽多屋ウェブ内、田中長徳先生による連載コラム「我楽多屋で買ったモノ・マガジン」を更新しました。

175回目のテーマは「vs荒木町写真展の大判ハガキがいいな」です。

こちらより、お楽しみください

*閲覧は2014年8月初旬まで。

2014年5月 4日 (日)

血統表示付

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ニコンFM10やオリンパスOM2000、リコーXR-8など、ボディのどこにもそんなことは記されていませんが、どれも製造はコシナが担当していました。

こういうOEMってのは、何も最近になってからのことではなくて、古い時代からも行なわれていました。例えば、ニコンのニコレックスはマミヤが製造していたそうだし、キヤノンのキヤノネックスもマミヤ製。

で、ここにある「グラフレックス センチュリー35A」というカメラも。

グラフレックスといえば、スピグラなど大判系のカメラで有名なアメリカのメーカー。でも、これは日本は名古屋のコーワが製造していました。

その事実は同じ型のカメラが、コーワ名の「コーワ35N」で存在することからも推測出来ますが、このカメラの場合、裏蓋にまるで血統を証明するようにシールが貼られているのです。

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「Made for Graflex Inc. by Kowa Optical Works in Nagoya,Japan.」

これはこれで、なんか頼もしい!!

 

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2014年5月 3日 (土)

チェコ似

ここしばらくは、ちょっと珍品系ネタが続いていますが、これもちょっと興味津々系。

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1953年に新世光機というところが造った「Monte35」。

国産品ですが、ほとんど見掛けることのないカメラです。小さく頑丈そうなボディですが、決して高級機という印象は受けません。

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で、もう一台のカメラ。1947~48年頃にチェコスロバキアで造られた「Etareta」というカメラ。

チェコスロバキア製のカメラ自体を日本で見掛けることが珍しい。それは当時も同様だったと思います。

この2台、細かな意匠が違うところはありますが、大枠というか大筋のところ、そっくりです!これは模倣と言ってしまって良いレベル。

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製造年からして、模倣したのは我が国。

この前、戦前にドイツ製のブランド名などを模したカメラを紹介しましたが、今度は戦後にチェコでした。。。

 

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2014年5月 2日 (金)

FUJICAの6

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カメラは使ってナンボ!という考え方がありますけど、こういうカメラは、所有して愛でるだけでも十分に価値あるようにも思います。どうでしょう?

昭和30年前後の日本には、中判の蛇腹スプリングカメラが各メーカーから各機種出回っていました。ただ、どれも似たデザインをしているものが多かったように思います。

その中でも、この2機種の軍艦部のデザインは秀逸だったと思います。

昭和27年登場の「FUJICA SIX(ⅡC)」と、昭和30年登場の「SUPER FUJICA-6」。

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過去にもこの話題をしたことはあると思いますが、2台並べて画像に収めたのは初めてのような気がします。

どちらも独特な曲面を活かした軍艦部をしています。SUPER FUJICA-6の距離計内蔵ファインダーで大きいながらもアクセサリーシュー部を巧みに避けた微妙な曲面も良いですが、FUJICA SIXの小さなファインダーをやさしく包むシンプルな曲面も魅力的です。

ここまで褒めていますが、カメラ屋が私物としてカメラをため込んじゃいけないので、私は所有しておりません。。。

あと、参考までに少し前、「軍艦部に見る微個性」なんてタイトルで紹介したカメラもありました。

 

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