我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2014年5月 2日 (金)

FUJICAの6

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カメラは使ってナンボ!という考え方がありますけど、こういうカメラは、所有して愛でるだけでも十分に価値あるようにも思います。どうでしょう?

昭和30年前後の日本には、中判の蛇腹スプリングカメラが各メーカーから各機種出回っていました。ただ、どれも似たデザインをしているものが多かったように思います。

その中でも、この2機種の軍艦部のデザインは秀逸だったと思います。

昭和27年登場の「FUJICA SIX(ⅡC)」と、昭和30年登場の「SUPER FUJICA-6」。

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過去にもこの話題をしたことはあると思いますが、2台並べて画像に収めたのは初めてのような気がします。

どちらも独特な曲面を活かした軍艦部をしています。SUPER FUJICA-6の距離計内蔵ファインダーで大きいながらもアクセサリーシュー部を巧みに避けた微妙な曲面も良いですが、FUJICA SIXの小さなファインダーをやさしく包むシンプルな曲面も魅力的です。

ここまで褒めていますが、カメラ屋が私物としてカメラをため込んじゃいけないので、私は所有しておりません。。。

あと、参考までに少し前、「軍艦部に見る微個性」なんてタイトルで紹介したカメラもありました。

 

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