我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2014年5月 8日 (木)

カードマンもどき

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このカメラ(フジ・EPION3000)を手に取って、私と同じ行動を取った人が居らしたら、「おっ!フジのAPSカメラをなかなかよくご存知ですね!」って、言っちゃいます。

で、私が何をしようとしたのか、、、というと、背面の操作部を取り外そうと思ったのです。

画像でも分かると思いますが、背面の左8割くらいの操作部が縁取られていますでしょ。この部分がカパッと外れると思ったのです。「何で?そんなことを!」って思った人は、フジのAPSカメラにあんまり詳しくない人。

詳しくても何にもえらくありませんが。。。

実は、これに似たカメラで別称「カードマン」といって、背面の操作面(外すとカード状)が外れる機種(フジ・EPION3500)があったのです。

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外してどうするのかというと、ひっくり返して、ボディ前面に付けてレンズカバーにもなるっていう斬新な仕組みでした。外した状態でリモコンとしても使えたかな。。。

そんな無駄な知識を持っている自分に職業病を感じました。。。

でも、この2機種、よく似てますよね!?下の画像、右がカードマンのEPION3500で、左がカードマンもどきのEPION3000です。

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2014年5月 7日 (水)

炭酸ガスでJET

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これも先日と同じ、日本のコーワ製で米国グラフレックス・ブランド品。「グラフィック35JET」と言います。

そのカメラ名に由来する、ウンチクがあります。

この個体は後期型でその機能は付いていないのですが、初期型には炭酸ガスボンベを装填することが出来て、その圧縮ガスを利用してフィルム巻上げを行なうようになっていたのだそうです。

その痕跡を見つけようとカメラを見まわしたところ、底面に怪しい部分を発見。

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目隠し蓋のようになっていましたが、先の細いドライバーでこじったら開きました。この大きな穴から炭酸ボンベを装填したようです。推測するに、参考に一緒に写した単三電池よりもいくらか大きめの炭酸ボンベだったようです。

*↑ ここ、いちおう「炭酸」と「単三」をひっかけてます!(笑)

また、検索したところ、ココが普通に開閉できるようになっている個体の画像も発見出来たので間違いナシです。

しかし、この炭酸ガス巻上げ機能が無くなった後期型でも、それっぽい「JET」という名称は継続されたわけです。

このカメラ、フォーカスの仕方を変わっていて「バタフライ式」って言うんでしょうか、、、レンズの上部両サイドにあるボタンをシーソーのように操作して合わせます。

そして、なんといってもその大きさが立派!

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2014年5月 6日 (火)

つつましやかな?ロシア

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かつて、異様なまでの人気を得たロシア製のコンパクトカメラ「ロモLC-A」。

最近の当ブログ的な流れで言えば、ついには日本も真似される側になった~的な代名詞でもあります。

このカメラは、日本製カメラ・コシナCX-2のコピーと言われていますからね!

さて、今回話題にしたいのは、そのロモLC-Aの通称「ウィーン・バージョン」とかいう、ソ連邦崩壊後に再生産されたモデル。

ボディ正面のレンズバリアに、「ロモ蔵」のイラストとレンズ名・スペックが書かれています。

撮影時にレンズバリアを開くと、当然ながらどちらの表記も見えなくなるのですが、レンズバリアを開閉してる途中で、「MADE IN RUSSIA」の表記が見えるのです。一瞬です。

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この妙なつつましやかなところに反応してしまいました。

ただ、この控えめな生産国表記は、「ウィーン・モデル」の名称からも分かるように、再生産を推進した団体がウィーンを中心に活動している人々だった。。。からで、ロシアがつつましやかなわけではないのかもしれません。

そして最後のオチは、このロモLC-Aの所有者は、真似された側のコシナ研究会の会長さん。

 

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2014年5月 5日 (月)

動機は不純

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先日、ニコン製で値札2,000円がついているクリップオン式ストロボをレジに持って来られて、「これってデジカメにも付きますよね?」と尋ねられました。

「付くのは付きますが、発光については厳密に同調するかどうかとか、、、は不明ですけど」とお答えすると、「いやいや、動機は全く不純でして、発光しなくていいんです」とのこと。

「それなら、こっちのジャンクでいいんじゃないですか?」と、ニコン製の発光不良な100円の値札が付いているジャンクストロボをお勧めしました。

お話をうかがったところ、「今度大阪出張でちょっと撮影を頼まれたんだけど、小さいコンデジじゃ信用されないのでNG。だからと言って、大きな一眼レフとか重いから持ち出したくない。で、こんな感じでハッタリが効けば~」ということだそうです。

う~ん、カメラ好きな人が居ないことを見込んでの作戦ですな!!

お客さんにとても恐縮されちゃいましたけど、動機が動機ですから「20分の1」の出費でハッタリが効くんであれば万々歳ですよね!そのお手伝いが出来るのであれば、こちらも万々歳(笑)。

ちなみに、上の画像は再現したもので、お客さんのカメラはキヤノンのパワーショットGなんとかでした。

 

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我楽多屋で買ったモノマガジン更新

アローカメラ&我楽多屋ウェブ内、田中長徳先生による連載コラム「我楽多屋で買ったモノ・マガジン」を更新しました。

175回目のテーマは「vs荒木町写真展の大判ハガキがいいな」です。

こちらより、お楽しみください

*閲覧は2014年8月初旬まで。

2014年5月 4日 (日)

血統表示付

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ニコンFM10やオリンパスOM2000、リコーXR-8など、ボディのどこにもそんなことは記されていませんが、どれも製造はコシナが担当していました。

こういうOEMってのは、何も最近になってからのことではなくて、古い時代からも行なわれていました。例えば、ニコンのニコレックスはマミヤが製造していたそうだし、キヤノンのキヤノネックスもマミヤ製。

で、ここにある「グラフレックス センチュリー35A」というカメラも。

グラフレックスといえば、スピグラなど大判系のカメラで有名なアメリカのメーカー。でも、これは日本は名古屋のコーワが製造していました。

その事実は同じ型のカメラが、コーワ名の「コーワ35N」で存在することからも推測出来ますが、このカメラの場合、裏蓋にまるで血統を証明するようにシールが貼られているのです。

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「Made for Graflex Inc. by Kowa Optical Works in Nagoya,Japan.」

これはこれで、なんか頼もしい!!

 

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2014年5月 3日 (土)

チェコ似

ここしばらくは、ちょっと珍品系ネタが続いていますが、これもちょっと興味津々系。

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1953年に新世光機というところが造った「Monte35」。

国産品ですが、ほとんど見掛けることのないカメラです。小さく頑丈そうなボディですが、決して高級機という印象は受けません。

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で、もう一台のカメラ。1947~48年頃にチェコスロバキアで造られた「Etareta」というカメラ。

チェコスロバキア製のカメラ自体を日本で見掛けることが珍しい。それは当時も同様だったと思います。

この2台、細かな意匠が違うところはありますが、大枠というか大筋のところ、そっくりです!これは模倣と言ってしまって良いレベル。

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製造年からして、模倣したのは我が国。

この前、戦前にドイツ製のブランド名などを模したカメラを紹介しましたが、今度は戦後にチェコでした。。。

 

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2014年5月 2日 (金)

FUJICAの6

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カメラは使ってナンボ!という考え方がありますけど、こういうカメラは、所有して愛でるだけでも十分に価値あるようにも思います。どうでしょう?

昭和30年前後の日本には、中判の蛇腹スプリングカメラが各メーカーから各機種出回っていました。ただ、どれも似たデザインをしているものが多かったように思います。

その中でも、この2機種の軍艦部のデザインは秀逸だったと思います。

昭和27年登場の「FUJICA SIX(ⅡC)」と、昭和30年登場の「SUPER FUJICA-6」。

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過去にもこの話題をしたことはあると思いますが、2台並べて画像に収めたのは初めてのような気がします。

どちらも独特な曲面を活かした軍艦部をしています。SUPER FUJICA-6の距離計内蔵ファインダーで大きいながらもアクセサリーシュー部を巧みに避けた微妙な曲面も良いですが、FUJICA SIXの小さなファインダーをやさしく包むシンプルな曲面も魅力的です。

ここまで褒めていますが、カメラ屋が私物としてカメラをため込んじゃいけないので、私は所有しておりません。。。

あと、参考までに少し前、「軍艦部に見る微個性」なんてタイトルで紹介したカメラもありました。

 

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2014年5月 1日 (木)

フォクトレンダーVITO B

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先日ブログでその経緯を取り上げた「フォクトレンダーVITO B」のこと。

その事後について告白してしまうと、話題に登場の大学生さんはちょっとガッカリされてしまうかもしれませんが、ここはオバケカメラ屋ので正直にオープンにしてしまいます。

結果的に交換で引き取ったというか戻って来たVITO B。大学生がお帰りになられた後、ちょっとだけ荒療治したら、シャッターが切れ始めました。数日経っても動いてます。。。

で、このVITO Bってカメラ、ふつうに空シャッターが切れません。

フィルムを入れれば当然シャッターは切れますが、そうじゃない時は、裏蓋を開けてスプロケットを指で回すことで、チャージされて切れるようになります。

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そう、これは使ったことがないと知らない人も多いはずです。

陳列中のVITO Bを手に取って首を傾げたりしている人が時々いらっしゃいますが、そういうことです。

だからと言って、特に興味もないのにその操作をされても困るのですが、、、売り物ですから。

そこで面白いなぁ~と思ったのは、「売り物だからシャッター操作はご遠慮ください~」って言いますけど、在庫期間が長くなってしまったカメラの場合は、買おうかどうか迷ったお客さんなどに適当にシャッターを切ってもらった方が良い状態を維持出来るのか、、、なんてこと。

その点、このVITO Bの場合は、そういう機会が明らかに少なくなってしまうから、余計に今回のような出来事が発生してしまうんだろうなぁ。それにもともと、シャッターが粘り易い傾向もあるみたいだし。

なんて、それは違いますね、すみません。お店の人間が時々チェックしないといけないんです、、、

*大学生のYさんへ、BITO Bがいちおう動くようになっています。もし気になるようでしたらご相談ください。よろしくお願いします。

 

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2014年4月30日 (水)

パン工房ももんが

本日水曜日は、アローカメラ&我楽多屋とも定休日となっておりますので、よろしくお願い申し上げます。

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さて、二代目の「先週撮ったもの行ったとこ」、埼玉県鶴ヶ島にある、中学時代の同級生がやっている「パン工房ももんが」へ行って来ました。10年余年前に一度訪ねて以来二度目の訪問。

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鶴ヶ島で開業してもう17年目だそうです。地元に根付いて地道に営業しているようです。

営業中にお邪魔したので、たくさん話を出来なかったのだけど、後日電話をくれました。

うちのブログ等を読んでくれたらしく、彼は決してカメラマニアではないのだけど、写真は好きで撮っていて、案外とフィルムにこだわっていたとのこと(今はデジタルカメラに転向)。「長徳先生の本も何冊か読んでいるよ~!」ってビックリしていました。

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  • パン工房ももんが
  • 埼玉県鶴ヶ島市松ヶ丘1-1-13
  • ℡ 049-271-2720
  • 10:00~21:00 (火曜・最終月曜定休)