我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2016年7月18日 (月)

プラクチナ

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この鈍器のような物体が何かお分かりになる方は、かなりな少数派だと思います。

間もなく完成予定の「我楽多屋で買ったモノMagazine-長期連載17年間の200話を一気掲載-」の、かなり初期の頃のコラムで長徳先生も話題にされていますが、これは東ドイツ製一眼レフ「プラクチナ」用のモータードライブです。

長徳先生が10数年前のコラムで、「プラクチナ」の話題は20年ほどしていない…と言われるほど、マニアックな部類。

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1959年、ニコンFのモータードライブが出た時はサービスセンターに持ち込んで、個々に調整してもらって装着が可能になったモータードライブ。プラクチナの場合はその7年も前に登場していて、調整無しでボディへの装着が可能だったという点が凄い。

画像のスプリングモーター式のほかに、電気式のものもあったようです。また、ご覧のようにシステム一眼レフとして周辺機器も充実していたのも凄いです。

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このモータードライブのポイントは、ミラーがまだクイックリターン式でなかったプラクチナの弱点を補えたこと。シャッター切った直後に自動で巻上げをするので、合せてミラーも下りてくれるのです。

約8年の間に、オリジナルモデル~FX~ⅡAと3機種が登場したプラクチナ。今回のボディはⅡAでした。

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*アローカメラ&我楽多屋のFacebookページ(http://www.facebook.com/arrowcamera)、買取名人について語るブログ「日々買取名人学」(https://camera-kaukau.lekumo.biz/dailymeijin/)も合わせてご覧いただけると嬉しいです。

2016年7月17日 (日)

びっくりポン

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びっくりポンなフジのデジタルカメラでした。

パッと見ただけで、工事現場などの過酷な環境下で使う向けのカメラであることは分かりました。フィルムカメラでこういう形のは記憶が無いので、デジタルだろうなぁ~とも思いました。

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しかし、この大きさ・・・。もしや記録媒体にフロッピーディスクを使う~かなり初期のデジタルカメラか!?などと思いながら、よく見ると。

なんと!水中ハウジングみたいに、中に普通に1台コンパクトデジカメが入ってました。こういうセットで販売されていたようです。型名は「BIGJOB DS-250HD」。

発売当時のニュースリリースはこちらです。→http://www.fujifilm.co.jp/news_r/nrj321.html

説明文の中に面白い記述を発見しました!「タフな防水・防塵カバーのロックノブを解除すると背面カバーが開き、中から本体デジタルカメラ部のみ取り外すことができます。ポケットに楽々入る~中略~というコンパクトでハンディーなオフィス向けのデジタルカメラとして利用できます。」と。

そりゃそうでしょうよ。びっくりポン的に普通のコンデジが出て来るんだから~。

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2016年7月16日 (土)

TシリーズのAPS版

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京セラ製コンタックスの高級コンパクト機「Tシリーズ」、わりと最近「T3」を話題にしたことがありましたが、今日は「Tix」。

これ、他のTシリーズと違って、フィルムカメラではあるんですけど使用フィルムがAPSなのです。

結果的に短命に終わってしまったAPSシステムの中で、他社も含めて唯一と言っていい高級コンパクト機です。

1990年登場してロングセラーとなったT2とほぼ入れ替わるように、1997年に登場したTix。その4年後に再び135ミリ判で登場するT3の前身になったともいえる、このTix。

T3が中古市場でいまだに頑張っているのに対して、APSフィルム製造が終わってしまっているので、かなり~涙のTixです。当時の新品価格を比べても興味深く、Tixが120,000円だったのに対して、T3は98,000円と、今では涙のTixの方が高価でした。

そして、ここにあるこの個体。面倒なジャンクになってます。昨日のニコマートFSのように、一日に数度しかシャッターが切れないわけじゃないんだけど、電源ONにすると1~2秒後に勝手に電源OFFになってしまうので、その間にシャッターを切らないといけないのです。で、またすぐOFFになってしまうので、再びONにして、即シャッターを切る。って、これじゃ普通に使える状態ではありませんけどね。

だから、レンズがカバーが開いている状態を撮るのは困難なので、こんな風にブレてます(笑)。 

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2016年7月15日 (金)

三年寝太郎

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日本の民話の一つに「三年寝太郎」というのがあります。地域によって内容にバリエーションがあるようですが、三年間居眠り続けた男が突如起きて大きな灌漑工事を成し遂げる~的な内容はどれも同じです。

これらの話、男はただ怠けて居眠っていたわけではなくて物事を深く考えていた、その結果、村人を助ける~という流れです。

さて、ここにあるニコマートFS、今から3年半ほど前にこのブログで話題にしました。

シャッターの調子が悪くて、続けて切れることはなくて、時間をおけば切れるけど、その数、日に数回という厄介モノでした。

当時程なくして常連Bさんに、それを承知でお買い上げいただきました。そして以後、状態回復しない旨の報告も受けていました。

先日、断捨離決行のBさんから不要なカメラやレンズの買取り依頼をいただいた中に、3年半ぶりに里帰りして来た、そのニコマートFSがありましたが...いまだに症状は改善されておらず...。

3年ちょっと寝てたんじゃないのかぁ!?寝太郎のように何かやらかしてくれよ!と、尻を叩いてみたくなりました。

さて、このニコマートFSは最初期のニコマートなので、特徴としては以降のニコマートと違って、フィルムカウンター窓に縁がないんです(ニコマートFTも最初期はFSと同じですが)。

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2016年7月14日 (木)

ゆうパック

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我楽多屋は原則として通販は行なっていないので宅配業者さんとはあまり縁がないのですが、買取りアローカメラの業務上は、買取り依頼でご遠方からお品物を発送いただく場合や、うちから業者ルートへの発送に際して、宅配業者さんとは密にやり取りがあります。

発送作業に関しては、ほとんどが「ゆうパック」を利用しています。担当営業所は新宿郵便局、新宿西口のヨドバシさんの近くにある大きな本局ですね。

先日、集荷依頼の電話をしたところ、電話口に出た局員さんにまず聞かれたのは、名前でも住所でも電話番号でもなくて、発送個数と大きさでした。

「全部で6箱。特に大きくはないですけど、内容物がカメラなので少し重いですが...」というと、「アローカメラさんですか!?」と返ってきました。

なんだ!このレスポンスの良さ!!と、ビックリしました。同局内には他にもカメラ屋さんは沢山あるだろうに。

まぁ、他のカメラ屋さんが同じ方法での集荷依頼をしていなくて、うちの店がたびたび依頼しているからなんでしょうけども、それでも、ちょっとビックリ。局員さんの気が利いているのか!?それとも、それだけうちの店の流通量が多いってこと!?とか、勝手にいろいろと考えてしまいました。

 

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2016年7月13日 (水)

クロキチ

本日水曜日は、アローカメラ&我楽多屋ともに定休日となっておりますので、よろしくお願い申し上げます。

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二代目の「先週撮ったもの行ったとこ」は、クロキチ。うちの店から少し四ツ谷駅方面に向かった津之守坂という道に面したお店です。そのインパクトある案内に思わずパシャッとしました。

カレーが、量り売りで1g=1円だそうです!そして、ゾロ目だったら次回無料だそうです。

今日のブログネタにするにあたって熟考!?してみたところ、いきなり、「ところで、ライスはいくらなんだ?」という疑問が...。で、ネットで調べてみたら、このお店、ご飯もトッピング(野菜やコロッケなど)もセルフ形式で、全部まとめての重さらしいです。ルーだけ量り売り~と思った私の間違えでした。

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2016年7月12日 (火)

ごっついハンドグリップ

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我楽多屋の物々交換を度々ご利用いただく、Yさんから宅配便が届きました。そう、Yさんは事前に物々交換用の品物をお送りいただくことが多いのです。

その中に、仰々しいというか、ちょっと不思議な形状をしたハンドグリップがありました。「Rollei」のネームが記されていることは確認しましたが、何用かな~?と深く考えたりする前、品物到着の翌日にYさんがご来店くださいました。

「ごめんなさい、送っていただいたモノ、まだ全部よく見ていません...」と言うと、「まぁ、それはいいんだけど、あのローライのグリップのプレゼンに来ました」と。

このグリップはローライSL66用のもの。例えば、似たようなカメラのゼンザブロニカS2あたりだと、この手のグリップの握り手部分は、こんな風に無理したような位置には無くて、自然にボディの真横にあります。何故なら、カメラを構えながらフォーカシング操作する時は、グリップを握りしめてる左手ではなくて、右手でピント合わせをすれば良いからです。

ところが、ローライSL66はピントノブが握り手側のボディ横にあるので、グリップを握りながらノブも操作出来るように、こんな位置と形状になってしまっているんですね…。

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ただ、これが必ずしも使いやすいのか!?というと、そうでもないらしく、、、セット可能なレリーズも操作しようとすると、実はかなり操作しずらい...。

だからと言って、グリップ無しでは三脚にでも据えない限り、それこそ、フォーカシングスクリーンを覗きながら、左手でピントノブを回して、右手でシャッターを切って~は至難の業であり、このグリップはそれなりに必需品でもある~というのが、Yさんのプレゼンの内容でした。

 

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我楽多屋で買ったモノマガジン更新

田中長徳先生の連載コラム「我楽多屋で買ったモノ・マガジン」を更新しました。

第202回目の今回のテーマは、「ニコマートELとギャラリーニエプスと我楽多屋のコラボ」です。

こちらより、お楽しみください

*閲覧は2016年10月初旬までです。

2016年7月11日 (月)

タクマー付き!

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昨日はセルフタイマー付きのカメラなのに気付かずに外付けセルフタイマーを売ってしまいそうになった話でしたが、今日はタクマー付きのレンズを勘違いしていた話。

蛇腹式のスプリングカメラ「Mine Six(ミネシックス)」に、旭光学(後のペンタックス、現リコー)製タクマーレンズが付いていたのは検品時に気付いていたのですが、、、そのままスルーしていました。

並べた翌日、このMine Sixをお買上げのお客さんが「これ、タクマーが付いてるんですねぇ~」とおっしゃられたのをキッカケに、「そうだ、前にブログで話題にしたのはMine Sixじゃなくて、Press Van(プレスバン)」だ!と蘇りました。

そう、同じく蛇腹のスプリングカメラであるPress Vanにも、タクマーが付いているのです。

今ではあまり考えられないことですが、戦後間もない頃は「4畳半メーカー」と呼ばれるような...小さな規模でカメラの製造(組立て)をやっている会社も多かったので、レンズは光学メーカー製のが付いているカメラもボチボチとありました。

お会計が済んだ直後、品物を紙袋に入れようと思った直前にお客さんにお声掛けして、1枚だけ画像を残しておきました、タクマー付きのMine Sixを。全体像は撮りませんでしたが、高嶺光学製の「Mine Six ⅡFb」という機種のようです。

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2016年7月10日 (日)

外付けのセルフタイマーを

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セルフタイマー付きのカメラなのに、外付けセルフタイマーを売りそうになる。

フィルムカメラ初級者と思われる方が、外付けのセルフタイマーを買いにご来店される。幸い在庫が数個あったので選べる状況。

で、置いてあるコーナーをお教えすると、「どれでも使えるのですか?」との質問。

ほとんどの金属系カメラの場合、シャッターボタンに穴があってねじ込むタイプか、穴がなくて被せるタイプかの、どちらかに分類されます。現物をお持ちだというので、見せていただくとヤシカエレクトロ35MCなので、シャッターボタンに穴があるタイプ。

在庫の約半分がそのタイプなので、あとはデザインの好みの問題、ご自身で選んでいただくことに。一つお選びになってレジカウンターへ、「これで~」と持って来られました。

シャッターを押し込むピンの深さを、このカメラに合わせて調整して差し上げようかと思い、カメラをお借りして~セットして~作動させて~動作確認OK。

すると、お客さんがカメラの操作について二つ三つ質問された中に、「これは何ですか?」と指差された先を見て、ハッとしました。「このカメラ、セルフタイマー付いてるんじゃん!!」と。(下の画像内、レンズの根元付近にある地味なギザ付きのレバー)

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指名買いとはいえ、危うく必要無いモノを売りつけてしまうところでした。。。

 

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