我楽多屋で買ったモノマガジン更新
田中長徳先生の連載コラム「我楽多屋で買ったモノ・マガジン」を更新しました。
第303回目のテーマは「私はプラハやパリのカメラ屋さんに行くわけですから、その逆の流れがあっても不思議ではありません」です。
こちらよりお楽しみください→https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/monomagazine1.html
*閲覧は2025年5月初旬まで。
田中長徳先生の連載コラム「我楽多屋で買ったモノ・マガジン」を更新しました。
第303回目のテーマは「私はプラハやパリのカメラ屋さんに行くわけですから、その逆の流れがあっても不思議ではありません」です。
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*閲覧は2025年5月初旬まで。
買取り依頼でお持ち込みいただくと、かなりお気の毒になってしまうのが普及機~中級機にかけての「フィルムAF一眼レフ」系。
特にこのペンタックスMZ-5はかなりの確率で、シャッターやミラーに不具合が発生して撮影不能なことが多いのです。画像の中の個体もご多分に漏れずでした…。
これら一式、30年近く前とはいえ新品当時の合計価格で150,000円くらいだったはず。そして、見ため未使用に近いくらいに綺麗で使用回数も非常に少なそうなので、余計にお気の毒。
幸いレンズにカビは無くてくもりもほぼ無し。フラッシュはさらに使用感が無く、電池装填されていなかったので全く使っていなかったのかも状態...発光もしました。
ただ…ラバーフードは元箱の中でビニール袋にも入ったままで、未使用というか未開封なんじゃ?レベル。でも、それが怖いんですよね。
取り出してみると想像通り。ラバーが変質し始めていて、どちらも少し変形していて円形に広がらないし、標準ズーム用は手を離すと畳んだ状態に戻ってしまう始末...。
中古市場での商品性が低いので買取り対象外とする業者もあるかもしれませんが、我楽多屋はお断りすることなく対応させていただくようにしています。
★本日2月4日は第1火曜日なので、営業する火曜日です。
数日前のお客さんカメラなんですが、一目見た時に「うわっ!」って思っちゃいました。
黒いボディのアーガスAは見たことありますが、この色は初めて。もしや後塗り?とか疑ったりしましたけどオリジナルだそうです。
勘のいい人なら、このお客さんがこの人であることがお分かりになるでしょう。もう一台写ってるカメラがマーキュリーなので…。
まず、「ミリタリー感溢れるサファリカラー」(←ネット上で見つけた表現)に惹かれました。そして、その色が褪せたり擦れたりしているので、さらに魅力を増しているんです。だからって、個人的にミリタリー系が好きな訳ではないんですけどね。
このカメラを単体ではなくて、フラッシュバルブを光らせて撮影するためのフラッシュガンを付けるためにブラケット(我楽多屋で以前に買ってもらいました)を装着。シンクロ機能がないので、シンクロ機能がプラスされたレリーズとフラッシュガンをコードで繋いでいます。
前にも似たような感じの色のお客さんカメラに惹かれたことがあったのを思い出しました。
このライカM4は後塗りです。
★本日2月3日(月)、開店時間を2時間繰り下げて12時開店とさせていただきます。よろしくお願い申し上げます。
数年前に2度ほどFacebookページでは軽~く話題にしている、「S」マークの付いたちょっと風変わりなキャップ状のもの。
この前このキャップ状のものについて、長年に渡って我楽多屋にご来店くださっているM田さんから「これは何ですか?」と質問されました。M田さんは、田中長徳先生から「分からないことがあったら前田さんに聞け!」と言われるくらいにカメラや写真のことについて詳しい生き字引のような方。
私が正体をお伝えすると、「おぉ勉強になりました」と最敬礼されたのです。
これって、凄くないですか!?
中古カメラ屋30余年やって来て、トップレベルの自慢話なんじゃないかと思っています(^^)
でも、私がこれを何か知るキッカケになったのは~マニアじゃないと言い張る常連さん(常連でもないと言い張る)に教えてもらったからなんですけどね(^^;)
最後に発表、このキャップ状のモノの正体はスリックの三脚マスターシリーズの雲台側面に付いてるキャップなのです。
★今日明日、営業時間に変更がありますのでお知らせします。よろしくお願い申し上げます。
今週火曜日のブログで紹介した、お客さんレンズ「Supreme 10.5cm/F2.8」の人。
後日、同じく開放域で独特なボケが出る「Trioplan 100mm/F2.8」を見せに来てくださいました。
このレンズは今、プラクチカマウントだと妙な値上がりをしちゃったりしていますが、エキザクタマウントだとそうでもない…と言いつつ、ご持参くださったTrioplanを付けてるエキザクタマウントのボディがえらいマニアック!
アメリカで売られていた「Sears 32B」というマミヤのOEM製品です。
★2月は月初早々、営業時間に変更がありますのでお知らせします。よろしくお願い申し上げます。
この革バッグが持ち込まれた時、中にはコンタックスⅡaとリコー500DeLuxeが入っていました。
それなりに埃を被っていたので、カメラと同じように半世紀以上前の年代モノかなぁと思ったりしていました。
が、埃を落としている時に前面下部に型押しされている文字に気付いて読むと、「Classic Gadget Camera Bag」の文字。「Classic」って書かれてるってことは、古いもんじゃないのね…。
型押しされた文字の横の金具も表面がかなりくすんでいたんですが、画像は水分を含ませて布で拭いた後。
背面に小さく「HAKUBA JAPAN」の型押しもされていました。1997年のカメラ・写真用品カタログを確認したら載っていません。それよりも前の世代か後の世代か?私は後の世代の製品のような気がしますが…どうでしょうか!?
何をモデルにしたのかは分かりませんが、半世紀以上前のこういう形状の革バッグは時々出て来ます。でも、ストラップがかなり劣化していて切れそうなものがほとんど。このバッグのストラップはかなり安心して使えそうだし、改めて中をみたら~内装も劣化なくシッカリしています。
★2月は月初早々、営業時間に変更がありますのでお知らせします。よろしくお願い申し上げます。
ここ数年は茂く足を運んでいただき、カメラ以外の話もいろいろとさせていただいたり、不要になったカメラなども放出してくださっているお客さん。
数日前もいろんな話に脱線しているうちに、正当なカメラの話に戻り「ミノルタのα7000を改めて使ってみたいと思い立ったのだけど、グリップの樹脂が軒並みダメになっていて使いたくなる個体がないんですよね...」と仰られました。
店内のジャンクテーブルの上にその樹脂がわりとマシな感じのα7000が1台あったのですが、それは完全不動品。
でも…未整理の品物の中に樹脂がまともなのがあった気がして探し出してみたら...ありました。前の所有者が購入された時の他店の値札が付いたままで、それが明らかなジャンク値段。ダメもとで電池を入れてみたら最初はちょっと反応したのに、直ぐに調子悪くなりました。
ところがそのお客さんは「この個体、動くようになる気がするので戴きますよ」と言って、標準ズームレンズと一緒にお買上げくださいました。
しばらくして戻って来られて「電池を買って入れて試していたら、動き出しましたよ!」と、フィルターとフードを追加で買って行かれました。
早々に数日後ご来店くださったのは私から一つお願いしたことがあったからなんですが、その際に「いや~α7000っていいですよ!発売された当時は見向きもしなかったカメラだけど、見直しました」と。フィルムを装填されてご持参されていました。
前回は閉店間際で探しきれなかったフロントキャップ、これもバックヤードの未整理品の中から探し出せたのでお買上げいただきました。
上の画像はこうして全部を我楽多屋で揃えてもらった「ミノルタα7000」です!(あ、ストラップを除く)
一昨日お客さんから聞いて私は初めて知りました!
Sonyのミラーレス一眼カメラの「Eマウント」。その名の由来が「Eighteen」の頭文字の「E」であることを。何故に「Eighteen」かは、フランジバックが「18」ミリだからだそう!
これ、わりと皆さんご存知な話ですか??
Eマウントが登場して15年も経ちますが、私は聞くのも初めてのような気がします…。
ちなみに「フランジバック」とは、Wikipediaによると「レンズ交換式のカメラにおいて、レンズマウントのマウント面から、フィルムもしくは撮像素子までの距離のことである」とのこと。
フランジバックが短いカメラは、光学補正(レンズ)無しのマウントアダプターで多くの他マウントのレンズを無限遠から使えることになるので、オールドレンズ遊びをされている人にはSonyのEマウントボディを使っている人が多いのですよね。
Eマウントの後によりフランジバックの短いニコン「Zマウント」やフジフイルム「Xマウント」も出て来ていますが、命名の由来を真似ると~16ミリのZマウントと17ミリのXマウントはどちらも「S」マウントになってしまいますね(>_<)
で、今日のタイトルの「私はEighteen」ですが、Eマウントの由来が「Eighteen」と知った時に頭に浮かんだのが、松田聖子さんの歌で「私はエイティーン♪」というフレーズがある「Eighteen」という曲。小学校5~6年生の時の友達が大ファンで唄っていたのを覚えているんです。だって、この曲「風は秋色」のB面ですから、それこそあんまり知られていないかも。