我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2022年9月 2日 (金)

注釈必要なニコンストラップ

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どれも我楽多屋で何年も前に売ったことのあるストラップです。

当時うちの店へ持ち込んだ仲間の業者のところに残っていたのが発掘されて、またやって来ました。

3種類ともニコンではあるんですが、それぞれ注釈が必要になります。

 

  • まずは「Nikon 90th Anniversary」と記されているのは、今から15年前ニコンが90周年の時に中国の販売店で?作られたもののようです。日本では販売されていないと思います。
  • そして「Anam Nikon」と記されているのは、30年くらい前のもの。当時の韓国は関税などの問題で外国メーカーが単独で市場参入することが無理だったようで、現地メーカーを通すことが余儀なくされたために、このようなダブルネームにせざるを得なかったのだそうです。
  • 「Lemix Nikon」と記されているのも、同じく30年程前の韓国もの。Anamとは別のメーカーLemixとのダブルネーム。反対側にはF-801とも記されています。

 

それぞれ数本ずつ、我楽多屋に並べています。

 

 

2022年9月 1日 (木)

刻印とプリント

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今まで特に関心がなかったので気付かなかったのか、それとも...ここまで極端に差がある個体に出会っていなかったのか?

このキヤノンNFD50mm/F2を見て、「おっ?」と思いました。

絞り値を示す数字は凄い黄ばんでいるのに、距離を示す数字は真っ白のまんまなんです。

もしやニコイチ?と思ってしまうくらいの差です。

でも、よく見ると~絞り値を示す数字は白く刻印されているのですが、距離を示す数字はプリントされているだけなんです。ということは、絞り値の方には数字の上に汚れが溜まりやすい…ということ。

で、我楽多屋にあったキヤノンNFDレンズをいくつか確認したら、どちらも刻印されているもののほかに、絞り値は刻印で距離はプリントの仕様のレンズが他にもありました。

どういう訳で2種類あるのか?製造時期の差なのか、書き込み部分の素材差なのか、よく分かりません。

  

 

2022年8月31日 (水)

四谷愛住町

本日水曜日は、我楽多屋の定休日です。よろしくお願い申し上げます。

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二代目の「先週撮ったもの行ったとこ」は、四谷愛住町。

店がある荒木町から歩いて5~6分の場所です。

なんか気になって撮りました。何でしょう、ゴミが利いてるんですかね。

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2022年8月30日 (火)

「?」貫禄と呼びましょうか

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このキヤノンFPをなんと表現していいのか迷っています、、、

念のために説明すると、ブラックボディですが明らかに後塗りです。下地処理などせず普通のシルバーボディの上から黒く塗ったものと思われます。

そういう塗りが施されたカメラを時々見かけますが、やはり剥げやすいのは事実です。

ただ、この個体。その後塗りが減げ落ちるのも気にせずに使い込んだ感があって、独特な雰囲気を醸し出ているのです。

これを「本貫録」と呼んでいいのかどうか?、だからといって「偽貫禄」ともまた違う...。この不思議な貫禄ある雰囲気を何て呼べばいいのでしょう?

また、現状動いているので外観の簡単な掃除をしようかと思ったのですが、その時に剥がれ落ちたら嫌だなぁ~と思って、それも迷っています。

 

 

2022年8月29日 (月)

立派なフィルムカウンター

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通称「スメハチ」で、若いカメラ好きや写真好きな人を中心に有名なロシアのトイカメ?いや庶民派カメラ?の「スメナ8」。

その祖先となる「スメナ」初号機がこれ。1952年の登場だそうです。

性能的に特別な点は無いのですが、ボディ上面にある大きなフィルムカウンターがアナログメーターのようで特徴的です。それだけで、今日の話題にしました。

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アナログメーターのように見えるのですが、白い針のように見える部分はペイントされた指標でしかなくて、フィルムカウンターとしては数字の書かれた盤面が回転してフィルム枚数をカウントしていきます。

なので、結論からいえば古いカメラによくあるタイプのフィルムカウンターでしかないのですが、やはりそのデザインは立派で見栄えがしますよね。

あ、使用するうえではフィルムの巻戻し機構がないので、ダブルマガジン式(幸いこの個体にはマガジンが入ってました)で使うか、撮影後に暗室でフィルムを取り出すしかないです。

 

 

2022年8月28日 (日)

キエフ303とミノルタ16

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超稀少!ってわけでもないようですが、私はこの「キエフ303」というカメラの実物を初めてみたんじゃないかと思います。製造番号の最初の2桁が製造年というお決まりのルールに従っていれば、1992年製造。そんなに古くありません。

手に取って見て、側面にあるシャッタースピードと絞り値を変えるダイアルや、ボディを開いた時に見える部分の意匠を見て、「これはミノルタ16(1957年発売)のコピーだよなぁ~」と気付きました。

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ちょうど我楽多屋にミノルタ16があったので、こうして並べて比較することが出来ました。

こうなると、これらのボディとカバーは互換性があるのでは?と、ちょっと危険な思考になってしまいました。

結果、ミノルタ16のボディにキエフ303のカバーを付けることは出来ました。その逆でキエフ303のボディにミノルタ16のカバーを付けようとしたら~かなりキツイので、無理して付けて外れなくなったら困るのでやめておきました。

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あと、フィルム室を開けてみたら~キエフ303にはフィルムカートリッジが入っていたので、それをミノルタ16の方へ装填を試みたのですが、巻上げ軸がキエフ303の方が僅かに細いようで装填できませんでした。

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このように、キエフ303はミノルタ16のほぼコピー機なのですが、ひとつ大きな差を発見。キエフ303のシャッターボタンの横には「0.5~1~2~・~∞」が記されたダイアルがあるので、目測ですがフォーカシングが出来るのです。ここは進化というかグレードアップしています。

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2022年8月27日 (土)

愛情コニカ

★本日27日(土)は第4土曜日なので、

午後2時から恒例の全品1割引きサービスを行ないます!

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1976年に発売された、コニカAcom-1は「愛情コニカ」という愛称で宣伝されていたそうです。

その由来は軽量・小型・低価格の特徴からで、「スナップに必要なメカだけを追求して、操作性を高めるゆきとどいた愛情設計で女性にもピッタリ」と、当時は案内されていた模様です。

さて、画像はお客さんAcom-1なんですが、初めて見るケースに入っていました。

ケースの中は、Acom-1のボディにレンズを付けた状態でちょうど収まるよう底面が加工されています。そして、もう1本レンズを収納出来るようにレンズのリアキャップがビス止めされています。お客さんによると、レンズ高からして135mmくらいまで大丈夫らしいです。フィルムケースも1本入れる窪みがあります。

ただ、外装はあんまり立派な感じではなくて、キャンペーンか何かでセットで付いてきたものかな??というレベル。ストラップも必要最低限って感じの厚さで、ちょっと頼りない感じ。

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ずいぶんとレアなセットケースを見せてくださったお客さん、マニア度が高い常連さんなんですけど、絶対にご本人はそれを認めず「通りすがりのカメラ好き」と言い張るのです。

 

 

2022年8月26日 (金)

NIK-L/M

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このマウント変換アダプターは、ニコンFマウントレンズをライカMマウントに変換するものです。

「何を今さら~」言われそうですが、何気にこれを見ていて「そういう使い方をする人はあまり居ないだろうなぁ~」と思ってしまったのは、一眼レフ用のFマウントレンズをライカM型ボディに装着しているのをイメージしたからです。

でも、このマウントアダプターの元値を調べようとネット検索したら、これとTECHART LM-EA7というアダプターを併用した上で、ソニーのミラーレス一眼で使っている人のレビューなどがいくつかありました。

イマドキはそうですよね。

「TECHART LM-EA7」は1年半ほど前に、ちょっと不思議なお願い調でこのブログでも話題にしました(→https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/2021/03/e-254e.html)。ライカMマウントレンズをソニーEマウントボディに付けてオートフォーカス化してしまうアダプターです。

 

 

2022年8月25日 (木)

好きカメラの惜しいところ

二代目が好きなカメラの一つ「ペトリカラー35」。

とてもコンパクトなボディながら、シャッタースピードや絞り値を変えるダイアルがボディ上面の右手指で操作出来る位置に並んでいたり、フォーカスはボディ背面ファインダー覗き窓の右横にあるダイアルで行なうなど独特な造りをしているあたり、とても惹かれます。そして、シッカリとした金属ボディ。

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似たようなコンセプトの舶来高級機ローライ35より使い易いんじゃないか⁉︎とも思います。

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先述のフォーカスはゾーンフォーカスで、残念ながら連動距離計は内蔵されていません。ここが惜しいところなんですがこのサイズでそこまで望んではいけないのかもしれませんね。

そこで、実用うんぬんとは別に見た目お遊びで、単体の距離計を載っけてみましたよ。

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2022年8月24日 (水)

猛暑日

本日水曜日は、我楽多屋の定休日です。よろしくお願い申し上げます。

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二代目の「先週撮ったもの行ったとこ」は、お台場海浜公園。

先週もお台場海浜公園でした。というか、今日の画像も先週分と同じ日に撮ったものです…。

暑い日の夕方でしたが、みんな元気だなぁ~と思って撮りました。

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