ASAHI PENTAX
旭光学のペンタプリズム内蔵一眼レフの初号機は、1957年登場の「アサヒペンタックス」というネームで登場しました。
次のモデルからは、アサヒペンタックスの後に「K」「S2」や「SP」などの機種名が付くようになったので、「アサヒペンタックス」はブランドネームのような扱いになり、初号機は便宜上「AP」という通称が与えられた~という感じなのです。
ブランドネームとしての扱いは1976年頃まで続きます。下の画像のように1976年登場の「ME」には、「PENTAX」の刻印の上に「ASAHI」の文字とともにAOCOマークも記されていますが、1979年登場の「ME Super」では「PENTAX」だけになってしまいます。
後には社名自体がペンタックスに変わります。今はリコーのブランド名になってしまいましたが。
このことについては、ずいぶんの前のブログでも書きました→https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/2013/09/aoco-70d8.html
さて、昨年末から話題になっているペンタックスのフィルムプロジェクト。マニア間ではフィルムカメラ復活を熱望する声とともに、「PENTAX」の上に「ASAHI」やAOCOマークの復活を望む声が既に出ているようですね。
まさか「PENTAX」の上に「RICOH」って書いてないといいんですけどね…。
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