聖火採火式
お客さんから教えてもらった話です。
先日、東京オリンピックへ向けてギリシャ・オリンピアで聖火の採火式が行われて、そのシーンがテレビでも放送されました。
その時、トーチの先端にフィルムのようなものが付いていた!というのです。
私もその映像を見ていましたが全然気付かなったので、改めて映像を見てみました。
確かに、パーフォレーションのあるフィルムのようなものがトーチの先に付いていて、太陽光を放物面鏡で集光した熱によって、そのフィルムが発火する光景が映っていました。
YouTube: The Lighting of the Olympic Flame | Tokyo 2020
教えてくださったお客さんはこんなことも言われています。「トーチに取り付けられた燃焼材には35mmフィルムが使われているように見えました。昔のフィルムには強燃性の材料が使われ、火災の原因にもなったと聞いたことがあります。前向きにとらえれば、適材適所ですが、モノクロのポジフィルムに記録された映像が貴重なものなら、もったいない気もします。」と。
さらに改めてよく映像を見ると、フィルムは現像後で何かが映っているようなんですよね。気になります。
ところで、このような採火方法は4年ごと毎回、フィルムを使っているんでしょうか?
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