「多分」から「っぽい」に
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もう半月ほど前になります~Facebookページにはアップした、多分…キヤノンのセレナー50mm/f1.9と思われるレンズ。
その形状とスペックからセレナーであろうと判断しているのですが、値札にも「多分」って書き込んでいます。
この個体のムムムッと思う点は、本来であればレンズ名やスペックが刻印されている名板が真っ黒なんです。でも、もともと刻印されていた文字を塗りつぶしたとか、いい加減に削ってしまった形跡が無くて、綺麗に無地の名板がハメられているのです。
ライカボディにセレナーを付けて持ち歩くことに抵抗を感じたライカユーザーが、手間を掛けて細工したものなのかなぁ~なんて思っていました。
が、先日常連さんから貴重な話を聞くことが出来ました。書籍(朝日ソノラマ刊「キヤノンレンジファインダーカメラ」233P)に記述されていることも確認しました。なんと!当時、セレナーのコピー品が製造されていたという事実があったのだそうです。
この個体がそのコピー品にあたるのかどうかは分かりませんが、「多分、セレナー」と捉えるよりも、もしかしたら万が一のコピー品の可能性も含めて「怪しいセレナーっぽいレンズ」と捉えた方が夢が広がるかもしれませんね(笑)。値札も書き換えようか!?
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