少数派極右!?
カメラのファインダー覗き窓って、ほとんどのカメラで背面上方の中央か、それより左寄りまたは左端にあるものです。
これがどういう理由からなのか正確には分かりませんが、一つの理由として、ボディ上方右寄りにはフィルム巻上げノブやレバー、それにまつわる機構、シャッターボタンなどが存在するパターンが多いからだと思います。多分、そういう物理的制約のような気がします。
また、左寄りにあった方が覗きやすいから~という理由は多分ないと思います。何故なら、ファインダー窓って、右目で覗く人もいれば、左目で覗く人もいらっしゃいますし。これについては、どっちの目で覗いた方が良い~という絶対的な理由もないはずだから。
でもカメラの中には、巻上げがボディの下にあったり、シャッターボタンはボディ前面にあったりするカメラもあるわけで、そういう制約が無いカメラでも、ファインダー覗き窓は中央か、それより左寄りにあるのがほとんど。これは、統一的な意味で倣っているんでしょう。
が!このカメラは背面右端に覗き窓がある珍しいパターン。「バルダマチックⅢ」というカメラ。
特に言われなければ、気にならない人も多いかもしれませんが、かなり珍しいパターンです。当然物理的な制約で、巻上げは底面にあり、シャッターボタンは前面にあります。
謎なのは、このカメラのバリエーションには、ファインダー窓が中央寄りにあるカメラも存在していること…。あぁ~ややこしい(笑)。
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