我楽多屋で買った    モノ・マガジン

Powered by Six Apart

« 少数派極右!? | メイン | 仮想敵はライカMモノクローム »

2015年6月28日 (日)

裏蓋開けるの

先日、最近よくご来店いただく若いお客さんに、「このカメラはどうやって裏蓋を開けるんですか?」と聞かれて、正直きょとんとしてしまった私。

Dscf5042_1280x960

ペンタックスSPの裏蓋は、巻き戻しクランクを引き上げると開きます。

操作方法が分からない場合は無理をせずに、こうやって聞いていただけることは非常に嬉しいことなんですが、我々の世代にとって裏蓋を開ける方法といえば、巻き戻しクランクを引き上げる方法が一番ポピュラーだと私は思っていましたし、多分、他の方もそうだと思います。

他にも裏蓋を開ける方法としては、ボディ側面下端にある爪を引く方法も多いですよね、多分、この方法の方が古めのカメラ。

Dscf5043_1280x960

それから、コンパクトカメラやプラスティックボディの一眼レフなどには、明らかにそれ用のレバーが付いているものもあります。

Dscf5045_1280x960

クランク引き上げと合わせて、この3種類がポピュラーな方法だと思います。

さて、今回のこのお客さん。お若いし、フィルカメラ歴が短いのも知っているのですが、現像も自分でやられているようだから、一番ポピュラーと思われる方法をご存知なかったのが、わたし的には意外だったのできょとんとしたのです。

聞くと、「自分が今まで使ったのは、どれも爪を引くタイプだったので…」とのこと。ということは、より古いカメラばかりだったということ。それはそれでマニアック!!

ついでにお願いしておきますと、時々いらっしゃるんですよね...。巻き戻しクランクを引き上げて裏蓋を開けるカメラではないのに無理に引っ張って開けようとしている人が~。見ていると、壊されてしまいそうなのでお声掛けしいていますが、操作方法が分からなかったら無理な操作はやめて聞いてください。お願いします。

 

*アローカメラ&我楽多屋のFacebookページ(http://www.facebook.com/arrowcamera)、買取名人について語るブログ「日々買取名人学」(https://camera-kaukau.lekumo.biz/dailymeijin/)も合わせてご覧いただけると嬉しいです。