肌色
クレヨンや色鉛筆、絵の具などで「肌色」と呼ばれる色味が、別の名称で呼ばれるようになった経緯を考えると、この話題を取り扱うことにちょっとためらいもあります、、、
もし、このフィルムも現在だったら、「ママ撮って 肌色」という商品名にはなっていないでしょうね。
ちなみに、ウィキペディアによれば、2000年前後から文具メーカーは「肌色」という呼称をやめるようになり、2005~2006年にはすべてのクレヨンなどで使用をやめたらしいです。
このフィルムの使用期限は2003年8月。ということは、その2年くらい前に製造されているはず。
コニカ・フィルムの銘柄の歴史をキッチリと調査できていませんが、この「ママ撮って 肌色」の前には、単に「ママ撮って」という銘柄があり、これの後には「素肌美人」、「ほっぺにチュッ」という、どれも子供の肌色の再現にこだわったフィルムを販売しています。
ただ、フィルムに関して言えばクレヨンなどと違って、特定の色を差して「肌色」と言ってるわけでは無くて、実際の肌の色を忠実に再現する~と捉えれば何にも気にするところではないのだと思いますが。。。
いやいやこのパッケージ、「肌色」の文字の地が「肌色」、いや「うすだいだい」に塗られているので、やはり気になってしまいますね。。。
*アローカメラ&我楽多屋のFacebookページ(http://www.facebook.com/arrowcamera)、買取名人について語るブログ「日々買取名人学」(https://camera-kaukau.lekumo.biz/dailymeijin/)も合わせてご覧いただけると嬉しいです。