フード病+貫禄志向の重症患者
「オリンパス35」というカメラ、そのコンパクトさ・シンプルさ・カッチリ感が理由で好きなカメラの一つです。
今回は、専用の革ケースのストラップに付いていた小さなフードケースから出て来た、純正フードにやられてしまいました!
「フード病」という言葉がこの業界にはあるくらいですから、凝ったデザインのフードや、純正フードに異常な有難みを感じてしまう人種がいるのも事実なんです。
フード病の過去の症例はこちらでどうぞ。
- https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/2015/01/post-a153.html
- https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/2009/08/post-170a.html
が、このフードはご覧のように、言ってしまえば単純な金属の輪っかに過ぎないのですけどね、、、そのシンプルさが潔い。
カブセ式なので、僅かな切り込みが入っているだけ。でも、小さな刻印で「OLYNPUS35」だけは主張しています。
そして、この個体の貫禄加減がいい!!
と~、この記事を打ち込んでいるその時に常連さんからメールが届きました。発信者は数日前、Facebookページにお客さんカメラ画像をアップさせていただいたSさんです。
あの時にお買上げいただいたフードに偽貫禄加工を施されたとの報告でした。
*アローカメラ&我楽多屋のFacebookページ(http://www.facebook.com/arrowcamera)、買取名人について語るブログ「日々買取名人学」(https://camera-kaukau.lekumo.biz/dailymeijin/)も合わせてご覧いただけると嬉しいです。