我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2014年1月

2014年1月31日 (金)

えっ!かさ上げ!?

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レンジファインダー・ニコン、SP/S3用のカメラケース、上側だけです。

今回、上側しかないので、これだけで話を進めます、すみません。

上の画像、何で定規を当てているのかというと、ケースの内側、この定規の位置あたりから上側は、上げ底じゃないなぁ、上げ蓋?みたいになっていて、クッションを詰めて成形された状態になっているのです。

随分と無駄なスペースの様な気がしますよね。ケース自体の高さがふた回りくらい高くなってしまってるわけです。

ここにないのですが、ケースの底側も実は分厚いんです。

底ケースって、カメラの三脚穴にねじ込んでケースを固定するネジが飛び出しているのが普通なんですが、ニコンSP/S3用底ケースって、ネジのある中央部分は窪んでるけど、その両サイドはえらく出っ張っているんですよね。ここでも、カメラの底面から15㎜くらいは優に出ている。

こういうケースの作りって、カメラが高級品の時代に大切なカメラを万が一の落下から保護するためだったんでしょうか、または、ケース自体を大きく立派に見せるためだったんでしょうか。両方かもしれませんけど。

 

*アローカメラ&我楽多屋のfacebookページ(http://www.facebook.com/arrowcamera)、買取名人について語るブログ「日々買取名人学」(https://camera-kaukau.lekumo.biz/dailymeijin/)も合わせてご覧いただけると嬉しいです。

2014年1月30日 (木)

シャッターレリーズ系

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「先人の知恵」と言うほどでもないのかな。。。

ボディを至ってシンプルに作った以上、セルフタイマーや、スローシャッターを装備していない。それでも、それが必要になるならば、外付で対応してしまおう~というアクセサリーたち。

上の1枚目の画像は、セルフタイマーの「APDOO」。

セルフタイマーは、ライカに限らず見掛けるアクセサリーですが、これは「さすがライカ!」と私は思っています。デザインは好みがあるにしても、質が違います。とても高質感。でも、これはボチボチ見掛けるライカアクセサリーではあります。

2枚目の画像は、スロースピードアタッチメントの「HEBOO」。こちらはかなりなレアものと思います。

最初、これもセルフタイマーかと思ったんですが、操作してみると、1秒ほどで作動し終わっちゃうのでずいぶん忙しない~というか、使い道ないよなぁ~、壊れてんのか?と思ってしまいました。

が、これはスローシャッターが付いていないカメラで、1秒および1/2,1/4,1/8秒のシャッターを切るためのアクセサリーでした。

カメラのシャッタースピードをZ(B)にセットした上で、ボタンを押すと、設定した時間だけシャッターボタンを押してくれるわけです。

一瞬ですが、動画もアップしましたよ。1秒に設定した時のもの、レンズマウント部から見えるシャッター幕にも注目。

ライカ・スロースピードアタッチメント「HEBOO」
YouTube: ライカ・スロースピードアタッチメント「HEBOO」

 

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2014年1月29日 (水)

この出入口の海抜は〇〇m

本日水曜日は、アローカメラ&我楽多屋とも定休日となっておりますので、よろしくお願い申し上げます。

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二代目の「先週撮ったもの行ったとこ」。

実は先週に限らず、最近、地下鉄の出入口で気付いたら撮るようにしているのが、この掲示板。

「この出入口は海抜〇〇m」ってやつ。

路線図や、地図(平面図)を見ているだけでは分からない、不思議な高低を知ることが出来ます。

撮り始めたきっかけは、門前仲町駅でたった0.5mにビックリしたこと。四谷三丁目駅は34.1mもあります。銀座駅はたくさんある出口の中、同じ銀座四丁目交差点でも角によって0.1~0.2mの差があったりします。

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2014年1月28日 (火)

毛糸

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フィルム室の遮光について、カメラを利用する側としては、遮光されていて当然と思っています。そりゃ、フィルムが光線かぶりしちゃ困ります。

ただ、中古カメラを扱う場合には、この遮光材が劣化していてベトベトになって嫌な思いをしたり、劣化で遮光の役目を果たさなくなっていて困ることもありますが、これもご愛嬌、おおらかに捉えていないと、それこそイライラするだけです。

今では、モルトプレーンと言って、スポンジのような素材を自分で切って貼れる(最初から細く切られているものもあるようです)ように、売られていたりもします。もちろん修理屋さんでお願いすることも出来ますし。

ただ、カメラを作る段階で、製造者の皆さんは遮光についていろいろと苦労されていることなんだと思います。

まぁ、無理矢理的な前置きをしてみましたが、何を言いたかったのか、、、リコーフレックスの毛糸的素材の遮光材をお見せしたかっただけなのです、実は。

上の画像を見てください。青い毛糸状のものが裏蓋の縁に貼られていますよね!これ、後から施されたものじゃなくて、最初からこれで出荷されていたようです。

昭和20年代半ば「4畳半メーカー」と呼ばれる小さなカメラメーカーがたくさんあった時代。二眼レフの名称の頭文字には、アルファベットの「A」から「Z」まで全部揃っていた~なんて言われたりします。

さすがにリコーさんの場合は違うでしょうけども、お茶の間のような場所で、毛糸を貼っている作業風景を連想してしまいました。

 

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2014年1月27日 (月)

大学1年生のデジイチに

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数年前から我楽多屋にご来店いただいている若人。現在は大学1年生。

彼の提げている~いや、持っているニコンのデジタル一眼の液晶に何か細工されているのがチラリチラリと見えて気になりました。

聞くと、液晶画面は無いものと思って撮影したいので、紙(これがトランプのジョーカーであるのがなんか憎い)を挟んでいるのだという。

フィルムカメラを提げている~いや、持っていることも多い彼なんですが、デジタルの時にはそういう決め事をされているのだそうです。

さて、先程から、「提げている」を「持っている」に訂正しているのは、彼のもう一つのこだわりが、ストラップを付けずに持ち歩くことらしいからなのです。私はどんなことでも「俺流」ってアリだと思います。

今、貯めたお金で最初のライカを入手しようと検討しているそうなので、三共カメラさんを紹介させていただきました。いいライカに巡り合えると良いのだけど。

 

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2014年1月26日 (日)

リコーさんの

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上の画像は、1953年に発売された理研光学工業(株)製のRICOLET(リコレット)という名前のカメラに、RIKEN(リケン)という名前のシャッターが装備されていて、RICOH ANASTIGMAT(リコーアナスチグマット)という名前のレンズが付いている様子です。

え~っ、なんかややこしいなぁと思いつつも、日本光学工業(株)製のニコマートというカメラにニッコールというレンズが付いてんのと大して変わらないのか。。。!?と思ったけど、いや違う。

このリコレットの後に、リケン35というカメラが出て、直後にリコー35って名前に改名されてる。

レンズ名も理研光学工業製の当時のカメラには、リコマットとかリケノンとかある。。。

やっぱややこしい。

 

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2014年1月25日 (土)

カメラ提供意思表示カード

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ついにベールを脱ぎます!って大袈裟!?

買取りアローカメラの新企画「カメラ提供意思表示カード」。

縁起でもない。。。と言われてしまうかもしれませんが、万が一、自分に何かあった時に、残されたカメラやレンズがどうなるか。。。考えたことありますか???

私どもは、カメラの売り買いを商いにしていますので、当然、いろいろなカメラを売り買いしていかないことにはいけません。

だから、思いついたこのカードではありますが、特に古いフィルムカメラは、マニア間で大切に維持していかないといけない文化遺産みたいなものだとも思うのです。

そのためには、私ども専門業者が積極的に仲立ちになって維持していくことも大事である~という発想から思いついたカードでもあるのです。

カードの詳細は、こちらをご覧ください。→ https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/donorcard.html

まず、店頭での申込み発行を本日から開始します。ご賛同いただけた方、お手数ですが、ご来店のほどお待ちしております。

*ご遠方の方はお電話にてお問合せください。お申込み手順をご案内させていただきます。Tel 0120-811-698

 

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2014年1月24日 (金)

スマホ de チェキ

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火曜日話題にした富士フイルムさんの新聞広告の下の方にも、新製品案内で紹介されていましたが、2月半ばに、スマートフォンで撮った画像をアプリで送って、その場でチェキフィルムにプリント出来る「スマートフォン用プリンター『スマホdeチェキ』」が出るそうです。

上の画像はそれではなくて、今から10年ちょっと前に売られていた「チェキプリンターNP-1」(2003年発売)ってモデルです。これは、携帯電話と赤外線通信してチェキフィルムにプリントする仕組みでした。

実は「スマホdeチェキ」ってのが販売される~というニュースを知る直前に、自宅の引き出しに仕舞い込んでいた、この「NP-1」を久々に取り出して「今さら使わないよなぁ~」と眺めていたのでした。

当時は携帯電話のカメラの性能がそれほど良くなかったですからねぇ、イマイチの感もありましたが、最近のスマートフォンの高性能を考えると、今度のは使えるかもしれませんね!

で、私も早速入手しようかと思い、ヨドバシドットコムをチェックしたら、19,800円で予約受付中。数ヶ月前に気になって断念した、チェキの新型カメラとほぼ同額。さぁ、どうしましょうかね…。

 

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明日は「がらくた市」

明日25日(土)は、今年最初のがらくた市。

「がらくた市」は、今年も「シドニー」の愛称でお願い申し上げます。

毎月第4土曜日午後2時から全品1割引きサービスを行なうことから、「4」「土」「2」を読んで「シドニー」です。ちょうどシドニーオリンピックが開催される年から始めたので、「がらくた市」の愛称を「シドニー」にしたのです。

さて、年が明けてリスボンへ行かれていた長徳先生もご帰国されております。いつものように午後2時半からは、楽しいトークショーも行いますのでお楽しみに。

それから、買取りのアローカメラの新企画「カメラ提供意思表示カード」のプレ発行を行なう予定です。

いつものように、当日のタイムスケジュールを。

  • 午前10時  : 開店
  • 午後2時    : 全品1割引サービス開始
  • 午後2時半~  : 田中長徳先生トークショー開始(終了予定は午後4時)
  • 午後7時    : 閉店
  • トークショーは、我楽多屋店内での立ち話し立ち聞き状態の1時間半です。その間、店内での買い物がしづらくなりますのでご了承ください。

2014年1月23日 (木)

斜に構えてる・・・

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これ、なんてことのない「SIGMA」のキャップで片付けてはいけませんよ。

普通、両サイドのツマミ部分に対して、ブランド名は水平に記されているもの。これは、SIGMAに限ったことではなくて、まずどこのブランドでも。

ところが画像のキャップは、両サイドのツマミを結ぶラインに対して、45°くらい斜めちゃってます。

ズレただけだろう?と思って、よーく見ましたが、キャップ自体がズレるような作りはされていないので、誤って斜め位置に記されてしまった欠陥品かと。。。

世には出ちゃいけなかったモノだと思います。

そして、これも斜めっちゃってるんです(下の画像)。SIGMAブランド名入りのニコンFマウント用ボディキャップ。

ボディマウントの指標に合わせてから、反時計回りに回転させてシッカリ装着しようとすると、無性に固くて回しきれなくて、こんな斜めの位置で止まってしまいます。MFボディでもAFボディでも同じ。

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ボディキャップの方は製造工程上のバラつきの範疇のような気もしますが、こんな偶然もあるんですね。斜に構えちゃってるキャップが時を同じくして出て来るって。

 

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